EXILE TAKAHIRO&HISASHIが語る“夢”―夢を追う人、探す人へメッセージ「今ある目標に達することだけが正解ではない」「今は可能性だらけの世界」<ACE OF SPADESインタビュー>

【TAKAHIRO・HISASHI/モデルプレス=2月28日】ACE OF SPADESのボーカルTAKAHIROEXILE)、リーダー兼ギターのHISASHIGLAY)がモデルプレスのインタビューに応じた。TAKAHIROHISASHI、ベースのTOKIE、ドラムのMOTOKATSUからなるACE OF SPADESは、2012年に期間限定プロジェクトとしてシングル「WILD TRIBE」をリリースし始動。その後もPKCZ(R)、登坂広臣(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)とのコラボ―ション楽曲で2016年公開の映画「HiGH&LOW THE RED RAIN」の主題歌「TIME FLIES」を発表するなど活動を続けてきた。始動から6年、2月20日に1stアルバムにしてACE OF SPADESの6年分の軌跡を集約した「4REAL(フォーリアル)」をリリース。さらに、今作を引っさげ、2月26日からは初のツアーとなる「1st. TOUR 2019 “4REAL”」も幕開けする。TAKAHIROが「新しさと歴史が融合したような満を持しての渾身のアルバムになっている」と語る今作――ACE OF SPADESが込めた想いとは?また、これまで数々の夢を実現させてきた2人に“夢”についても語ってもらった。
モデルプレスのインタビューに応じたTAKAHIRO、HISASHI (C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じたTAKAHIRO、HISASHI (C)モデルプレス

ACE OF SPADES、6年の集大成 初アルバム&初ツアー「可能性を感じる」

TAKAHIRO、HISASHI (C)モデルプレス
TAKAHIRO、HISASHI (C)モデルプレス
― 始動から6年。初のアルバムがリリースされました。

HISASHI:お互い活動が被っていた時期もあったので、まとまった時間がなかなかとれず、このタイミングになりました。去年、LUNA SEAの「ルナフェス」に誘っていただいてACE OF SPADESとしてステージに上がったメンバーの姿がすごく自然だったんですよね。何年も活動を続けてきたバンドがフェスに出たような感覚があって、それを信じてみようと、そこからアルバムに向けて動き出しました。

― 「ルナフェス」への出演がきっかけで、アルバムという目標ができたということでしょうか?

HISASHI:2019年にリリースしたいという目標は前からありましたね。

TAKAHIRO:「いつかはアルバムを作りたい」「ツアーを回ってみたい」という話しはメンバー同士で前からしていて、具体的に取り掛かれたのが去年の夏。“その時がきた”という感覚でした。

HISASHI:制作も非常にスムーズに進みましたし、メンバー皆がやっぱりプロフェッショナルだなというのを感じました。各パートを完ぺきにこなしていて、放って置いてもACE OF SPADESの音が鳴るんですよね。今回は2曲ポップな曲を書いたんだけれども、荒々しくもありキャッチーになりましたし、ACE OF SPADESとしては珍しいバラードも自然に振る舞うことができました。ACE OF SPADESというバンドの可能性を感じることができたなと思います。

― 2012年の始動当時は期間限定という形でしたが、今日まで続くという想定はしていましたか?

TAKAHIRO:期間限定とは謳っていたんですけど、当初から「続けていきたい」という気持ちはありました。ACE OF SPADES単体として動くのは久しぶりなんですが、「HiGH&LOW」の世界観の中で「TIME FLIES」という曲を作ったり、ライブに出演したり、活動はしていたので、今回のアルバムでより色濃くACE OF SPADESを感じていただけるのではないかと思っています。このアルバムに収録されなかった曲も眠っているので、先程HISASHIさんもおっしゃっていましたが、今後の可能性を自分たちでも感じています。

― ということは、ファンの皆さんもまだまだ期待して待っていていいと…

HISASHI:そうですね。フェスに呼ばれたら出るし、スタジオを押さえたから何か録らない?とか、スタンス的には自由な部分は変わらずですが。そうやって決めずに活動する方が楽しめる部分もあって、今すごく自然体なんです。結成した当初は緊張感もあったんだけれども、すごくいい雰囲気になってきたなと思っています。

― “緊張感”というと?

