注目のK-POPグループ「TEMPEST」の夢&ぶつかった過去 記者も唸った謙虚な姿勢<モデルプレスインタビュー後編>
2023.08.23 17:00
views
YUE HUA Entertainmentから7年ぶりにデビューしたボーイズグループ・TEMPEST(テンペスト)のインタビュー後編。世界での活躍を視野に入れた彼等が今、目指している夢とは―――。
TEMPESTの悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな読者に向けて、TEMPESTさんの悲しみを乗り越えた方法を教えてください。ヒョク:僕は壁にぶつかったり悩みがある時も、iEの皆さんを見てコミュニケーションを取りながら乗り越えています。それから落ち着いた曲をよく聴きます。
― グループ内で意見がぶつかることはありますか?
ルー:…あります(笑)。
ヒョク:ありますね(笑)。
ルー:でもそういう時はもっと深く話し合ったりして解決していきます。それに意見がぶつかった時に葛藤することはなく、話し合いを通じて意見を統一していくので、そういう経験もグループの成長のもとになることが1番のメリットだと思います。なのでいつも話し合うことは重要視しています。
TEMPESTの夢を叶える秘訣
― 続いて、モデルプレス恒例の質問となります。TEMPESTさんが思う“夢を叶える秘訣”を教えてください。ハンビン:叶えたい夢がある時には、本当にその夢のために頑張り続けます。なので、やればできると思って、その夢、そしてどうやったら叶えられるかを考えることだけに集中していく。
ルー:僕は、夢は考えるよりももっと行動に移していった方がいいと思います。
ファラン:僕は、夢はコースターみたいだなと思っていて。上がる時も下がる時もあって、上がっていく時は本当に辛いのですが、いつか降りていく瞬間を楽しみにして、その楽しみがあるから諦めずにいられる。そうすると、ポジティブなマインドを失わず、悲しみに落ちたりもしません。
テレ:夢を持ったら、それを叶えられるか疑問に思うことも多いです。でも自分はいつも「思った通りになる」と信じてチャレンジしてみたらいつのまにかそうなっています。なのでチャレンジすることです。
ヒョンソプ:ルーくんとテレくんの話とちょっと似ていますが、僕も何も考えずにまず挑戦する姿勢が大事だと思います。何もしなかったら、その後に後悔するからです。
ウンチャン:僕はなりたい理想の形の夢の向きを決めて、それを目指していくことだと思います。
ヒョク:夢のために「そうなりたい」という理想を持って、自分を磨いて頑張ったら叶うと思います。
― では、そんな皆さんの今の夢は?
ヒョク:東京ドームコンサート!!
一同:おお~!!
ヒョンソプ:個人的には、世界の色々なところを訪れて今よりもっと多様な経験をすることです。
ファラン:ビルボードに進出すること!それから全世界の皆さんにTEMPESTを知ってもらうことです!
テレ:今よりかっこよくなりたいですし、仕事も楽しみながらしたい。今より輝く人生を生きていきたいです。
ハンビン:どこに行ってもiEの皆さんがいて、どこにいても会いに行きたい。そして音楽と良い姿を見せたいです。そして、ワールドツアーなどを開催してiEの皆さんと会えれば良いなと思います。
ウンチャン:健康でいて、何でもやっていきたいです。
ルー:TEMPESTとして輝くチームになりたいし、他の人を助ける人になりたいです。
― 今後のご活躍を楽しみにしています!貴重なお話をありがとうございました。
インタビューこぼれ話
現場に入った瞬間から、明るく日本語で挨拶してくれた7人。1番にスタジオにやってきたヒョンソプに、大好物だというみたらし団子を用意したことを明かすと、弾ける笑顔で「ありがとうございます!」と感謝を伝えてくれた。またメンバーの中で最も日本語が堪能なヒョンソプは、インタビューもほとんど日本語で回答。ハンビンがヒョンソプについて「本をよく読んでいるんですが、そういう賢い姿、それに加えてさらに頑張る姿が魅力だと思います」と語っていた通り、膨大な知識量に満足することなく日々勉強し続けているのだと感じられた。
続いてやってきたヒョクは、様々な種類の団子が並んでいるのを見て興奮のあまり思わず駆け寄るキュートな一面も。取材後にも、記者へ「美味しいです!」とわざわざ日本語で感想を伝えにきてくれた。ファランはそんな彼について「習得力が早くて、ダンスや歌をすぐに覚えます。誰よりも早くスキルを身につけるセンスもあると思います」とその器用さを絶賛していた。
ひまわりのような笑顔で現場を照らす最年長メンバーのハンビンは、穏やかで落ち着いた雰囲気で周りを癒やす存在。どの質問にも真摯に回答しており、最年少のテレは「1番年上なので辛いこともあるかもしれないんですけど、本当にいつも頼りになります。ポジティブなエネルギーをもらえる」と話していた。
