清瀬汐希(C)モデルプレス

“グラビアユニット”sherbet・清瀬汐希、ファンの言葉でコンプレックス克服 アイドルの世界で見つけた新たな「自分らしさ」とは<モデルプレスインタビュー>

2021.06.27 19:00

人気グラビアアイドルを中心に結成されたアイドルユニット「sherbet」で、2019年から赤色担当として活動する、清瀬汐希(きよせ・ゆうき)。170cm・Gカップという抜群のスタイルで、まさに“クールビューティー”という言葉が似合う清瀬は、アイドルを始めるまで、自分の笑顔に苦手意識があったという。コンプレックスを自信に変えてくれた、ファンからの温かい言葉とは?メンバーの優しさ溢れるエピソードも教えてくれた。<モデルプレスインタビュー>

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清瀬は、今年4月に「週刊プレイボーイ」(集英社)が発表した「進撃の長身グラドル番付 2021年春場所」で、数々の「長身グラドル」の中から東日本のトップと言われる“東の横綱”に選出された、話題のグラビアアイドル。2020年には、世界5大ミスコンの1つである「MISS SUPRANATIONAL JAPAN 2020」の京都代表に、今年11月にタイで行われるミスコン「On 8 November 2021」では日本代表に選ばれるなど、その美貌はグラビアを超え、あらゆるフィールドで評価されている。

さらに、人気グラビアアイドルを中心に、2015年に結成された本格アイドルグループ「sherbet」と、その派生グループ「Can-on!」に所属し、アイドルとしても活躍。「sherbet」のYouTubeチャンネル「シャベチャン【sherbetchannel】」は、チャンネル登録者数が30万人を突破し、グラビアならではの攻めた動画を中心に、人気を集めている。

これまでクールな姿が印象的だった彼女が、アイドルとして笑顔でステージに立つまでには、どのような苦悩や努力があったのだろうか。

清瀬汐希、経験ゼロからアイドルの世界へ

清瀬汐希(C)モデルプレス
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― アイドル経験ゼロの状態で「sherbet」に加入した清瀬さんですが、グループに入るまでに準備したことはありましたか?

清瀬:「sherbet」のメンバーは大先輩ばかりだったので、自分も加入までに何か頑張らなければと思い、「加入前にTwitterのフォロワー5000人」という目標を決めてフォロワーを増やす努力をしていました。当時まだアカウントを始めたばかりだったのですが、自分の動画や写真をたくさんあげたり、SNSでどんな投稿が目に留まるかを研究したりしながら、無事に5000人を達成することができました。

― より多くの方に知ってもらうための努力をしたのですね。清瀬さんは、元々アイドルに憧れがあったのですか?

清瀬:小学生の頃に少女時代さんが大好きだったので、K-POPのダンスをコピーして家で踊ることはあったのですが、自分で好きなように踊るだけで満足していたので、アイドルになろうと考えたことはありませんでした。

学生時代にチアリーディングをやっていたので、ダンスの経験はゼロではなかったのですが、チアリーディングとアイドルのダンスは違うし、昔踊っていたK-POPのダンスとも表現の仕方がまた違うので、グループに加入した当初はすごく大変だったことを覚えています。

清瀬汐希(C)モデルプレス
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― 特にどんな部分が大変だったのですか?

清瀬:歌いながら踊ることが多いので、思いっきり踊るのではなく、しっとりと踊らなければいけないということが、1番難しさを感じていた部分でした。「sherbet」は私が入った段階で13曲くらい既存曲があって、その中の10曲の歌とダンスを一気に覚えなければいけなかったのですが、もらったライブ映像を反転させて、スローモーションで何度も巻き戻しながら、1つずつ覚えていくことにも苦戦した記憶があります。

― 歌いながら踊るという経験も、初めてだったのですか?

清瀬:はい。私はあまり目立つ声ではないので、加入当初はグループの中で自分の声が埋もれてしまうということにも悩んでいたんです。でも、作詞作曲をされている先生が私の声に合うパートを作ってくれて、「sherbet」のメンバーにいない声質を活かそうと思えるようになりました。今は、無理に声を変えようとするのではなく、自分らしく歌うことを心がけて、日々練習を頑張っています!

清瀬汐希、アイドルの姿に葛藤 乗り越えられた理由とは

清瀬汐希(C)モデルプレス
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― アイドルを始めてから、ご自身の心境に変化はありましたか?

清瀬:1番の変化は、笑顔を見せられるようになったことだと思います。私は元々自分の笑顔が嫌いで、写真には絶対に笑顔を残したくなかったので、アイドルを始める前はクールな姿ばかりを撮ってもらっていました。でも、アイドルになってからは笑顔を意識するようになって、少しずつ笑えるようになったんです。

― 苦手だった自分の姿と向き合う中では、葛藤などもあったのですか?

清瀬:上手く笑えなくて悩むことや、アイドルらしい姿への戸惑いはもちろんありました。でも、それを隠さずに、思い切って「自分はアイドルというものに慣れていない」ということを口に出すようにしたら、すごく気持ちが楽になったんです。

今でも葛藤することはあるのですが、「元気な“きよちゃん”が好きだよ」「そのままの姿で良いんだよ」と言ってくれるファンの方がたくさんいるおかげで、頑張ることができています。ファンの方の言葉が、私の原動力になっているんです。

― ファンの方が、アイドルの清瀬さんの姿に自信を持たせてくれたのですね。メンバーの皆さんに支えてもらうこともあるのですか?

清瀬:はい!グループの中でアイドル初心者は私だけなのですが、みんなが優しく声を掛けてくれたり、練習に付き合ってくれたりしてくれることが支えとなって、活動を続けられていると思っています。メンバーが温かくて、仲が良いところが自慢なんです。

― 素敵な関係性ですね。他のメンバーから、アイドルらしい姿を勉強することもあるのですか?

清瀬:アイドルらしさの部分では、勉強しても大先輩には敵わないと思っているので、とにかく自分らしく頑張ることを意識しているのですが、物販などでのファンの方との接し方は、先輩の姿を盗み見て勉強していました。当時学んだファンの方に喜んでいただける対応は、アイドルだけでなく、グラビアの活動でも活かすことができています。

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― 「sherbet」の一員として、今後の目標はありますか?

清瀬:今年は11箇所ワンマンツアーがあるので、今はそのツアーを成功させることが1番の目標です!地方のファンの方に「sherbet」のことをもっと知っていただけるように頑張りたいと思います。

― 応援しています!ありがとうございました。

(modelpress編集部)

清瀬汐希プロフィール

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1997年2月25日生まれ。モデル、グラビア、アイドルグループ「sherbet/Can-on!」のメンバー、さらにはRISEラウンドガールと幅広く活動。最新DVD『清艶-SEIEN-』が発売中。2021年11月には、タイで行われるミスコン「On 8 November 2021」に日本代表として出場することも決まっている。

2021年5月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「きよちゃんの秘密基地」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。

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