三代目JSB「レコ大」大賞までの軌跡 「ヒット曲がほしい」を胸に挑戦した2014年
2014.12.31 06:00
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7人組ボーカル&ダンスグループ・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEが30日、「R.Y.U.S.E.I.」で「第56回 輝く!日本レコード大賞」の大賞を獲得した。2010年11月「Best Friend’s Girl」で鮮烈なデビューを果たしてから4年、悲願の初受賞となった。
三代目J Soul Brothersのメンバーは、EXILEを兼任するNAOTO、NAOKIにパフォーマーのELLY、山下健二郎、4月に行われたEXILE新メンバーオーディションにも合格した岩田剛典、そして「VOCAL BATTLE AUDITION 2」出身のボーカリスト今市隆二、登坂広臣の7人。今年、春夏秋冬をテーマに、春「S.A.K.U.R.A.」、夏「R.Y.U.S.E.I.」、秋「C.O.S.M.O.S. ~秋桜~」、冬「O.R.I.O.N.」のシングル4枚をリリースした彼らだが、中でも「R.Y.U.S.E.I.」は疾走感溢れるサウンドとキャッチーな歌詞、曲中にメンバー全員で披露する“ランニングマン”が話題となり、今年の音楽シーンを大いに盛り上げた。YouTubeで公開されたミュージックビデオの再生回数も2014年動画ランキングの8位にランクイン、すでにライブで盛り上がる鉄板曲として広く浸透している。
個々の知名度と人気を上げた彼らだが、常に抱いていた目標は「ヒット曲がほしい」ということ。その目標を達成するためにも2014年は「熱狂を感動に変える」ことに全力を注いでいた。
デビュー曲「Best Friend’s Girl」、2012年レコ大の優秀作品賞「花火」とバラード曲で注目を浴びてきた彼らにとって「R.Y.U.S.E.I.」はひとつの挑戦だったはず――EXILEから受け継いだそのアツき魂を胸に、挑戦者で在り続けた三代目J Soul Brothers。その姿勢こそが、今回の初受賞へと導いたのかもしれない。
レコ大本番では大賞が発表された瞬間、メンバーは感極まった様子でうっすらと涙を浮かべた。“ランニングマン”にも熱がこもり、今まで以上にパワフルなパフォーマンスを披露。大賞受賞を受けNAOTOは、「嬉しいの一言。僕たちはEXILEメンバーのおかげで生まれたグループなので、少しでも恩返ししたいと思っていたし、ファンのみなさんにも恩返しできたと思います。この賞に恥じないグループになりたいです」と決意を新たにした。
完全ブレイクの2014年、EXILE魂を胸に飛躍
三代目J Soul Brothersは今年、元旦に自身初のベストアルバムを発売、1月には単独ツアーがスタートするなど年明けからアクセル全開だった。さらに、4月には岩田がEXILEに加入し、その後はフジテレビ系「ディア・シスター」で初の連続ドラマレギュラー出演を果たし俳優としても活躍。また、登坂は映画「ホットロード」で「第39回報知映画賞」新人賞を受賞。音楽分野だけなく、幅広い活躍が目立つ1年となった。個々の知名度と人気を上げた彼らだが、常に抱いていた目標は「ヒット曲がほしい」ということ。その目標を達成するためにも2014年は「熱狂を感動に変える」ことに全力を注いでいた。
レコ大直前、モデルプレスが行ったインタビューで登坂は「『R.Y.U.S.E.I.』という曲が熱狂を感動に変えるきっかけになると思っています」と断言し、「『自分達の中でも自信作で、世に浸透しました』と胸を張って言える曲が、初めてできたような気がします」と確かな手応えを感じていることを明かしていた。事実、この曲は日本中を駆け巡り、今の三代目J Soul Brothersにとって代表曲となった。
デビュー曲「Best Friend’s Girl」、2012年レコ大の優秀作品賞「花火」とバラード曲で注目を浴びてきた彼らにとって「R.Y.U.S.E.I.」はひとつの挑戦だったはず――EXILEから受け継いだそのアツき魂を胸に、挑戦者で在り続けた三代目J Soul Brothers。その姿勢こそが、今回の初受賞へと導いたのかもしれない。
2015年には、1月に通算5枚目となるニューアルバム「PLANET SEVEN」をリリース。また、春からは初の単独ドームツアー「三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2015 “BLUE PLANET”」が開催されることも決定している。勢いを増す彼らはまだまだ、高みを目指し進んでいく。(modelpress編集部)
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