AKB48“最後の1期生”峯岸みなみ卒業 初期メン集結で「迎えに来ました」<「 峯岸みなみ卒業コンサート」セットリスト>
2021.05.22 20:38
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AKB48が22日、神奈川・ぴあアリーナMMにて「17LIVE presents AKB48 15th Anniversary LIVE 峯岸みなみ卒業コンサート~桜の咲かない春はない~」を開催した。
峯岸みなみ、卒業コンサート
峯岸は、⼀昨年2019年12月8日に AKB48劇場で行われた「AKB48 劇場 14 周年特別記念公演」で卒業することを発表。2020年4月2日に卒業コンサートを行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となり開催を見合わせていた。そして、ついに卒業発表から531日目となる5月22日に卒業コンサートが開催された。
5月28日にAKB48劇場で卒業公演を行う。
小嶋真子・西野未姫ら駆けつけ初代峯岸チーム4が再結成
峯岸が一人でステージに登場すると、ソロ曲「私は私」の歌い出しでスタート。「AKB48が大好きー!」と叫ぶと、続いて初代峯岸チーム4のメンバーが続々と登場し再結成。小嶋真子、西野未姫ら卒業生も集結し、思い出の楽曲「清純フィロソフィー」「LOVE修行」を復活パフォーマンスし、盛り上げた。会場は声援代わりの桜色のスティックバルーンの音で包まれ、ステージ後方のモニターも観客が電子アプリでコメントできる機能でカラフルな文字でいっぱいになった。
峯岸は一年越しの卒コンに「本当はこのまま卒業しないんじゃないかと囁かれつつある中、まだまだ大変な状況ですが、声援とか近くに行くこととかできないことも沢山あるんですけど、きっと心は通じ合うと思うので皆さんぜひ全力で楽しんでいって下さい!」と感慨深い様子で挨拶した。
高橋みなみ・小嶋陽菜登場でノースリーブス
中盤は宮崎美穂、大家志津香とツインテール姿で、千葉恵里のバックダンサーとなって「渚のCHERRY」を歌唱したり、柏木由紀とバラード「また あなたのことを考えてた」で美声を響かせたりと、ユニット曲で魅了。「制服が邪魔をする」では大盛真歩をセンターに、ダンスナンバーからの「Begginer」では横山結衣を始めとするメンバーがソロダンスを踊ったりと後輩の魅力を引き立たせるステージも印象的だった。
さらに、1期生の小嶋陽菜と高橋みなみがサプライズで登場し、ノースリーブスが集結。「純愛のクレッシェンド」「唇触れず…」「Relax!」の3曲を披露した。
大島優子・篠田麻里子らレジェンドメンバー続々登場
ここからは峯岸の卒業を祝し、OGが続々とサプライズ降臨。「転がる石になれ」ではチームKだった秋元才加・宮澤佐江が、「Chooose me!」ではチームYJオリジナルメンバーの指原莉乃、北原里英、河西智美がステージに。指原、北原、そして現メンバーの宮崎美穂とのZONEのコピーバンドである「SONE」が復活し、「secret base~君がくれたもの~」を熱唱した。
高橋が参加した「RIVER」では「AKBー!」の第一声から観客は興奮。続けて「大声ダイヤモンド」では小嶋がセンターに立ち、現役メンバーとパフォーマンス。「上からマリコ」には篠田麻里子、「ポニーテールとシュシュ」には第一子妊娠中の板野友美が登場し、手振りだけでパフォーマンスに参加した。
前田敦子は舞台稽古中のため、動画メッセージのみとなったが、「ヘビーローテーション」が始まり、会場の期待が高まる中、大島優子も登場。冒頭「LOVE修行」のステージに実は紛れていたことを明かし、観客を驚かせる場面も。大島が提案した演出だといい、「AKBの中で1位2位を争う大好きな曲だからみーちゃんが夢を叶えさせてくれました」と参加したかったことを明かした。
峯岸みなみ、涙のスピーチ「私の人生にはAKBが必要だった」
アンコールでは、ドレス姿で登場し、スピーチ。15年間を振り返り、「応援してくれている人を悲しませちゃったりとか傷つけちゃったなというときもあるし、自分のまいた種で色んな意見を浴びたりとか、そういう機会もすごくたくさんあったんですけど、今思うとAKBに入って全く後悔はしていません。AKBに私が必要だったかはわからないけど、私の人生にはAKBが必要だったんだなと改めてこのステージに立って思いました」と涙ながらに語り、「このドレスはあのときやめてたら絶対に私のものじゃなかったと思ったら卒業の覚悟を決めるのをここまで待ってよかったなと本当に思います」と吐露し、会場は拍手に包まれた。
そして、ソロ曲「私は私」を歌った後は、卒業ソング「また会える日まで」を現役メンバーと感動の熱唱。
AKB48のデビュー曲「桜の花びらたち」では、2005年12月に共にAKB48劇場をスタートした1期生から順にステージに登場。すでに登場したOGのほか、宇佐美友紀、浦野一美、大江朝美、大島麻衣、折井あゆみ、川崎希、駒谷仁美、戸島花、成田梨紗、平嶋夏海、加弥乃、渡辺志穂と1期生も一挙に集結。卒業生31人と現役メンバー64人全員で披露し、卒業セレモニーもフィナーレへ。
