2015春ドラマあらすじ一挙紹介　今クールの注目作は？

月曜日

『ようこそ、わが家へ』4月13日スタート（毎週月曜よる9時、フジテレビ系）／相葉雅紀、沢尻エリカ、有村架純、寺尾聰

相葉雅紀にとって初の月9主演となる同作は、直木賞作家・池井戸潤の同名人気小説が原作。相葉演じる売れない商業デザイナーの主人公・倉田健太とその家族が、ストーカーの恐怖と企業の謀略に立ち向かっていく姿が描かれる。前クール『デート～恋とはどんなものかしら～』で3作品ぶりに恋愛ものとなった月9だが、4月期は“月9史上初”のサスペンスタッチのホームドラマとなる。

＜第1話あらすじ＞
とある郊外の一軒家に暮らしている倉田一家。長男の健太（相葉雅紀）、父親の太一（寺尾聰）、長女の七菜（有村架純）、母親の珪子（南果歩）の家族4人は、幸せとは言い切れないが不幸せではない、平凡な家族の日々を過ごしていた。しかしそれは突然、終わりを告げた。ある日のこと、健太は駅のホームで割り込み乗車をしようとした男を注意し、そこにたまたま居合わせた神取明日香（沢尻エリカ）から「とても立派だったと思います」と声をかけられた。誇らしさが込み上げる健太だが、注意された男は、なんと健太を尾行してきて…。

火曜日

『戦う！書店ガール』4月14日スタート（毎週火曜よる10時、関西テレビ・フジテレビ系）／渡辺麻友（AKB48）、稲森いずみ、千葉雄大、田辺誠一

AKB48の渡辺麻友、女優の稲森いずみのW主演で、碧野圭氏の人気小説をドラマ化。老舗書店「ペガサス書房」を舞台に、20代と40代の働く女性が、世代間ギャップや境遇の違いから互いにぶつかり合いながらも、仕事や恋の困難に果敢に挑み乗り越え、成長していく姿を描くウーマンライフドラマ。渡辺は、ゴールデン・プライム帯で連ドラ主演を務めるのは今回が初となる。

＜第1話あらすじ＞
西岡理子（稲森いずみ）が副店長を務めるペガサス書房の吉祥寺店に、北村亜紀（渡辺麻友）と三田（千葉雄大）が異動してきた。本をこよなく愛し、相手が誰であろうとハッキリ意見を述べる性格の亜紀は、初出勤当日、希望していた児童書担当に配属されなかったため、理子に猛抗議をする。そんなある日、亜紀は来店客の言葉をヒントに、POPを使ってもっと本をアピールすべきだと訴えるが、なるべくPOPを置かないのが店の方針だと理子に断固反対されてしまい…。

『マザー･ゲーム～彼女たちの階級～』4月14日スタート（毎週火曜日よる10時、TBS系）／木村文乃、長谷川京子、貫地谷しほり、檀れい

同作は、名門幼稚園を舞台に子育てに励む母親たち、現代を生きる女たちの友情を描く痛快なヒューマンドラマ。連ドラ初主演の木村文乃がバツイチ・シングルマザー・低所得という名門幼稚園に似つかわしくないヒロイン・蒲原希子を演じ、裕福なセレブママ役には長谷川京子・貫地谷しほり・安達祐実そして檀れいという錚々たる女優陣が顔を揃える。

＜第1話あらすじ＞
バツイチ・シングルマザーの蒲原希子（木村文乃）は、弁当屋を立ち上げるため祖父・徹治の家に移り住み多忙な毎日を送っていた。5歳になる息子・陽斗（横山歩）を保育園に預けなければ仕事ができない状態だったが、保育園待機児童に相談するも、すぐ入園させることはできないと言われてしまう。そんな中、ひょんなことから奈良岡フミ（室井滋）が園長を務める幼稚園に入園が決まる。しかし、そこは、富裕層が集まる名門幼稚園だった。

水曜日

『Dr.倫太郎』4月15日スタート（毎週水曜よる10時、日本テレビ系）／堺雅人、蒼井優、吉瀬美智子、小日向文世

堺雅人にとって、日本テレビ系連ドラ初主演となる同作。現代社会の心の闇を鋭くえぐる、笑いあり、涙あり、恋愛ありの、大人のエンターテインメントドラマで、堺は鋭い洞察力と直観力で徹底的に相手の心に寄り添い、奥底から心を解きほぐすスーパー精神科医・日野倫太郎を演じる。脚本は「ドクターX ～外科医・大門未知子～」（テレビ朝日）、「花子とアン」（NHK）の中園ミホ氏、演出は「Mother」「Woman」（日本テレビ）の水田伸生氏が担当する。

