KEY TO LIT井上瑞稀が“推される側”としてファンへ意識していること メンバーからの刺激も【霧尾ファンクラブ】
2025.04.03 01:01
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KEY TO LIT(キテレツ)の井上瑞稀が、都内で行われた中京テレビ・日本テレビ系「霧尾ファンクラブ」(毎週水曜24時24分~)の囲み取材に出席。後編では、“推される側”として自身が意識していることやメンバーとのエピソード、俳優業で楽しさを感じる瞬間について語ってもらった。
茅島みずき主演「霧尾ファンクラブ」
本作は、宝島社「このマンガがすごい!2024」オンナ編 第6位 、宝島社「このマンガがすごい!2025」オンナ編 第10位と2年連続でトップ10にランクインした漫画、リュエルコミックス「霧尾ファンクラブ」(著者・地球のお魚ぽんちゃん/刊行・実業之日本社)の実写ドラマ化。主演の茅島みずきが演じる三好藍美と、莉子演じる藍美の友人であり、恋のライバルでもある染谷波が、“霧尾くん”のことで一喜一憂する2人の友情や恋愛、甘酸っぱい青春が満載の一方通行ラブコメディーとなっている。井上が演じるのは、藍美と波のクラスメイトで2人の推しである霧尾賢。どこか影のある高校生という役どころであり、第1話(4月2日)の放送をもって出演情報が解禁された。なお、井上は原作同様、全顔が見えない状態での出演となる。
井上瑞稀、俳優業で“楽しさ”感じる瞬間明かす「たくさん気持ちを動かしていただいた」
― 今までも色々な作品に出演されてきたと思いますが、過去の出演作品と比較して、映像作品への向き合い方に変化はありましたか?井上:気付きとしてあったのは、今まで目で伝えることがどれだけ大きかったのかというところがあって、目は自分の意思の強さや、思っていることがすごく出るんだなと感じました。作品自体でいうと、初めてご一緒させていただいた横尾(初喜)組で、体力的にもしんどいし、1日に撮るページ数もとんでもない量だったのでとてもハードなはずだったのですが、常に笑いの絶えない現場で。いい悪いという意味ではなく、どうしてもピリついてしまったり、怒声が鳴ったりしまうこともあるのですが、この現場ではそういったことが一度もなくて。それはきっと監督や茅島さんが中心となってチームをまとめてくださっていたからだと思います。こんな素敵な現場は最高だなと思いました。ずっと楽しく撮影ができたなと思います。
― 演技で楽しさを感じる瞬間はどんな時ですか?
井上:もちろん大前提、楽しいっていう気持ちがベースにありながらも、しんどい、大変、辛いっていうのはあります。俳優1本でやられている方はすごいなと思います。朝早いし、セリフ覚えなきゃいけないし…。とんでもないなと思う。だから、アイドルしていて本当に良かったなと思います(笑)。でも、終わったらやっぱり寂しくなっちゃう。怖いですね(笑)。僕人見知りで、1人が好きだけど寂しがり屋っていう面倒くさい性格をしているんです。お芝居ってすごくコミュニケーションが取れるので、それは裏で喋っている、喋っていないではなくて、スタートがかかって、お芝居をしている最中も役柄を通していろんな会話ができるので楽しいです。「霧尾ファンクラブ」は特にたくさん気持ちを動かしていただいたので、それは自分の人生にとって豊かな時間でしたね。
― 作品のクランクインからクランクアップの流れの中でどの瞬間が一番“楽しい”と感じますか?
井上:オールアップ(笑)。もちろん(撮影の)過程もとても楽しかったのですが、プレッシャーもありますし。オールアップはまず1段階ホッとできる瞬間です。で、だんだん普通に休みの日とか寂しくなってきて…(笑)。
井上瑞稀、KEY TO LITメンバーは「心強い」
― KEY TO LITとして初のドラマ出演となりますが、メンバーの皆さんから反響はありましたか?井上:(岩崎※「崎」は正式には「たつさき」)大昇から「撮影どう?」みたいな連絡をもらったり、撮影の前に仕事をした時には「頑張ってね」みたいな話をしたりはしていますね。でも、改まって“頑張ろうぜ”、“おめでとう”みたいなことは言わないくらい、それぞれがいろんなお仕事に今携わらせていただいているので、すごくそれはありがたいことだなと思っています。
― 他のメンバーはバラエティーや舞台などさまざまな面で活躍されていますが、メンバーから刺激を受けることはありますか?
井上:もちろんです!拝見するたびに心強いなと。番組もすごく面白いですし、観ていて力をもらえますね。
井上瑞稀、“推される側”として意識していること「お互いに人としての部分を間違えないように」
― 本作のタイトルにちなみ、井上さんがファンクラブに入りたいくらい“推しているもの”はありますか?井上:「ブルーロック」(アニメ/漫画)の凪誠士郎というキャラクターが大好きです。センスとか才能の塊に憧れますね。僕は努力ってダサいと思ってしまうのですが、(誠士郎は)天才なんです。心打たれますね。
― 凪誠士郎と自分自身との共通点はありますか?
井上:飄々としているところは近いかもしれませんが、あんなセンスはないですね。僕サッカー下手だし(笑)。
― 本作で井上さんは藍美と波に推される立場となりますが、井上さん自身は“推される側”として、普段意識していることはありますか?
井上:マジでなくて…ないですね…(笑)。あまり作りすぎると後々辛くなりそうなので。決して素ではないのですが、なるべくありのままを好きになってもらえたら、こんなに嬉しいことはないなと思っています。ファンの人と自分含めて、お互いに人としての部分を間違えないようにすれば、特別意識することはないですね。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
井上瑞稀(いのうえ・みずき)プロフィール
井上は、2000年10月31日生まれ、神奈川県出身。KEY TO LITのメンバー。主な出演作は、大河ドラマ「麒麟がくる」(2020/NHK)、ドラマ「トモダチゲームR4」(2022/テレビ朝日)、「95」(2024/テレビ東京)、主演として「DIVE!!」(2021/テレビ東京)、「全力!クリーナーズ」(2022/ABCテレビ)、「なれの果ての僕ら」(2023/テレビ東京)、映画では「弱虫ペダル」(2020)、主演として「おとななじみ」(2023)など。主演舞台「W3 ワンダースリー」が2025年6月7日より上演予定。
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