相楽樹&伊藤淳史「とと姉ちゃん」以来の再共演(写真提供:読売テレビ)

相楽樹&伊藤淳史「とと姉ちゃん」以来の再共演 夫婦役から一変

2017.06.28 07:00

女優の相楽樹が、俳優の伊藤淳史が主演を務める7月6日スタートのプラチナイト木曜ドラマ「脳にスマホが埋められた!」(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11時59分~)の第2話(7月13日放送)にゲスト出演。相楽と伊藤は2016年4月~10月に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」以来の再共演となった。

今作は人気放送作家の鈴木おさむ氏が企画を担当した一話完結型のSFヒューマンドラマ。ある日、突然脳がスマホのようになってしまったアパレル会社「エグザルトン」総務課の折茂圭太(伊藤)が、この能力のおかげで関係のない社内外のトラブルに次々と巻き込まれていくというストーリー。第2話の撮影は無事に終了し、相楽と伊藤はそれぞれ再共演した感想、第2話の見どころなどを語った。

お互いの印象は?

2人は再会したという感覚があまりないようだが、再び現場で一緒に過ごしたことが嬉しかった様子。相楽は「朝ドラ後にも皆を食事に連れて行ってくださって、お会いはしていたので、再会という気持ちはあまりなかったんですが、伊藤さんがいる安心感で、他の現場よりもクランクインからリラックスして入れたと思います」と伊藤の存在に助けられたことを告白。

伊藤は「ご縁やタイミングで、立て続けに共演する方がいますが、相楽さんは数少ないその内の1人です。こんな短いスパンで、またご一緒できるのは嬉しいです。通常の撮影現場では、最初は緊張感を持って、相手の様子をうかがいながらですが、相楽さんとは、以前の作品で、長い間現場が一緒だったので、そういう余計な気遣いはせず、すんなりとお芝居に集中できて、すごくありがたいことだと思います」と気心の知れた相楽との芝居を楽しんだ様子だった。

相楽が初日からリラックスできたと聞いた伊藤は「でしょうね(笑)。アハハハ」と笑顔。朝ドラに途中から参加したときは、相楽に助けてもらったらしく「今回は相楽さんにゲストで出て頂く形でしたが、できるだけ緊張や不安が少ないように現場に入ってもらえたらと思っていたので、それは良かったです」と前回のお返しができたことを喜んだ。

伊藤淳史(写真提供:読売テレビ)
伊藤淳史(写真提供:読売テレビ)
相楽樹(写真提供:読売テレビ)
相楽樹(写真提供:読売テレビ)

夫婦役から一変!小悪魔で迫る

今回、相楽は別ブランド「エグザルトン・オム」プレスの相馬美羽役を演じる。美羽は折茂が大阪の店舗に勤務していた頃の部下。美羽は久々に再会した折茂に積極的にアプローチを仕掛けるが、他にもいろいろな男性をたぶらかしていたというストーリーになっている。

朝ドラの夫婦役とは全然違う設定だが、相楽は「私が演じた相馬美羽はかなり小悪魔な部分もあるので、伊藤さん演じる折茂さんを転がしてみたり甘えたり、ついこの間まで夫婦役だった2人でこの設定を真剣に演じているのが不思議な感覚でした。でも、振り切れてやれたのでとっても楽しかったです」と新たな設定を楽しめた様子。

伊藤も「良い意味で前回を思い出させたりしない設定だったので、逆にやりやすかったですね。フラットな状態からこの作品におけるこの役柄をお互いに演じることができたんじゃないかなと思います」と全然別の設定もスムーズに演じられたことを明かした。

早くも再会に期待

今作では、伊藤が岸谷五朗と約20年ぶりにテレビドラマで共演したことも話題に。3人が一緒に出演する緊張感漂うエレベーターシーンもあったが、伊藤は「(約20年前は)岸谷さんは担任の先生という役柄でしたが、子どもの頃にご一緒させていただいているので、共演者という枠を超えて、すごく支えて下さっている存在です。相楽さんとは年も一回り近く違いますけど、共演が近かったので、仲良くさせてもらっています。現場は良い空気で、待ち時間も話が盛り上がって楽しかったです」とコメント。

出演シーンを全て撮り終えてクランクアップした相楽は「時間もなかったので、『またね!!』というやりとりしかできなかったです」とバタバタして伊藤と別れを惜しむ間もなかった様子。伊藤は「本当に近いタイミングで共演しているから、また共演する可能性もあるのかなって…。だからお別れ感は全然ありませんでした」と再会に期待している。

伊藤淳史と相楽樹の共演シーン(写真提供:読売テレビ)
伊藤淳史と相楽樹の共演シーン(写真提供:読売テレビ)

相楽樹がゲスト出演する第2話の見どころ

今回、相楽が印象に残ったのは美羽の小悪魔的な要素が詰まったシーン。相楽は「折茂さんから今は独身だと聞いた美羽がわざとらしく『え、チャンス!あ、ごめんなさい。何でもないです』とあざとく言ってるシーンは段取りの時からスタッフさんも笑っていました。現実では絶対言うことのないセリフなので存分に楽しんでやりました」と明かした。

伊藤も第2話は相楽がイメージと全く違うキャラクターを熱演した美羽に注目してほしいことをアピール。伊藤は「相馬美羽はキャラクターが強烈で、すごく自分にトラウマや負い目を感じながら生きてきた役。僕もお芝居をしていて、過去を背負っている感じは伝わりました。とても役柄としても魅力的でしたし、相楽さんだからこそできたんだと思います」と語った。(modelpress編集部)
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