ヒョク(C)モデルプレス

TEMPESTヒョク、日本公演で涙流した理由 共感したファンの姿「気持ちを共有できた」<インタビュー連載>

2024.05.21 18:00

韓国発グローバルグループTEMPEST(テンペスト)の日本デビューを記念したソロインタビュー連載。Vol.5にはヒョク(HYUK)が登場。

TEMPESTが日本デビュー

YUE HUA EntertainmentからデビューしたボーイズグループTEMPEST。2022年のデビュー後に数々の新人賞を受賞し、2023年9月に韓国でリリースした「Vroom Vroom」では音楽番組で2冠を獲得した。

そして2024年4月10日、JAPAN Debut Mini Album「BANG!」で日本デビュー。同月には東京&大阪でショーケースも開催した。

ヒョク、日本デビューショーケースは「緊張」

モデルプレスのインタビューに応じたTEMPEST(左から)ハンビン、ヒョク、テレ、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じたTEMPEST(左から)ハンビン、ヒョク、テレ、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW(C)モデルプレス
― 改めて日本デビューおめでとうございます!

ヒョク:(日本語で)ありがとうございます。

― 東京・大阪でデビューショーケースも行われましたが、ファンの皆さんの反応を直接感じていかがでしたか?

ヒョク:日本でデビューして初めてのステージだったので最初は緊張していたんですけど、ファンの方々の歓声のおかげですごく幸せな気持ちに変わって、その後は後悔なく舞台をやり切ろうという気持ちでステージに立てました。

― 「Baddest Behavior」「BANG!」のMVもワイルドな雰囲気が出ていて素敵でした。撮影時に印象的だったエピソードをお聞かせください。

ヒョク:日本で撮影したので、スタッフの方々が全員日本の方だったんです。初めてのことだったので、最初のうちは緊張や不安な気持ちがあったんですけど、スタッフの方々がすごく応援してくださったり、「いいよ、いいよ」と声をかけてくださったおかげで気持ちが楽になって、幸せな気持ちで撮影を終えることができました。

ヒョク「日本語の発声が自分には合っていた」レコーディングでの発見

ヒョク(C)モデルプレス
ヒョク(C)モデルプレス
― レコーディングで苦労したポイントや日本語ならではの魅力を感じた部分はありますか?

ヒョク:日本語の歌詞の場合は意味をしっかり理解してどれだけ感情を乗せられるかが大事だったので、そこに不安がありながら録音していたんですが、言葉の意味を自分で直接調べたり、(日本語が堪能な)ヒョンソプさんに聞いたりして、意味を理解しながら歌えるように頑張りました。あとは日本語の発声が自分には合っていたので、今までより洗練された、新しい気持ちでレコーディングをすることができました。

― 今回の日本デビューアルバムに収録されている曲以外で、最近新たにTEMPESTさんを知った方におすすめしたい1曲を教えてください。

ヒョク:日本デビューアルバムに収録されていますが…「Only One Day」をおすすめしたいです。この曲を初めて聴いた瞬間、メンバーの間でも「すごく良い曲だね」という反応があって、実際に活動していく中でファンの方々からも反応が良かったように思います。もっとこれからいろんなK-POPファンの方々に知ってもらって、もっと好きになってもらえたら嬉しいのでこの曲を選びました。

ヒョク、日本公演で涙した理由

― ショーケースに加え、去年の夏には日本でも単独ライブを実施されていましたが、どうでしたか?

