堂本剛が“役者として評価される理由”を福田雄一監督が語る 小栗旬ら一線で活躍する俳優も尊敬<モデルプレス銀魂インタビュー>

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【福田雄一/モデルプレス=7月11日】「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレビ東京系)や、「スーパーサラリーマン左江内氏」(日本テレビ系)などを手掛け、今最も勢いのある福田雄一監督。福田監督は14日に人気漫画を実写化した映画「銀魂」(小栗旬主演)の公開を控える。モデルプレスでは、福田監督とは10年以上の付き合いがあり、小栗演じる銀時らに立ちはだかる最強の敵・鬼兵隊頭領の高杉晋助役を務めたKinKi Kids堂本剛にフォーカスし、福田監督にインタビュー。今回は、福田監督から見た“役者・堂本剛”に迫る。
福田雄一監督も出席した「銀魂」舞台挨拶の様子(C)モデルプレス
福田雄一監督も出席した「銀魂」舞台挨拶の様子(C)モデルプレス

①福田監督、堂本剛抜擢の経緯を語る



②福田監督、オファー後に堂本と家族の反応を明かす



②福田監督、なぜ堂本剛に高杉役を?



福田監督が語る、役者・堂本剛のすごいところは“天性の技術”

福田雄一監督 (C)モデルプレス
福田雄一監督 (C)モデルプレス
― 福田監督が今回の「銀魂」撮影で堂本さんが役者としてすごいと感じた部分はどんなところですか?

福田:やっぱすげえなって思ったのは、本当に細かいところで。喋ってる時は優しいっていうかクールな眼差しで見てるんですけど、たとえば斬りに行く瞬間とかに一瞬“怖い目”するんですよ。

何度も何度も編集してる俺だからわかるのかもしれないですけど、初めて見た人でも一瞬その目つきが変わるっていうのはわかるんですよ。

―それは試写では見逃していました。福田監督ならではの気付きですね。

福田:たとえば神楽(橋本環奈)と新八(菅田将暉)がいて「おいおいそんな坊ちゃん嬢ちゃんが遊んでるところじゃないよ」(高杉晋助のセリフ)といって、一瞬向かっていくほんの一瞬、目が一瞬だけ怖い。

それを何度かやるんですよ。銀魂の予告編で流れてる銀時に向かって剣を抜くっていう時(映画『銀魂』予告2の36秒頃)とか。

多分本人のプランっていうか、天才だから普通に天性のもので出てくる顔だと思うんですけどすごいなって思うんです。一瞬すげえ目したなっていう時が、本当に何回か。そこを是非とも見てほしい。この人の天才たる所以なんだなって。



小栗旬ら一線で活躍する俳優が堂本剛を尊敬

―主演の小栗旬さんも堂本剛さんについてお話されていたということですが。

福田:剛と小栗くんのシーンを京都の太秦で撮ってる時、小栗くんが「剛くんってなんで芝居のお仕事しないんだろうな」「その才能を使わないんだったら本当に俺に分けて欲しい」って言ってたことをすごく覚えていて。

剛は歌が好きですからね、天才なくせしてやらないからお芝居の仕事を。

―一線で活躍する俳優をも唸らせているんですね。

福田:一回、山田(孝之)くんが「堂本剛の正直しんどい」(※)っていう番組にゲストで来た時、剛に「剛さんはずるいです。お芝居が天才なのに歌も天才っていうのは正直ずるいと思う」っていう話を山田くんが剛にしてたのすごく良く覚えてるんですよ。

(※堂本がMC、福田監督が構成作家を務めた2002年~09年までテレビ朝日系で放送されたバラエティ番組)

山田孝之は山田孝之で天才じゃないですか。山田くんの中で剛に対して役者として天才だって言うリスペクトがあるんだ、そう思うぐらいの役者さんなんだなっていうのは、剛に対して改めて思った。