折井が「私たちも最後に残した1期生、峯岸みなみを迎えに来ました」と代表して挨拶。「7人のお客さんから始まった私たちに、こんなに沢山の人が集まってくれた景色を見せてくれてありがとう」と1期生の中では末っ子キャラクターだった峯岸に感謝し、最後の1期生の卒業を華々しく祝い、「そしてAKB48も15周年おめでとうございます!バトンをつないで走ってくださった全てのメンバー、秋元先生、スタッフの皆さん、そして何より、ファンのみなさんに心より御礼申し上げます」とオリジナルメンバーとして15周年を祝った。
卒業メンバーとAKB48の未来を担う後輩を繋ぐことが「最後の1期生」である自分の務めとして、このコンサートに臨んだ峯岸。多くの卒業メンバーと現役メンバーがひとつのステージに立ち、AKB48、15年の歴史を感じさせる公演となった。
最後は現役メンバー全員と「10年桜」を披露。客席を見つめ「終わっちゃったー!みなさん、今日は会場にきてくださって、配信をみてくださって、本当にありがとうございました」と改めて挨拶し、「それではみなさん、アイドル峯岸みなみとはここでお別れですが、引き続き、AKB48と峯岸みなみをよろしくお願いします。死ぬほど幸せです!アイドルになれて良かったー!!」と大声で挨拶。峯岸ひとりステージに残り「今日の日のことを一生忘れません、みんなも忘れないでください!」と笑顔でステージを後にした。
AKB48、劇場オープン15周年
AKB48は、昨年2020年12月8日に劇場オープン15周年を迎え、今年2021年12月7日までを“AKB48 15th Anniversary Year”として活動。23日は、昼公演で、峯岸の卒業コンサートと同じく昨年から延期となっていた『AKB48チーム8全国ツアー ~47の素敵な街へ~ ファイナル神奈川県公演「真っ青な空を見上げて」』を行う。夜公演は「AKB48単独コンサート ~好きならば好きだと⾔おう~」を開催。2020年1月21日TOKYO DOME CITY HALLでの実施以来、約1年5ヶ月振りとなる単独コンサートとなる。(modelpress編集部)
出演メンバー
<チームA>入山杏奈、加藤玲奈、佐藤美波、篠崎彩奈、鈴木くるみ、田口愛佳、千葉恵里、西川怜、古川夏凪、本田そら、道枝咲、宮崎美穂、向井地美音、山根涼羽、横山由依
<チームK>
市川愛美、岡田梨奈、小林蘭、込山榛香、下口ひなな、長友彩海、永野恵、峯岸みなみ、武藤小麟、武藤十夢、茂木忍、安田叶、湯本亜美
<チームB>
岩立沙穂、大竹ひとみ、大盛真歩、大家志津香、柏木由紀、久保怜音、齋藤陽菜、佐々木優佳里、田北香世子、谷口めぐ、中西智代梨、福岡聖菜、山邊歩夢
<チーム4>
浅井七海、石綿星南、稲垣香織、大森美優、岡田奈々、蔵本美結、黒須遥香、佐藤妃星、多田京加、本間麻衣、馬嘉伶、村山彩希、山内瑞葵、吉橋柚花
<チーム8>
横山結衣、岡部麟、小栗有以、小田えりな、左伴彩佳、橋本陽菜、春本ゆき、倉野尾成美、山田杏華
セットリスト
影アナ:岡田奈々・村山彩希0.Overture
1.私は私
2.清純フィロソフィー/峯岸チーム4 峯岸・茂木・岡田奈々・村山・篠崎・岩立(OG)相笠萌・内山奈月・梅田綾乃・岡田彩花・小嶋真子・高島祐利奈・西野未姫・橋本耀・前田美月
3.LOVE修行
4.重力シンパシー
5.法定速度と優越感
6.渚のCHERRY/☆千葉・峯岸・宮崎・大家
7.逆転王子様/☆峯岸・小栗・山内
8.また あなたのことを考えてた/峯岸・柏木
9.涙の表面張力/峯岸・村山・岡田・向井地
10.制服が邪魔をする/☆大盛・峯岸・佐藤美・篠崎・長友・永野・岩立・佐々木・田北・福岡・浅井・蔵本・本間・馬嘉伶・吉橋・左伴
11.※ダンスナンバー/峯岸・田口・本田・山根・市川・岡田梨・小林・下口・武藤小・安田・湯本・中西・大森・佐藤妃・横山結・春本
12.Begginer
13.伝説の魚/峯岸・鈴木・古川・道枝・込山・大竹・齋藤・谷口・山邊・石綿・稲垣・黒須・多田・小田・橋本陽・山田
14.純愛のクレッシェンド/峯岸・小嶋陽菜・高橋みなみ
15.唇触れず…/峯岸・(OG)小嶋陽菜・高橋みなみ
16.Relax!/峯岸・(OG)小嶋陽菜・高橋みなみ
17.転がる石になれ/込山チームK+(OG)秋元才加・宮澤佐江
18.Chooose me!/峯岸・入山・加藤・横山由依+(OG)河西智美・北原里英・指原莉乃
19.secret base ~君がくれたもの~/峯岸・宮崎+(OG)北原・指原
20.RIVER/+(OG)高橋みなみ
21.大声ダイヤモンド/+(OG)小嶋陽菜
22.上からマリコ/+(OG)篠田麻里子
23.ポニーテールとシュシュ/+(OG)板野友美
24.ヘビーローテーション/+(OG)大島優子
25.希望的リフレイン
26.真夏のSounds good!
27.Everyday、カチューシャ
28.言い訳Maybe
29.夕陽を見ているか?
~アンコール~
EN1.私は私/峯岸
EN2.また会える日まで/峯岸・入山・加藤・篠崎・向井地・宮崎・横山由・込山・武藤十・茂木・岩立・大家・柏木・岡田奈々・村山
EN3.桜の花びらたち
EN4.10年桜
【Not Sponsored 記事】
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