HISASHI:カメラが入っていたので(笑)。

TAKAHIRO:ずっとメイキングが入ってましたね(笑)。

HISASHI:TOKIEさんとは演奏するのが初めてでしたし、「どういう曲にしようか」「どういう歌詞の内容にしようか」とかそういう緊張感もありました。でも、1回やってみると吹っ切れて、そこからは早いんです。「ルナフェス」に出たときもそうでしたけど、バンドとしてもう固まっているので、不安はなくて楽しみしかない。

― その感覚というのはご自身の中では珍しいものですか?

HISASHI:珍しいと思います。GLAYのときはすごく緊張するので…(笑)。

TAKAHIRO:(笑)。

HISASHI:ACE OF SPADESは楽しそうだなって…(笑)。

TAKAHIRO:GLAYさんの場合はライブもたくさんされているので期待値も高いですから。僕も身内がファンなんですけど、ライブに行く前から「今回は1曲目にこれがくるんじゃない?」とか予想して楽しんでいる。そういう期待に応えることは大変だなと思います。


― 2月26日からスタートするツアーはACE OF SPADESとしては初ということで、そういった意味ではより楽しみが。

HISASHI:ただただ曲がないっていうのだけが…(苦笑)。今必死に頑張っている状態なんですけどね…。アルバムの曲数だと多分1時間位しかないので、それで8000円かと思うと申し訳なくて色々な演出を考えています。

― “このバンドだから…”というような新しいことも?

HISASHI:それは良いヒントになりますね。今のくだりで、分かる人には分かる。楽しみにしていてほしいです。

EXILE TAKAHIRO&HISASHIを撮り下ろし!


TAKAHIRO&HISASHIが語る“夢”――夢を追う人へ、夢を探す人へメッセージ

TAKAHIRO、HISASHI (C)モデルプレス
TAKAHIRO、HISASHI (C)モデルプレス
― ここからは、これまでに数々の夢を叶え、数々の夢を届けてきたお2人に“夢”をキーワードにお話をお聞きしたいと思います。まずは、お2人が考える “夢を叶える秘訣”を教えてください。

TAKAHIRO:僕は言い続けることだと思います。1人で寡黙に目指す時期も大事だとは思うんですけど、周りに知ってもらうということも大事。例えば、僕なら「ルナフェスのGLAYさんのパートに出たい」ということを昔から言っていたんですけど、去年ACE OF SPADESとして出演したときに実現して、「BELOVED」を一緒に歌ったんです。どなたかが僕が言っていたのを聞いたらしく、お声掛けしてくださったみたいで。そうやって自ら発信していくことで、数年前の自分には全く想像がつかないような景色を見られることもありますし、そのためには努力がなければ叶わない。まず言うことで、自らハードルを上げていくことが一歩だと思います。

― “言霊”ですね。今までの経験を振り返ってみて実感すると。

TAKAHIRO:振り返ってみると、言葉にして伝えていたことは、言葉にしていなかったことより実現に近づいているな、と。ソロで(GLAYの)TAKUROさんに曲を書いていただいたことがあるんですけど、それも自分発信していたら「1回先方に聞いてみる」となって。

HISASHI:フフフ(笑)。

TAKAHIRO:それで結局、「まず自分で言います!」とお願いしました。周りが動いてくださると、自分も感化される。1人でもじもじして考えるよりも、言って動き出すことがあるのかなと思います。

HISASHI:まさにその通りですね。そういうことって意外と誰かが聞いていることも多いですし、特に僕らは出会う人も多いですからね。そうやって色々な人に出会う中で、僕なんかバンドを辞めてもいいくらいたくさんの夢を叶えてきました。それでも、次から次へと新たな夢が出てくる。そうやって生まれた夢を叶えるためには、やっぱり「好きだ」って周りに発信することも大事だし、何より夢があるなら諦めない方が良いと思う。諦めず進んでいれば、本当の答えじゃなくても何かヒントというか、良いものに出会っていけると思うんです。例えばバンドを目指していて、そっちが上手くいかなくても、アイドルをプロデュースして成功するとか、色々な可能性がある。最終的な目標が途中から変わることもあるだろうし、今ある目標に達することだけが正解ではないと思います。

TAKAHIRO、HISASHI (C)モデルプレス
TAKAHIRO、HISASHI (C)モデルプレス
― 夢を追いかける中で心が折れてしまう人、夢や目標が持てない人もいるかと思いますが、そういった方たちにメッセージを送るとしたら?