ヒョク:自分の感情に正直に反応してくださる方が多かった印象で、一緒に楽しんでもらえたりとか、静かな音楽の時は泣いてしまう方がいたりとか、ステージからすごく観えるんです。実際に昨年のライブ「T-OUR」ツアーや今回のショーケースでも僕も皆さんと一緒に涙が流れたパートもあって、気持ちを共有できたところがすごく素敵だと感じました。

― 感動的ですね。

ヒョク:最終日でのことなんですが、最後に歌った「Next To YOU」はファンの方々に向けた歌でもあったというのがまず1つと、最前列にいらっしゃったファンの方が実際に泣かれていたのを見て、共感して涙が出てしまいました。

ヒョク、嵐をカバー曲に選んだのは「コンセプトがすごく合う部分があった」

TEMPEST(左上から時計回りに)テレ、ヒョク、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW、ハンビン(C)モデルプレス
TEMPEST(左上から時計回りに)テレ、ヒョク、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW、ハンビン(C)モデルプレス
― 単独ライブでは日本アーティストのカバーも大きな歓声が上がっていました。特にダンスまで披露された嵐さんの「Love so sweet」「Happiness」がすごく印象的でしたが、どのような流れで披露することになったのでしょうか?

ヒョク:元々日本を超えて全世界で人気の嵐先輩の曲をカバーすることはすごく光栄でした。実際に嵐さんの曲をカバーしてほしいというファンの方々の声もあって選びました。あとは、「嵐」というワードとTEMPEST(意味:嵐)のコンセプトがすごく合う部分があったので選ばせていただきました。

― 今後カバーしてみたい日本の楽曲や、よく聴いている日本アーティストの楽曲はありますか?

ヒョク:よくJ-POPを聴くのですが、Official髭男dismさんやあいみょんさん、優里さんの曲も聴いているのでカバーしたい曲がたくさんあります。

― これから日本の活動で挑戦してみたいことはありますか?

ヒョク:よく日本のバラエティー番組を観るので、いたずらで驚かせるびっくり番組や、大喜利など、そういった番組に出てみたいと思っています。

ヒョク「今までは少し近づきがたいイメージがあった」メンバーとは?

ヒョク(C)モデルプレス
ヒョク(C)モデルプレス
― デビューから2年が経ちましたが、初期から1番印象が変わったメンバーを教えてください。

ヒョク:難しいですね…。ヒョンソプさん!お兄さんに当たるので、今までは少し近づきがたいイメージがあったんですけど、今ではお兄さんという印象もありつつも、すごく優しくてふわっとしているイメージで、前よりも距離が近くなったと感じています。

― これまでを振り返ってグループやご自身のターニングポイントとなった出来事を教えてください。

ヒョク:ソウルや日本や海外と、色々なところで公演をしたんですが、そういった経験を経て自分の実力が一気には伸びたと思いますし、特に単独でコンサートをするのが初めてだったので、iEの皆さんだけが集まった空間でパフォーマンスをしてみて、自分がアイドルとしてこれからも諦めずにずっと走り続ける理由がここにあると再認識できました。これからももっと頑張るための理由になっています。

ヒョクが悲しみを乗り越えた方法

― モデルプレスの読者には今、壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな方々に向けて、ヒョクさんの“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。

ヒョク:たくさんの好きな言葉のうちの1つが、「この瞬間もいつかは終わる」です。辛いことがあっても、そのことにずっと留まってしまうのではなくて、前向きな気持ちで過ごしていったら、いつか良いことがあると信じて頑張っています。

ヒョクの夢を叶える秘訣

TEMPEST(左から)ハンビン、ヒョク、テレ、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW(C)モデルプレス
TEMPEST(左から)ハンビン、ヒョク、テレ、ウンチャン、ヒョンソプ、LEW(C)モデルプレス
― 最後にヒョクさんの“夢を叶える秘訣”を教えてください。

ヒョク:今、アイドルとしてデビューするという目標を達成して、次の目標に向かって頑張っている最中なんですが、目標を達成するまでの過程を自分が楽しんでいなかったり幸せに感じられなかったりすると、実現には近づかないと思うんです。それを叶えるための不安などは捨てて、もっと自分が楽しく幸せに過程を過ごしていくことができれば、達成できると思います。最終的には、自分を信じることが最も大事だと考えています。

― 貴重なお話をありがとうございました。

(modelpress編集部)

ヒョク(HYUK)プロフィール

生年月日:2000年4月17日
身長:177cm
ポジション:メインボーカル
【Not Sponsored 記事】

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