＜第1話あらすじ＞
日野倫太郎（堺雅人）は、ある大学病院に勤める精神科医。患者に寄り添って話を聞き、病んだ心を解きほぐすその手腕は天才的で、大物政治家をはじめとしたセレブリティも多い。そんなある日、倫太郎は、理事長の円能寺ら病院幹部との会食で新橋の料亭に行くことになる。円能寺は倫太郎に、教授にならないかと持ちかける。患者の診察を優先したい倫太郎は、円能寺の申し出を断ろうとするが…。

『心がポキッとね』4月15日第2話放送（毎週水曜日よる10時、フジテレビ系）／阿部サダヲ、水原希子、藤木直人、山口智子

同ドラマは阿部サダヲにとって『マルモのおきて』（フジテレビ系）以来、4年ぶりとなる自身2作目の民放連ドラ主演作で、“キレちゃった男”“ストーカー女”“悩めない男”“いい歳して自分探し女”が繰り広げる病んでるオトナのラブコメディー。脚本家は岡田惠和氏、監督は宮本理江子氏で、『最後から二番目の恋』を手がけたコンビが、奇想天外に絡み合う人間関係を軸に、人と人とが心の奥深くでつながる関係を模索する姿を、軽やかに明るく、ブラックユーモアを交えて描き出す。

＜第2話あらすじ＞
ひょんなきっかけから、小島春太（阿部サダヲ）、元妻の鴨田静（山口智子）、静の恋人の大竹心（藤木直人）、心を神とあがめる葉山みやこ（水原希子）の奇妙な同居生活がスタート。元妻・静と久々の再会を果たした春太だったが、別人になり切っている静に合わせ、初対面を装い続けた。一方、みやこからは、心を思うあまり暴走しそうだから、「そんな自分を見張ってくれ」と頼まれてしまい…。

木曜日

『アイムホーム』4月16日スタート（毎週木曜日よる9時、テレビ朝日系）／木村拓哉、上戸彩、水野美紀、西田敏行

木村拓哉にとって、テレビ朝日系連ドラ初主演となる同作。ある爆発事故によってこん睡状態に陥り、目が覚めたときには直近5年間の記憶が曖昧、かつ妻と息子の顔が仮面を被ったように見えてしまう男・家路久（木村）が、手元に残された10本の鍵の束を元に、その謎を探っていくミステリーホームドラマで、妻役はドラマ初共演の上戸彩が務める。

＜第1話あらすじ＞
爆発事故に巻き込まれ奇跡的に生還した家路久（木村拓哉）は、その影響で直近5年ほどの記憶が曖昧になってしまう。彼に残ったものは、おぼろげな過去の記憶と謎の10本の鍵束だけ。エリート証券マンから一転、閑職セクションに追いやられた久。妻の恵（上戸彩）と息子・良雄（高橋來）と暮らす家に帰るも、なぜか2人の顔が仮面に見えてしまう。

『ヤメゴク～ヤクザやめて頂きます～』4月16日スタート（毎週木曜よる9時、TBS系）／大島優子、北村一輝、勝地涼、遠藤憲一

大島優子にとって連ドラ初主演となる同作。警視庁組織犯罪対策部内を舞台に、ヤクザ社会から抜け出したい、やめたいのに就職先が見つからないなど「暴力団離脱者相談電話」通称“足抜けコール”へ舞い込むさまざまな相談・依頼を、大島演じる相談員で主人公の永光麦秋（ながみつ・ばくしゅう）が解決していく新しい警察ドラマ。演出は堤幸彦氏が手がけている。

＜第1話あらすじ＞
永光麦秋（大島優子）は、警視庁組織犯罪対策部（＝マル暴）第三課に設置された暴力団離脱者電話相談室、通称“足抜けコール”担当の警察官。“足抜けコール”に連絡を寄せてきた暴力団離脱希望者の離脱を妨害しようとする人物から念書（離脱承諾書）をとるのが主な仕事で、離脱後は職業の斡旋も行っていた。しかし、本来は離脱希望者から足抜けの事情を電話で聞き、意思確認するまでが“足抜けコール”の担当で、それ以降は暴追センターの仕事。麦秋はいつも暴追センターの仕事を奪い、マル暴を困らせていた。

