(上段左から)内田理央、大塚寧々、眞島秀和(中段左から)林遣都、田中圭、吉田鋼太郎(下段左から)金子大地、伊藤修子(画像提供:テレビ朝日)

大塚寧々・内田理央ら“おっさんの恋合戦”参戦 田中圭主演「おっさんずラブ」追加キャスト発表

2018.03.09 05:00

俳優・田中圭が主演を務める新土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系/毎週土曜よる11時15分~)の追加キャストが発表された。

同作は、2016年の年末深夜に単発ドラマとして放送され、ネット上でも話題を呼んでおり、この度連続ドラマ化することが決定。女好きだけどモテない33歳のおっさん主人公・春田創一(田中)が突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ“おっさん上司”黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居している“イケメンでドSな後輩”牧凌太(林遣都)から告白されることからスタートする。

「おっさんずラブ」新キャスト発表

吉田扮するヒロイン・黒澤の妻・黒澤蝶子を演じるのは大塚寧々。蝶子は30年もラブラブで連れ添った夫からいきなり熟年離婚を切り出された上に、やがてその理由が「ゲイだったから」と知り、我を失うほど翻弄される。

また、春田の幼馴染・荒井ちず役に内田理央。春田の上司で、謎めいた男・武川政宗を眞島秀和、何かとヤバい言動ばかり繰り出すモンスター新入社員・栗林歌麻呂を金子大地、噂好きのおしゃべりおばちゃん社員・瀬川舞香を伊藤修子が演じる。

「おっさんずラブ」吉田鋼太郎に注目

多彩なキャストたちは、「『こんなにもキュンキュンするものか!』と、自分でもビックリしました。とにかくもう、吉田鋼太郎さん演じる黒澤部長がかわいすぎて…」(内田)、「ヒロインが吉田鋼太郎さんというのがたまらないですね(笑)!聞いた瞬間に笑っちゃいましたし、台本も久々だなっていうくらいゲラゲラ声を出して笑いながら読みました。クランクインするのが本当に楽しみです!」(眞島)と吉田に注目。一方、熟年離婚を告げられる役の大塚は、「『無さそうでいて、実は結構リアルにある話だけど、もし自分が蝶子の立場だったら、思考が停止するだろうな』と思いました(笑)。まず事態を把握するのに時間がかかりますし、周りにも軽々とは相談できない。落ちどころのない状況で生じる感情をどこに向けていいのか…自分で自分が分からなくなるだろうな、と」と自身に投影して思いを明かした。

また、レギュラー陣で最年少の金子は、「田中圭さんや吉田鋼太郎さん、林遣都さんをはじめ、尊敬する俳優の先輩方に囲まれてお芝居ができることに緊張しますし楽しみです」と期待。「皆さんに負けないよう、面白い作品にするよう、そしてちゃんと爪痕を残せるように一生懸命頑張ろうと思います」とフレッシュに意気込んだ。

「おっさんずラブ」予告映像も公開

そして、追加キャスト解禁に合わせて予告編映像も公開。「常識って誰が決めた」と真剣な表情で訴える主演の田中に加え、新キャストの「この胸の痛みは嫉妬なのか」「離婚の理由が女とは限らない」とせつない訴えが響き渡る。

田中圭(春田創一)役柄

「天空不動産」の営業所の社員。33歳にして独身。結婚願望はあるが、モテない。実家に居座ってぬくぬくと何不自由なく暮らしてきたが、母親に突如「自立しろ!」と出て行かれ、途方に暮れる。1人では料理・洗濯はおろか、光熱費の払い方も分からない、完全なるダメ男。本社から営業所に異動してきた後輩・牧の女子力に目を付け、うっかり同居を開始する。しかし突然、上司の黒澤、さらには牧にも「好きだ」と告白され、平穏な毎日が壊れ始めて…!ちなみに、春田は完全なるノンケで、女子(特にロリ巨乳)が大好き。幼馴染のちずが気になるくせに、いま一歩踏み出せずにいる。

吉田鋼太郎(黒澤武蔵)役柄

「天空不動産」の営業所の部長。厳しくも情に厚く、仕事一筋。その男気あふれる姿勢に、男女共に人気が高い“理想の上司”。…と思いきや、実はゲイ! 春田の隠し撮り写真を溜め込むことで、自分の欲を抑えてきたが、とうとう砦が崩壊。「自分の気持ちに嘘はつきたくない!」と春田に迫るようになる。妙にポジティブな節があり、ついには思い余って“熟年離婚”を決意。妻にもカミングアウトしようとするのだが…!?会社では厳格なキャラを保っているが、春田の前ではつい“乙女ムサシ”が顔を出し、いちいち初々しい反応をしたり、キャッキャしてしまう。

