フィッシャーズ・マサイ、メンタルを病んでいたことを明かす「マサイという人格が消えた」

2022.12.09 21:25

提供：ユーチュラ

12月9日、「フィッシャーズ」（登録者数774万人）が「マサイが壊れました。」と題する動画を公開。メンバーのマサイが、メンタルを病んでいたことを明かしました。

マサイという人格が消えた

10月の中旬ごろ、「ぶっ壊れました」と笑って報告するマサイ。カメラの撮影の仕方を忘れ、文章も何度も読み直さないと理解できなくなったといい、声をかけられても話の内容が理解できなくなってしまったのだとか。「マサイという人格が消えた」「俺ってどういう人なんだっけ？」という状況に陥ってしまったそうです。

マサイはYouTube活動について「今の俺のスタイルのまま、10年後同じ感じで活動し続けるってできるのかな？」と、自身の能力に疑問を持っていたそう。自分がやらかした失敗をメンバーに「謝りきれてない」という気持ちもあったそうです。

今年6月、フィッシャーズは「アラームをつくれ！」という企画を公開しました。その中でマサイが作った曲が注目を集め、11月に「睡魔」として配信リリースされることになりました。楽曲制作にあたってマサイは歌や作曲はもちろん、アレンジやトラックメイクなど全てを担当するなど、その才能を発揮しました。

ところが当のマサイは、「俺そういう人じゃねえし」と音楽で注目を集めたのを喜ばないどころか、メンバーから天狗になっていると思われているのでは？と不安を感じていたのだとか。マサイは、自分にはYouTuberとしての基礎的な力がないと感じているらしく、「急にこう、自分だけの技術で光っちゃったもんだから、悩んだよね」と吐露します。また、睡魔のMVが予定を遅れて公開することになってしまったため、マサイはメンバーに引け目を感じていたようです。

そうしたことの積み重ねに加え、マサイ自身の家庭の問題もあったのだとか。家庭の問題についてはこの動画でも詳細を語っていませんが、メンバーにも相談できない中、

俺がこのチームからいなくなったら、みんな幸せになれんじゃねぇか

とまで考え、「ダークマサイ」になってしまったそうです。当時は風呂場で1時間半も座って悩んでいたこともあったといいます。

今は「そのときのことを忘れてしまうぐらいハッピー」

しかし現在では、「そのときのことを忘れてしまうぐらいハッピー」で、気持ちが沈んでいた反動からか「尖りすぎてる」ぐらいになっているとのこと。マサイは「動画が今楽しい」「上向いてます」と笑顔を見せました。

心の持ちようが違うといい、「病みにくくなったと思うよ」「一皮むけたのかな」と自信をのぞかせるマサイ。同じような悩みを持つ人には、「壁を見失ってなんかできなくなる人は、今ある壁をひたすら殴り続けたほうがが幸せが待ってる」とアドバイスしました。シルクが「頑張れって言ったら疲れちゃうかもしれないけど、そばに（僕たちが）います」と呼びかけると、マサイも「僕を思い出してください」と笑って応じました。

コメント欄では、「今はハッピーという台詞、ファンとしてマジで救われます！」「マサイ君結構大変な時期があったから心配だ…マサイ君はマサイ君のままでいて欲しい！そのままが好きだよ！」など、応援のメッセージが寄せられています。