「虎に翼」道男役の和田庵、朝ドラで見つかった新星に注目 カナダ留学していた過去も【プロフィール】
2024.07.06 08:00
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女優の伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)。本記事では道男役として注目を集める俳優の和田庵(わだ・いおり/18)を紹介する。
伊藤沙莉ヒロイン朝ドラ「虎に翼」
第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士である三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに描くリーガルエンターテインメント。主人公の猪爪寅子(通称:トラコ)を伊藤が演じる。「虎に翼」戦災孤児・道男(和田庵)が話題
戦争で親を亡くした孤児たちをどうするかが社会問題となっている中、家庭裁判所が発足され、東京家庭裁判所判事補兼・最高裁判所家庭局事務官として働くことになった寅子。視察のため上野を訪れている最中に職員の1人が財布を盗られ、追いかけた先で出会ったのが戦災孤児のリーダー的存在・道男だった。ひょんなことから寅子が一時的に引き取り、猪爪家に居候することになった。生きるために犯罪にも手を染めていた戦災孤児の道男は周囲から人から優しくされることに慣れておらず、自分が“邪魔者”扱いされていると心を閉ざしていた。しかし寅子の母・はる(石田ゆり子)や寅子の兄・直道(上川周作)の妻の花江(森田望智)をはじめ、猪爪家の人と関わることで本来の心優しき青年の一面が垣間見えていく。亡き夫・直道を思い涙する花江に伝えた精一杯の気持ちや、はるが亡くなった後に「猪爪家の人になりたいと思った」と吐露した本音など、彼がぶつける不器用ながらも嘘偽りのないピュアな思いは多くの視聴者の涙を誘った。
「虎に翼」和田庵、カナダ留学経験の過去も
そんな道男を演じた和田は、2005年8月22日生まれ、東京都出身。8歳から芸能活動をスタートさせ、映画「ミックス。」(2017年)で俳優デビュー。フジテレビ系ドラマ「隣の家族は青く見える」(2018年)やHBOアジア「フォークロア:TATAMI」に出演し、注目を集める。13歳~15歳の時には語学力と人間力を高めるべくカナダへ留学し、2020年夏に帰国。その後、映画「茜色に焼かれる」(2021年)ではオーディションで尾野真千子演じる主人公の息子役に抜擢されると、「第95回キネマ旬報ベスト・テン」新人男優賞をはじめ、数々の新人賞を受賞。映画「エゴイスト」(2023年)では鈴木亮平演じる主人公の中学時代を演じた。今作で朝ドラ初出演ながら難役を見事にこなし、弱冠18歳とは思えぬ大人びた雰囲気と強い存在感を見せた和田。業界内でも実力派の新星として注目を集める彼の今後の活躍に期待がかかる。(modelpress編集部)
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