林遣都(牧凌太)役柄

「天空不動産」本社から営業所に異動してきた社員。入社4年目。高学歴のエリートで、女子社員が放っておかないイケメン後輩男子。…だったが、実はゲイ!黒澤が春田に迫ったと知り、うっかり自分もカミングアウトしてしまう。恋愛対象が男性…というだけで、性格や趣味は男らしく、ちょっとドS。基本は敬語で、気が利く丁寧な後輩風だが、たまにブラックな一面が顔を出す。家事・料理などが万能。まるで母親のように世話を焼き、春田を楽に生活させる。ちなみに巨根。

大塚寧々(黒澤蝶子)役柄&コメント

黒澤武蔵の妻。長年、喧嘩をすることもなく、平穏に30年、武蔵と寄り添ってきた。だが、結婚30周年を迎えた直後、藪から棒に武蔵から離婚を切り出され、何が原因なのかまったく分からず、愕然…。おそらく“不倫だ”と推理し、相手を突き止めようと、夫の勤め先「天空不動産」をしれっと訪問し、探りを入れるが…!?やがて、30年も共に過ごしてきた夫がゲイだと知った彼女が、選ぶ道とは…?

【コメント】

企画内容を聞いて「無さそうでいて、実は結構リアルにある話だけど、もし自分が蝶子の立場だったら、思考が停止するだろうな」と思いました(笑)。まず事態を把握するのに時間がかかりますし、周りにも軽々とは相談できない。落ちどころのない状況で生じる感情をどこに向けていいのか…自分で自分が分からなくなるだろうな、と。蝶子はそんな中、旦那さんの会社まで行って浮気相手を突き止めようとするんですけど、私にはとてもじゃないけど出来ない(笑)!ひたすら頭が渦巻き状態になるでしょうね。

人は想定外の出来事に弱いもの。きっと蝶子も自分がどんなときに怒るのか、はたまた喜ぶのかも測れなくなるほど相当悩み、自分をコントロールできない感じになるような気がします。そういう状態を大切にしながら演じたいです。大人になると、こんなにもジェットコースターみたいな時期を経験することがほとんどないですし、すごいスリルを味わえる撮影期間になると思います。

皆さん、ぜひ“人ってどうなるか分からない様”をドキドキしながらご覧ください。私も、普段はオオカミのようにカッコよくありながら、子犬のようにチャーミングにもなる吉田鋼太郎さんのギャップにドキドキしつつ、心拍数を上げながら撮影に臨みます。もし倒れたら、優しくフォローしてくださいね(笑)。

内田理央(荒井ちず)役柄&コメント

「居酒屋わんだほう」の看板娘。春田と実家が隣で、年の差の幼馴染。独身で現在彼氏ナシ!竹を割ったような性格で、上昇志向も強い。飲み会でセクハラをしてきた取引先の偉い人にうっかりパンチをお見舞いしてしまい、会社を辞職。現在転職活動中。春田同様、実家暮らしが長く、ズボラで家事が嫌い。イケメンで全部家事をやってくれる執事と結婚するならいいけれど、正直“結婚生活”にメリットを感じていない。春田に関しては「あんなダメ男ムリ」とバッサリ。…だが、突如ライバルが出現…しかもそれが男だと知って…!?

【コメント】

台本を読んで、萌えに萌えてしまいました!「こんなにもキュンキュンするものか!」と、自分でもビックリしました。とにかくもう、吉田鋼太郎さん演じる黒澤部長がかわいすぎて…。こんな作品を私は待っていたのかもしれません! 今回は本当に新しいタイプの恋愛ドラマで、女子は絶対にキュンキュンしちゃうと思いますし、私自身も新たな部分を開発できるかもしれないなって期待は膨らむ一方です。

春田とちずの付かず離れずの関係、ズバズバ物を言うカッコいいちずにも、すごく共感しちゃいました。春田を演じる田中圭さんとは初めて一緒のシーンでお芝居させていただきますが、幼馴染感を出せるよう頑張ります。あと、もうひとつ楽しみなのが、目のお芝居。1月期のドラマでは前髪で目が隠れていて、相手の目すら見えないので、想像力で演じる部分も多々あるのですが、今回はやっと相手の顔と光が見える(笑)!目での会話を思いっきり楽しみたいです。

