田中圭・中村倫也・横浜流星・三浦春馬…“歌う”イケメン俳優がアツい
2019.08.20 08:00
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主題歌や映画の吹き替えなど、俳優が“歌う姿”を露出する場面が増加中。演技はもちろん、歌唱力まで優れているイケメン俳優たちをまとめて紹介する。
田中圭:話題のドラマ「あなたの番です」の主題歌を担当
日本テレビでは25年ぶりとなる2クール連続ドラマとして今年4月期から放送中の日曜ドラマ『あなたの番です』(毎週日曜よる10時30分~)で主演を務めている田中圭。第二章となる『あなたの番です ‐反撃編‐』では演じる主人公・手塚翔太が歌う「会いたいよ」(9月4日リリース)が主題歌に。
同曲は王道ともいえる切ないバラード。妻・菜奈(原田知世)を亡くした手塚の哀しい心境を、優しい歌声ながら、堂々と歌い上げている。今回は役名義でのデビューとなったが、今後も田中の歌手活動があるのか、目が離せない。
三浦春馬:歌だけじゃない!ダンスのキレもすごすぎる
三浦と音楽といえば、これまでブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」の印象が強いという人も多いのではないだろうか。「キンキーブーツ」は2016年に日本で初演、さらに今年4月~5月に再演され、音楽・演出・振付はブロードウェイ版のままに、三浦と俳優の小池徹平が主演を務めた。そんな三浦が、主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『TWO WEEKS』(毎週火曜よる9時~)で、主題歌「Fight for your heart」を担当し、満を持して歌手デビュー。
また、7月に放送されたフジテレビ系大型音楽番組『FNSうたの夏まつり』にも出演。生放送かつテレビ初披露にも関わらず、堂々としたダンスと色気のあるハイトーンボイスを披露し、Twitterトレンド1位を獲得するなど一気に注目度が急上昇。今後の歌手としての活動にも注目していきたいところだ。
中村倫也:映画『アラジン』で歌声を披露
俳優の中村倫也は、6月7日より公開されたディズニー実写映画『アラジン』のプレミアム吹替版にて、主人公・アラジン役の声優を担当。王女ジャスミン役を務めた女優の木下晴香とともにデュエットした映画史に残る珠玉の名曲「ホール・ニュー・ワールド」は、6月21日に放送されたテレビ朝日系『ミュージックステーション』(毎週金曜20:00~)や、先述の『FNSうたの夏まつり』など多くの歌番組で披露。
木下とのハモリも絶妙で、中村の甘い歌声が心地よく聴く人の胸をうつ。『FNSうたの夏まつり』では、2人の歌唱が瞬間最高視聴率15.0%を獲得するなど、反響を呼んだ。
賀来賢人:『ライオンキング』で歌唱に挑戦
中村に続き、ディズニー映画の声優を担当し、注目されているのが俳優の賀来賢人だ。彼が俳優として一気に脚光を浴びたのは、映画化も決定している2018年10月期放送の主演ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)。主題歌では、出演者が“今日俺バンド”を結成し、1982年にヒットした『男の勲章』をカバーしたことでも話題に。バンドでは、賀来と俳優の伊藤健太郎がボーカル、Wヒロインを務めた女優の清野菜奈と橋本環奈がコーラス、俳優の仲野太賀がドラム、俳優の矢本悠馬がギター、女優の若月佑美がベースを担当した。
そして、賀来は8月9日より公開された映画『ライオンキング』のプレミアム吹替版にて、主役・シンバ役に抜てき。本作は、1994年に公開された長編アニメーション映画『ライオンキング』が実写化されたもので、賀来は劇中で「愛を感じて」など、歌唱シーンにも挑戦。
「愛を感じて」は、王となる使命を見失い、悩みながら新たな道を探し求める、王子・シンバが、離れ離れになった幼馴染み・ナラと再会する重要なシーンで流れ、作曲をエルトン・ジョン、作詞をティム・ライスによるもので、第67回アカデミー賞歌曲賞及び第52回ゴールデングローブ主題歌賞を受賞した名曲。
賀来はナラ役の声優を担当した門山葉子とともに8月2日に放送された『ミュージックステーション』でデュエットを生披露。ゆったりとしたスローテンポは賀来の柔らかな歌声を際立たせており、冒頭の台詞調子のパートも違和感なく、リスナーを惹き込む。
特に印象的なのが、サビの賀来と門山のユニゾンパート。しっとりと声をあわせ、のびやかに歌い上げ、スケールの大きいハーモニーとなっており、、安心感すら覚える。
横浜流星:映画『愛唄』で歌手デビュー
俳優の横浜流星は、GReeeeNの楽曲を映画化するプロジェクトの第1弾として、2017年に公開された映画『キセキ ―あの日のソビト―』で、菅田将暉、成田凌、杉野遥亮とともに、音楽ユニット・グリーンボーイズを結成。人気音楽グループ・GReeeeNの2008年のヒット曲「キセキ」が誕生するまでを描く物語を、彼らがカバーし、反響を呼んだ。また、横浜は同プロジェクトの第2弾として今年1月に公開された映画『愛唄』で主演を務め、ソロアーティストとしてデビュー。フィーチャリングボーカルにベリーグッドマンのRover(ロバー)を迎え、ラブソング「今日もいい天気 feat. Rover(ベリーグッドマン)」をリリースした。