TAKAHIRO:今は可能性だらけの世界。最近だとYouTubeとか。誰しもが自分で何かを発信できる世の中になってきて、昔は一握りの人しかなれなかったものがそうではなくなっている。可能性はいくらでもあると思います。

HISASHI:そうだね。今はDMを送るのだってワンクリックだからね。昔はファンの人にハガキを送ってたんですよ。

TAKAHIRO:確かに。

HISASHI:しかも来てくれない(笑)。

TAKAHIRO:(笑)。

HISASHI:ハガキ代まぁまぁ高いっつーの!バンド内が切迫しましたね(笑)。今は色々できるからこそ迷うところもあると思うんですけど、自分なりの表現方法っていうのはたくさんあると思うので、やっぱり諦めないでほしいです。僕も高校の頃は目標がなくて、漠然と東京に行くってことしか見えてなかったですから。10代はまだ子どもですし、色々な大人に出会うことで新しいものが見つかることもあると思う。出会ってから気づくことはたくさんありますよ。

― 何かを追う過程で、過去に心が折れた瞬間はありましたか?

HISASHI:あるんじゃないかな。

TAKAHIRO:折れることはあるけど、折れっぱなしじゃない。折れかけたところで踏みとどまっているかもしれないです。

HISASHI: うちのTAKUROとかはすごく落ち込んでるときがあるけど、GLAYの4人は友達から始まったバンドなので、「いいからリハーサルやろう」「曲作ろう」って周りが言うことで吹っ切れて一歩踏み出している気がする。「周りに良い人がいなかったのかな?」っていうトラブルもよく聞くので、本当に出会いは大事だと思います。それぞれに良い人がいたらいいけど、その出会いっていうのが難しんですよね。

TAKAHIRO:あと、最近の若い人には「モテたい」という感覚がないような気がするんですよね。「モテてぇ!」って思えば、何かしら探すし武器を身に着けようと努力すると思うんです。

HISASHI:ファッションに詳しくなるとか。

TAKAHIRO:そうですね、だからアパレルの道に進みたいとか。髪の毛かっこつけたいから美容師になるとか、メイクを研究するのもそうだし、「モテたい」がないと何も始まらない気がします。僕は「モテたい」がすごかったので(笑)。モテないことはやらない(笑)。

― すべての基準がそこに(笑)。では、最後にお2人の今の夢を教えてください。

TAKAHIRO:たくさんありますね。一番近いところでいうと、今回のアルバムがたくさんの方々の手元に届いてツアーが大成功すること。

HISASHI:GLAYって夏の時期にでっかいコンサートをやることが多かったので、フェスに誘われても出られないことが多かったんです。なので、GLAYで夏フェスに出たいです。

TAKAHIRO:楽しそうですね!

HISASHI:ね!ラインナップを見ても「知ってる人ばっかりだ」ってなってたから。バックステージも面白いだろうし、終わったあとのビールも(笑)。

TAKAHIRO:いいですね(笑)。

(modelpress編集部)


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ACE OF SPADES「1st. TOUR 2019 “4REAL”」スケジュール

ACE OF SPADES「4REAL(フォーリアル)」(2月20日リリース)(提供写真)
ACE OF SPADES「4REAL(フォーリアル)」(2月20日リリース)(提供写真)
2月26日/愛知Zepp Nagoya
3月8日/福岡Zepp Fukuoka
3月11日/東京Zepp DiverCity Tokyo
3月12日/東京Zepp DiverCity Tokyo
3月19日/大阪Zepp Osaka Bayside
3月20日/大阪Zepp Osaka Bayside
3月23日/北海道Zepp Sapporo

TAKAHIRO、HISASHI (C)モデルプレス
TAKAHIRO、HISASHI (C)モデルプレス

TAKAHIRO(タカヒロ)プロフィール

2006年7月にSTARTした全国オーディション「EXILE Vocal Battle Audition 2006 ~ASIAN DREAM~」に挑戦。同年9月22日に、日本武道館にて開催された最終決戦にて、約1万人の中からEXILE新ヴォーカリストの座を見事勝ち取る。EXILEACE OF SPADESの活動のほか、ソロアーティスト・俳優としても活躍中。2019年は主演映画「僕に、会いたかった」(5月10日公開)の公開が控える。

HISASHI(ヒサシ)プロフィール

2019年に25周年を迎えるロックバンドGLAYのギタリストで、ACE OF SPADESのリーダー兼ギタリスト。他アーティストのプロデュースやコンポーザーとしての楽曲提供を始め、TVのバラエティ番組へ出演するなど、枠にとらわれず幅広く活動している。

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