『医師たちの恋愛事情』4月16日第2話放送（毎週木曜よる10時、フジテレビ系）／斎藤工、石田ゆり子、相武紗季、生瀬勝久

同作は大学病院を舞台に、さまざまな問題を抱えた医師たちの姿を描く「医療ドラマ」と「恋愛ドラマ」が融合した新しい形のラブストーリー。フジテレビ系連ドラ初主演の斎藤工は、365日・24時間、患者を救うことだけを考える心優しい性格で、利益と権威を第一とする大学病院の体制に反発する正義感の強い熱血外科医・守田春樹を演じる。

＜第2話あらすじ＞
ひょんなきっかけから、出会った千鶴（石田ゆり子）の勤める江洋医科大学附属病院に赴任してきた春樹（斎藤工）。大学病院の体制に慣れないでいた春樹だったが、千鶴にだけは少し違った感情を抱いていた。そんな中、千鶴が担当だった患者が亡くなってしまう。死にショックを受けている千鶴を、春樹は抱きしめるが、その姿を宗太郎（平山浩行）が目撃し…。

金曜日

『アルジャーノンに花束を』4月17日第2話放送（毎週金曜よる10時、TBS系）／山下智久、栗山千明、窪田正孝、草刈民代

同作は1960年ヒューゴー賞中篇小説部門や、1966年ネビュラ賞長篇小説部門を受賞しているほか、これまでに三度の映画化や舞台化、国内でのテレビドラマ化もされたダニエル・キイス著の同名小説が原作。舞台を半世紀前のアメリカから現代の日本に移し、超知能を手に入れた青年の喜びと孤独を通して見つめる、人間の心の真実を知る物語を描く。28歳だが、知能は幼児並みという精神遅滞者の主人公・白鳥咲人を山下智久が演じ、『高校教師』『明日、ママがいない』などの作家・野島伸司氏が脚本監修を手がける。

＜第2話あらすじ＞
知能を飛躍的に向上させる研究を行っている蜂須賀（石丸幹二）ら研究チームは、ねずみのアルジャーノンを使った実験成果に自信を持つが、次のステップとなる、人体への臨床試験へ協力してくれる被験者を探していた。遥香（栗山千明）は蜂須賀の手助けをしたいという一心から、白鳥咲人（山下智久）の存在を蜂須賀に伝える。一方、梨央（谷村美月）と舞（大政絢）から連絡をもらった咲人と、柳川（窪田正孝）、檜山（工藤阿須加）は、ひょんなことから遊園地でデートをすることになり…。

『天使と悪魔―未解決事件匿名交渉課―』4月17日第2話放送（毎週金曜よる11時15分、テレビ朝日系）／剛力彩芽、渡部篤郎、長谷川朝晴、宇崎竜童

同作は、人を信じることしかできない天使のような新人警察官・蒔田ヒカリ（剛力彩芽）と、誰も信じない謎の天才弁護士・茶島龍之介（渡部篤郎）の2人が「司法取引」という“禁断の交渉”を使って未解決事件の再捜査に挑む本格オリジナル捜査エンターテインメント。このほか、宇崎竜童、長谷川朝晴、荒川良々ら実力派キャストが脇を固める。

＜第2話あらすじ＞
ヒカリ（剛力彩芽）と茶島（渡部篤郎）は、3年前、目撃証言が多数あるにも関わらず、迷宮入りした謎の入院患者刺殺事件の再調査を開始。様々な病院関係者に接触するも、第一発見者の看護師・郁子は行方不明となっていた。やがて、茶島は極秘裏に“二重の司法取引"を駆使。そこには、ヒカリをぼう然とさせる事件の真相が隠されていた。

『不便な便利屋』4月17日第2話放送（毎週金曜深夜0時12分、テレビ東京系）／岡田将生、鈴木浩介、森山栄治、遠藤憲一

同作は、極寒・北海道の名も無き田舎町で“便利屋”を営む3人の男たちをコミカルに描いたストーリー。同局ドラマ初出演にして主演を務める岡田将生は、吹雪の日に便利屋に迷い込んだ若き脚本家・竹山純役。脚本＆監督は、北海道の人気バラエティー番組「水曜どうでしょう」の企画＆出演者の鈴井貴之が務める。

＜第2話あらすじ＞
財布と携帯電話をなくし、名も無き町で身動きが取れなくなっている竹山純（岡田将生）は、偶然知り合った梅本聡一（遠藤憲一）、松井英夫（鈴木浩介）の便利屋をなぜか手伝うことになっていた。そんな中、社長令嬢を誘拐した謎の組織から依頼を受けたという梅本の話を耳にした竹山。さらに、失くしたリュックを探してもらうため、駐在所へ行くと東京で起きた誘拐事件の手配書を発見する。事件と梅本らの関連性を疑う竹山は、小森巡査（森崎博之）と共に2人の尾行を始めるが…。