眞島秀和(武川政宗)役柄&コメント

「天空不動産」営業所の課長。近寄りがたい雰囲気を放つ、独身貴族。細かく潔癖症な節があり、デスク周りをミニほうきで執拗に掃除したり、飲み会でも常にテーブルを拭いていたりする。仕事のミスを叱咤されることはあるが、未曽有の状況に追い込まれている春田にとっては、わりとまっとうな上司。結婚には興味がないと豪語するが、その私生活はよく見えず、どこか謎めいている。

【コメント】

僕は出演者側ではありますが、オファーを頂いて「どういう映像になるんだろう!?早く見たいな!」と思いました(笑)。まず設定からして…ヒロインが吉田鋼太郎さんというのがたまらないですね(笑)!聞いた瞬間に笑っちゃいましたし、台本も久々だなっていうくらいゲラゲラ声を出して笑いながら読みました。クランクインするのが本当に楽しみです!僕が演じる武川は仕事に対して真面目だし、営業マンなのにストイックな感じもする男。でも、どこか謎めいた男でもあるので、見る人によっては「この人には何かありそう…」と思うような、得体の知れなさみたいなものも残しながら演じていきたいです。

『おっさんずラブ』はとにかく笑えるドラマ。でも、その笑いが恋する男同士のほろ苦さや切なさにもつながっていきます。思いっきり笑って、切なくなって、元気になれるこのドラマが、皆さんの日々の生活の糧になればいいな、と思います。

金子大地(栗林歌麻呂)役柄&コメント

「天空不動産」営業所のモンスター新入社員。通称“マロ”。「遅刻っていうかマイペース主義なんで」「それ俺の仕事すか?」「つか、スタバ奢ってくださいよ」などと平気で言い放つ、何かとヤバい新人だが、近頃の若手はすぐ辞めがちなので、何となくみんな優しくせざるを得ず、優遇されている。なんだかんだ要領は良く、営業成績は春田より上。尻拭いした教育係の春田だけがいつも損をしてしまう。しかも恋愛偏差値が高く、感覚もグローバルで、なんかモテる。

【コメント】

今回は田中圭さんや吉田鋼太郎さん、林遣都さんをはじめ、尊敬する俳優の先輩方に囲まれてお芝居ができることに緊張しますし楽しみです。そして、物語がとにかく面白い! 出演が決まったときは素直にめっちゃうれしかったです。レギュラー陣の中では最年少の僕ですが、皆さんに負けないよう、面白い作品にするよう、そしてちゃんと爪痕を残せるように一生懸命頑張ろうと思います。

僕が演じる歌麻呂は、裏表があまりない男で、怖いもの知らず。僕も好きな先輩には結構何でも話しちゃうタイプですけど、さすがにマロほどではないです(笑)。今回は、僕も「どんどん前に出て行ってやる!」という勢いで、ある意味純粋な顔をガンガン見せながら、別人格になりきりたいです。これまでは学生役が多く、ここまでガッツリと社会人を演じるのは初めて。スーツを着るのも今回が2作目です。この作品を通して、社会人としていろいろ勉強しながら、先輩方からどんどん学んでいきたいです。

伊藤修子(瀬川舞香)役柄&コメント

「天空不動産」営業所の社員。噂大好きで何かと事件にしたがる、おしゃべりおばちゃん。ときどき勘が鋭く、みんなの何歩先を予測したような言動が光る。本人いわく、昔は職場の華だったらしいが、実際のところは謎。持ち前のトーク力で営業成績も抜群!恋に悩む春田たちに、思わぬ助言を与えることも。

【コメント】

美術大学に通っていた頃も演劇の世界にも、ゲイの方が身近にチラホラいらっしゃったこともあり、『おっさんずラブ』で描かれる世界はそんなに珍しいことではないな、という気がします。共演者の皆さんも芸達者で楽しそうだし、物語も面白そうだし、今後の展開をすごく楽しみしています。

舞香はずうずうしく、グイグイいくタイプの人。私はコメディー専門の役者で、普段からこういう役を演じることが多いですから(笑)、ストレスなく演じられると思います。視聴者の皆さんに「いつもと同じだ」と思われないように、また違う色を付けたいですね。自称マドンナ気取りで、何でも自分をちょっと大げさに見せちゃう舞香を楽しんで演じながら、何かしら作品の力になれるよう頑張っていきたいです。私は舞香と違い、そんなに人に積極的に話しかけるタイプではないのですが、撮影を通して共演者の皆さんと雑談くらいできるようになったらいいな、と思います。

(modelpress編集部)
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