横浜の爽やかで明るい歌声と、Roverのラップとの掛け合いは絶妙。これまでGReeeeNとの接点が多かった横浜だが、これから他のアーティストとも関わっていくのか、楽しみにしたいところだ。
菅田将暉:米津玄師やあいみょんともコラボ
ここ数年、俳優の菅田将暉は音楽活動でも目覚ましい活躍ぶりだ。周知ではあるが、改めて振り返る。菅田は2017年、シングル「見たこともない景色」でソロ歌手デビュー。その後2018年1月期、自身も出演したドラマ『トドメの接吻』(日本テレビ系)の主題歌として、シンガーソングライターの石崎ひゅーいが作詞作曲を手掛けた「さよならエレジー」をリリースした。
同年3月にリリースしたデビューアルバム『PLAY』では、アーティストの米津玄師が作詞作曲を務め、2人がコラボした楽曲「灰色と青(+菅田将暉)」が収録され、大きな話題に。同曲のYoutubeの再生回数は1.2億回を超えている。
さらに、米津とのコラボといえば、今年4月期に放送されたカンテレ・フジテレビ系ドラマ『パーフェクトワールド』の主題歌「まちがいさがし」。各配信チャートを席巻するなど、その人気はますます広がっている。
また、今年7月にリリースした2ndアルバム『LOVE』では、プライベートでも親交があるというシンガーソングライターのあいみょんが作詞作曲した「キスだけで feat.あいみょん」で、初コラボが実現。同曲は2人の恋バナがきっかけで生まれたそうで、彼の音楽の輪は着実に広がっている。
8月24日からは、東名阪と福岡を廻るワンマンツアー「菅田将暉 LIVE TOUR 2019 “LOVE”」の開催も控えている。今後、菅田のアーティストとしてのますますの活躍に期待しているファンも多いのではないだろうか。
山田孝之:本格派バンドもこなす!音楽熱がとにかくすごい
俳優の山田孝之は、バンド好きとしてもよく知られるが、彼自身も音楽活動に熱心だ。これまで山田は、2016年に歌手の赤西仁ともにユニット「JINTAKA」を結成し、シングル「Choo Choo SHITAIN」でデビュー。また2017年2月には山田が3人組ロックバンド・フジファブリックにボーカルとして加わった楽曲「カンヌの休日 feat. 山田孝之」をリリース。同曲は、山田が主演を務めた、テレビ東京・テレビ大阪系ドキュメンタリードラマ『山田孝之のカンヌ映画祭』(毎週金曜深夜0時52分~)のオープニングテーマだった。
このように、持ち前の男らしく力強さのある歌声と、その高い歌唱力は、さまざまな場面で続々と発揮されてきた。
そして、近頃注目されているのは、山田がボーカルを務め、俳優の綾野剛(ギター)と内田朝陽(シンセサイザー)という豪華な顔ぶれで活動する、3ピースバンド・THE XXXXXX(ザ・シックス)だ。そのハイセンスなバンドサウンドには驚いた人も多いのではないだろうか。
THE XXXXXXは、2018年11月に1stシングル「Seeds」をリリースして、デビュー。その後、結成6年目となる今年本格的に始動した。4月には1stアルバム「THE XXXXXX」をデジタル配信し、東京・EX THEATER ROPPONGIにて、初のワンマンライブ「MUSIC EXISTENCE」を開催。昼・夜2日間の全4公演で約7000人を動員した。
さらに、5月31日に放送された『ミュージックステーション』にも出演し、THE XXXXXXはお茶の間にも広まっていった。これからも山田の歌は、音楽業界において注目され続けていくことだろう。
高橋一生:エレカシ・宮本浩次が初プロデュースした主題歌でデビュー
高橋一生の音楽活動のきっかけは、エレファントカシマシの存在が大きい。昔からエレファントカシマシの大ファンだという高橋は、2018年3月にリリースされた、エレファントカシマシのデビュー30周年を記念したトリビュートアルバム「エレファントカシマシ カヴァーアルバム3 ~A Tribute to The Elephant Kashimashi~」に参加。交流のあった東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦が高橋にオファーし、東京スカパラダイスオーケストラ×高橋一生として、「俺たちの明日」をカバーした。
その後、高橋は、今年4月期に放送された、テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『東京独身男子』の主題歌「きみに会いたい-Dance with you-」で歌手デビュー。
同曲は高橋がエレファントカシマシの宮本浩次に自らオファーし実現したもので、宮本にとってデビュー以来30年間バンド以外では、初の詞曲提供&プロデュースを行ったものとなった。
高橋の男らしさと色っぽさがにじみ出ており、俳優の高橋とはまた違った一面に魅了されたファンも多かったことだろう。
今後誰が“歌う俳優”になる?
このように、今や俳優は音楽という領域でもエンターテイメントの幅を広げている。今回紹介してきた俳優たちのように、今後も新たに”歌う”俳優が出てくるのか、注目していきたい。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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