土曜日

『ドS刑事』4月18日第2話放送（毎週土曜よる9時、日本テレビ系）／多部未華子、大倉忠義（関ジャニ∞）、吉田羊、岸本加世子

同作は究極のドSキャラ女刑事・黒井マヤ（多部未華子）と、まじめだけどおっちょこちょいな巡査・代官山修介（大倉忠義）が繰り広げる痛快ポリスコメディー。主演の多部が、役作りのため映画『レオン』のマチルダ風ボブにヘアチェンジするなどし、注目を集めている。

＜第2話あらすじ＞
ある日、アパートに火炎瓶が投げ込まれ、1組のカップルが焼死する事件が発生。死亡した男が以前所属していた暴力団のメンバーとトラブルを抱えていたことから、怨恨の線で捜査が進められるが、死亡した女の遺体のある点に着目したマヤ（多部未華子）は、彼女が福本（ダンカン）という男が主催する婚活パーティーに参加していた情報を掴む。独自に捜査を開始したマヤは、ボーリング合コンに代官山修介（大倉忠義）ととにも潜入し…。

『She』4月18日スタート（毎週土曜よる23時40分、フジテレビ系）／松岡茉優、中条あやみ、竹富聖花、森川葵

同作は、フジテレビの土曜よる11時台の新ドラマ枠第1弾。主演は女優の松岡茉優で、『テラスハウス』『ファースト・クラス』など話題作を打ち出してきたフジテレビ編成部の太田大氏が企画を担当。“主人公不在”の実験的スタイルをとったドラマとして、早くも話題を呼んでいる。

＜第1話あらすじ＞
ある朝“学年で一番の美女”荻原あづさ（中条あやみ）が、こつ然と姿を消した。彼女の一番の親友でジャーナリスト志望のクールな才女・西澤涼子（松岡茉優）が、失踪の理由とその裏に潜む真実に近づいていこうとする。さらに彼女とトップ争いをしていた学年のクイーン山本沙綾（竹富聖花）、同じバドミントン部に所属していた上位グループの底辺・江藤美百合（清水くるみ）、また彼女たちと話したこともない下位グループに属する地味な奥村千里（森川葵）など、彼女の失踪によって残された4人の女子高生達の歯車が徐々に狂いだしていく。

日曜日

『天皇の料理番』4月26日スタート（毎週日曜よる9時、TBS系）／佐藤健、黒木華、小林薫、桐谷健太

大正・昭和時代の宮内省大膳頭を務めた秋山徳蔵氏の人生を描いた、直木賞作家・杉森久英氏の同名小説を原作に、何をやっても長続きしなかった片田舎のやっかい者・秋山篤蔵（佐藤健）が、西洋料理のシェフになるという途方もない夢を持ち、天皇の料理番を勤め上げるまでに成長していく姿を描く。佐藤は、TBS系連続ドラマ初主演となる。

＜第1話あらすじ＞
福井の秋山家は、父・周蔵（杉本哲太）を筆頭に、弁護士を目指す長男・周太郎（鈴木亮平）も帰郷し、希望に満ち溢れていた。唯一の心配事は、仏門に修行に入った16歳の次男・篤蔵（佐藤健）だけ。そして、その不安は的中してしまい、正月の祝いの席に「もう面倒は見切れない」と寺から破門を言い渡された篤蔵が、意識の無い状態で運び込まれてきた。

『ワイルド・ヒーローズ』4月19日スタート（毎週日曜よる10時30分、日本テレビ系）／TAKAHIRO（EXILE）、青柳翔（劇団EXILE）、岩田剛典（EXILE、三代目J Soul Brothers）、黒木啓司（EXILE）

日本テレビでは「週末の夜を豊かに彩る、ちょっと大人のエンターテインメント」をテーマにしたドラマ枠を新設。第1弾となる同作は、絆と友情、仲間愛や親子愛を、熱く激しく、明るく優しく描く、スリルと感動のアクション・エンターテインメント。ドラマ初主演のTAKAHIROが、思いがけず一人の少女を救い、なぜか裏社会に命を狙われているらしいその少女と、行動を共にすることになってしまった主人公・瀬川希一を演じる。

＜第1話あらすじ＞
転勤で十年ぶりに故郷へ戻った冴えない営業マン・希一（TAKAHIRO）は、偶然、裏社会から命を狙われている謎の少女（桜田ひより）を助ける。いきなり追われる身となった希一が頼ったのは、かつての悪ガキ仲間たち。だが、希一と彼らの間には「裏切り」という過去の深い溝が横たわっていて…。

（modelpress編集部）