そういうことが遺憾なく高杉っていう役で発揮されてることが僕にとっては喜びだったんです。

― 柳楽(優弥)さんも撮影現場で堂本さんのことをお話されていました。

福田:ね。柳楽くんはね奥さん(豊田エリー)が大ファンなんですよ。だから最初言ってましたよ、奥さんが大ファン過ぎて最初もう大嫌いだったって(笑)でもやっぱり奥さんがライブのビデオとかCDとか家で聴いたり見たりするから、どうしても目に入ってきちゃって一緒に見ている内に大ファンになったって(笑)

―柳楽さん以外の出演キャストの皆さんも堂本さんファンの方多いですよね(笑)

福田:すごく嬉しかったのが、岡田(将生)くんがクランクインした日、剛との絡みだったんですよ。

確かその日の夜に、小栗くんと食事に行ったそうで、小栗くんがLINEしてきて将生が「やべえよ高杉超かっこいいよ。かっこよすぎて押されるよ」(岡田)って話を小栗くんにしたと。

― 岡田さんも感激されたんですね。

福田:それを聞いてちょっと嬉しかったですけどね、岡田くんがそれ言ったっていう事実が。

― すべてを総合すると堂本さんの配役に関して福田さんの目に最初から狂いはなかったという感じですね。

福田:やっぱり剛に関してはズレないと思いますね。

―(続く)

次回、いよいよ映画「銀魂」公開前日となる13日に、福田監督が語る小栗と堂本が挑んだ最高の見せ場、“銀時VS高杉”の撮影現場裏話について配信する。(modelpress編集部)

映画『銀魂』(2017年7月14日公開)

銀魂(C)空知英秋/集英社 (C)2017「銀魂」製作委員会
銀魂(C)空知英秋/集英社 (C)2017「銀魂」製作委員会
脚本/監督:福田雄一

出演:小栗旬 菅田将暉 橋本環奈 柳楽優弥 新井浩文 吉沢亮 早見あかり ムロツヨシ 長澤まさみ 岡田将生 佐藤二朗 菜々緒 安田顕 中村勘九郎 堂本剛

原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)

【ストーリー】

銀髪天然パーマのぐうたら侍、でも仲間を護るためにはキリッと光る“万事屋銀ちゃん”こと坂田銀時とその周りで起こる大騒動。そして、不可解に絡み合う謎の事件…。

幕末の江戸、鎖国を解放したのは黒船――ではなく、エイリアンと宇宙船だった!今や地球人と宇宙からやってきた天人(あまんと)が共に暮らす、将軍おひざ元の江戸・かぶき町。

ここで、なんでも屋「万事屋(よろずや)」を営む銀時は、従業員の新八や居候の怪力美少女・神楽といつものようにダラダラした午後を過ごしていた。だが、ぼんやり見ていたTV番組のニュースで、カブトムシ狩りで一攫千金できると知り…、てんやわんやの大騒動で幕が開く!

ある日、万事屋に仕事依頼が舞い込む。江戸で暗躍する攘夷志士の桂が謎の辻斬りの凶刃に倒れ行方不明になったというのだ。その影にうごめくのは、「人斬り似蔵」の異名を持つ浪人・岡田似蔵。そしてかつて銀時と共に攘夷志士として救国のため戦った高杉晋助。

捕らわれた仲間を救出するため、この世界を護るため――満身創痍の銀時はひとり、走り出す。江戸の空に浮かぶ戦艦で、一世一代の大バトルが始まろうとしていた――!

福田雄一プロフィール

1968年7月12日生まれ、栃木県出身。1990年に旗揚げした劇団「ブラボーカンパニー」座長。放送作家としても活躍し、「笑っていいとも!」「SMAP×SMAP」「いきなり!黄金伝説」「堂本剛の正直しんどい」「ピカルの定理」など数々の有名バラエティ番組を手がけてきた。

バラエティなどで培ってきた独自の笑いのセンスでその後映画やドラマも手がける。テレビドラマの代表作に「33分探偵」(フジテレビ・2008年)、「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレビ東京)、「ニーチェ先生」(読売テレビ・2016年)、「スーパーサラリーマン左江内氏」(日本テレビ・2017年)など。

映画では鈴木亮平主演「HK 変態仮面」シリーズ(2013、2016年)、2017年には「銀魂」のほか、「斉木楠雄のΨ難」の公開を控える、今最も勢いのある監督。

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