平手友梨奈「六本木クラス」ビジュアルに強いこだわり リメイク作品への本音明かす
2022.07.14 08:00
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7月7日からスタートしたテレビ朝日系木曜ドラマ「六本木クラス」(毎週木曜よる9時~ ※第2話は拡大スペシャル)に出演する平手友梨奈(ひらて・ゆりな/21)。主演の俳優・竹内涼真が演じる宮部新に出会ったことで人生が変わり始める麻宮葵役を演じる。
「私でいいのかなという気持ちしかなかった」──プレッシャーを抱えながらも、監督との綿密なディスカッション、ヘアスタイルへのこだわりなどから、作品に向かう真剣な姿勢を感じられる。これまでの経験で培った演技力を今作でどのように発揮していくのか。
韓国ヒットドラマをリメイク「六本木クラス」
絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく姿を、下剋上を主軸にラブストーリー、そして青春群像劇を交錯させながら描いた韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日韓共同プロジェクトのもとテレビ朝日がリメイク。ジャパン・オリジナル「六本木クラス」として、東京・六本木を舞台に描く。平手のほか、主人公の宮部新役を竹内、新の初恋の人で飲食産業の頂点に君臨する長屋ホールディングスに勤める楠木優香役を新木優子、長屋ホールディングス会長で新の宿敵・長屋茂を香川照之が演じる。
平手友梨奈、リメイク作品への本音
― ヒット作の日本リメイク版ということで、スタートから期待値が高いと思いますが、作品のオファーが来た際の率直な気持ちを教えてください。平手:元々作品自体は知っていたので、まずは日本で本当にリメイクするんだという驚きが大きかったです。ヒット作なので、私でいいのかなという気持ちしかなかったですね…。
― 原作者の方から直々のオファーだったんですもんね。
平手:元々私を知っていて映画「響 -HIBIKI-」を見てくださったのか、映画を見て私を知ってくださったのかはわからないのですが、作品を見ていただいたり、葵という役で声をかけていただいたりして、本当にすごくありがたいなと思います。
― 復讐劇のほかにも、ラブストーリーとしても描かれますが、これまで平手さんが演じてきた役からでは、すごく新鮮な姿が見られそうで楽しみです!
平手:「新さんのそばにいます」みたいなことですよね。ちょっと緊張しますが、自分が現場に入った時にどうなっていくんだろなーという感じです。
最近は「葵は葵だから」という言葉を自分に言い聞かせていたり、監督とディスカッションしながら「その方が葵だよね」と一緒に作り上げていったりするのが面白い部分だなと思います。ゼロから作る作品ではないと思うので、私も作品に入る前からその絶妙なバランスを作っていけるように監督とお話ししました。
役に共感するところは?
― キャスト発表の際に、平手さんが演じる葵への印象をコメントしていましたが、平手さん自身も、何事にも全力で向き合う姿や誰かを想ってひたむきに頑張る姿はすごく応援したくなるし、可愛らしいし、かっこいいなと思っています。そういった面でも、本当にこの役がぴったりだと感じたのですが、ご自身でも役とのシンパシーなどは感じますか?平手:いやぁ…そこは感じていないです。この役に共感できると言ったら、私ちょっとやばい人になっちゃうかもしれない(笑)。でも葛藤の部分や、誰かのために自分が動くというところはすごく共感できます。
― 平手さんはご自身でこれまでも人見知りとおっしゃっていますが、一方で作品ごとに共演者の方とすごく良い関係を築いている印象です。「ドラゴン桜」で一緒だった鈴鹿央士さんとも再び共演となりましたね。
平手:今回の中だと、鈴鹿央士さんと中尾明慶さんと「ドラゴン桜」で共演していたのですが、すごく面白くて優しい方だなという印象なので、撮影もいい雰囲気です。
ビジュアルにこだわり
― ビジュアルもかなり忠実に再現していて、ビジュアル面でも大きな話題となっていますが、こだわりはありますか?平手:韓国版では毛先だけが金髪なのですが、今回監督やプロデューサーと一緒に話して「日本のオリジナルで変えたい」という思いが同じだったんです。どうしようかなというのは私も悩んでいたので、ヘアメイクテストの日を作って、自分のヘアメイクさんと、自分の髪を担当してくれている美容師さんの客観的な意見を含めて、その3人で時間をかけて「こうだよねー、あーだよねー」とか言いながら、「この髪型がしっくりくるね」という最終的な形になりました。
― かなりのこだわりヘアだったのですね!すごくお似合いですが、長い期間保つためにヘアケアとか大変そうですね。
平手:そうですね。一応家でケアはしっかりしています。
― 韓国版がブームになった時、イソの役柄だけではなくてビジュアルにもすごく注目が集まっていたので、今回も注目を集めそうですよね。平手さんもこれまでブランドビジュアルを務めるなどしていますが、ご自身がファッションアイコンになって発信することについてどう思いますか?
平手:自分がファッションアイコンとして発信するというよりは、葵も自然とそうなってくれたらいいなと思います。この作品を見てくださった方が、「自分もこういう髪型してみてもいいのかな」とか「この髪型似合うのかな」とか、自分探しのきっかけになったらいいかもしれないですね。
平手友梨奈の夢を叶える秘訣
― いろいろな役を演じてきた平手さんの、夢を叶える秘訣を教えていただきたいです。平手:え~、なんだろう…。夢ですか?
― 映画「響 -HIBIKI-」でインタビューさせていただいた時は、同じ質問に「やるしかない」と答えていただきました。そこから約3年で変わったことはありますか?
平手:あ、でも変わってないかもしれないです。とりあえずもうやるしかないという感じですね。
― 考えが一貫しているのですね!
平手:どうなんだろう…性格かもしれないです。今回もプレッシャーはすごくありましたが、やってみなきゃわからないこともたくさんあるので、もうやるしかない!という感じです。
― ありがとうございました!ドラマ楽しみにしています。
(modelpress編集部)
平手友梨奈(ひらて・ゆりな)プロフィール
2001年6月25日生まれ、愛知県出身。デビューから8作連続で「欅坂46」のセンターを務め、2020年1月に脱退を発表。個人名義としては2020年にデジタルシングル「ダンスの理由」、2021年「かけがえのない世界」を配信リリース。2021年にはドラマ「ドラゴン桜」をはじめ、映画「さんかく窓の外側は夜」、映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」など女優としても活躍の場を広げるほか、パリコレクションのオープニング映像に参加しモデルとしても注目を集めている。
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