そんなテレは低い声とあどけない笑顔で周りを虜に。質問には「難しいですね…(笑)」と頭を悩ませる瞬間もあったが、しっかりと考えをまとめてから話してくれた。時にメンバーからいじられる場面もあり、マンネ(韓国語で最年少を指す言葉)としてお兄さんたちに可愛がられている様子には記者もほっこりとした気持ちになった。
ウンチャンはやはり、歩くだけでその場がランウェイ状態となる圧倒的なスタイルが印象的。インタビューでは控えめに話を聞いていることが多かったが、一言で一気にメンバーたちを盛り上げ、TEMPESTの普段の空気感を感じられた。
ファランは周囲を笑顔にするムードメーカー。取材後には団子の入った箱を抱えて服で隠すように楽屋に戻るなど、茶目っ気たっぷりな行動で魅了。ルーはファランを“すごくエネルギーが溢れる人”と言い、「練習する時もスケジュールをこなす時も、皆が頑張れるようにしてくれるし、愛嬌も溢れていて可愛いです」と説明。まさにその愛され力を現場でも発揮していた。
ルーもリーダーとして1歩引いてメンバーを見守っていたが、自身の経験をもとにした言葉の数々には強い説得力が。ヒョンソプは「僕より年下なのに『実はこの子、お兄ちゃんなんじゃない?』と思うことがあります。責任感もすごいし、どんな辛いことがあっても絶対倒れずに僕たちを支えてくれます」と語り、厚く信頼を置いていることがわかった。
TEMPESTは、モデルプレスが発表している「最もハマっているK-POP」ランキングでも常連のアーティスト。彼等もランクインしていることを知っており、インタビュー後にはヒョンソプが記事をチェックしていたと明かしてくれた。改めて感謝を伝えてくれた7人だったが、同ランキングが読者による投票で選出され、iEの団結により選ばれていると知ると、「そうなんですか!?」と驚き&喜びをあらわに。
インタビューは夜に実施されたものの、彼等は一切疲れを見せることなく、最後まで何度も「ありがとうございました!」「お疲れ様でした!」と挨拶。できる限り知っている日本語を使って話そうとする姿勢と謙虚さ、「また会いましょう」という優しい言葉には記者も感動するばかりだった。(modelpress編集部)
TEMPESTプロフィール
<ルー/LEW>リーダー生年月日:2001年4月5日
身長:171cm
ポジション:ボーカル&ラップ
<ハンビン/HANBIN>
生年月日:1998年1月19日
身長:174cm
ポジション:ボーカル
<ヒョンソプ/HYEONGSEOP>
生年月日:1999年8月9日
身長:174cm
ポジション:ボーカル
<ヒョク/HYUK>
生年月日:2000年4月17日
身長:177cm
ポジション:メインボーカル
<ウンチャン/EUNCHAN>
生年月日:2001年2月27日
身長:187.5cm
ポジション:ボーカル
<ファラン/HWARANG>
生年月日:2001年4月23日
身長:181cm
ポジション:メインラップ&メインダンス
<テレ/TAERAE>
生年月日:2002年5月9日
身長:180cm
ポジション:ラップ
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
逸材集結のK-POPグループ「TEMPEST」に初直撃 日本での初単独ライブ控え“武器”語る<モデルプレスインタビュー前編>モデルプレス
-
TEMPEST、日本・韓国で初の単独コンサート決定<日程・会場一覧>モデルプレス
-
ENHYPEN・ソヌ&TEMPEST・ハンビン、“I-LANDコンビ”再集結「天使の再会」「号泣」の声モデルプレス
-
『思ってたのと違う…』魅力的なのは最初だけ!?付き合うと大変かもしれない男性の3つの特徴愛カツ
-
課長「お前の家、あの会社と近い?」激務で体調不良になった社員を引き留め…→“ある封筒”を渡し【衝撃的すぎる一言】を伝える…!愛カツ
-
不変の愛を手に入れる3つの秘訣 ~彼が微笑むあなたの魅力を高める策~Grapps
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス
-
“怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】モデルプレス
-
「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】モデルプレス
-
片岡凜、日曜劇場初出演は「すごく光栄」“ドラマデビュー作ぶり”新井順子Pとの再会で贈られたアドバイスとは【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.1】モデルプレス
-
アナウンサーになるには?テレ東・田中瞳アナの回答と「夢を叶える秘訣」モデルプレス
-
テレ東・田中瞳アナの転機になった、さまぁ~ずの“ある言動”モデルプレス