磯村勇斗、北村匠海・杉野遥亮らとの“サウナーライフ”が深い 俳優界“サウナ勢力”拡大中<インタビュー>
2020.03.18 12:00
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サウナの魅力を伝える番組「サウナーーーズ ~磯村勇斗とサウナを愛する男たち~」(金曜午後11:30~ /WOWOWライブ)が、3月20日より放送スタートする。磯村はなぜこれほどまでにサウナを愛すのか。サウナー(=サウナ愛好家)の俳優仲間たちとのエピソードと共に、熱く語ってくれた。<インタビュー>
磯村勇斗がサウナを愛す理由
昨年放送された、サウナ好きの男たちの姿を描くテレビ東京系ドラマ『サ道』への出演をきっかけに、どっぷりとサウナの魅力に浸かった磯村。今では20代俳優の中で、先陣をきってサウナを“伝道”している存在だ。まだサウナの良さを知らなかった記者が「そもそもなぜそこまでサウナにハマったのでしょうか?」と尋ねると、磯村は真剣な眼差しで答えてくれた。
「サウナの世界には“ととのう”という言葉があって、その“ととのう瞬間”を求めるんです。体が溶けていく、浮いていくような感じで、スピリチュアルな世界に飛んでいくような感覚なんですよね。言葉ではあまり理解してもらえないのですが、“ととのう”を味わうと、体がリセットされて、その日の疲れ、悩み、不安といったものがなくなるというのが、サウナの一番の醍醐味だと思います。サウナは心の整体と言われているくらいなので」。
サウナーたちがサウナを愛す理由は、身体的な健康を得られることよりもむしろ、精神的なメンテナンスとしての要素が大きいそうだ。
「ありがたいことにお仕事が続いている中でも、サウナを始める前はなかなか切り替えができなくて、不安になることもあったんです。でもサウナに出会ってからは、切り替えの一つに使えるようになりました。疲れても、サウナに入ればリセットされて、万全な状態で臨める。サウナに助けられた一年でした。芝居でも、以前と比べて力むことがなくなったかもしれないですね」。
若手俳優界でサウナーが一大勢力に?
役者としての心の持ちようにもそれだけ大きな影響を与えるサウナ。今、多くの若手俳優がその魅力にハマっているという。同番組でも、稲葉友・鈴木伸之が磯村と共に“サウナキャンプ”へ。2人と磯村は、プライベートでも俳優仲間でありサウナ仲間だ。「友は僕よりサウナ歴が長いのですが、伸は僕がサウナを教えてハマった1人です。同世代の仲間たちに、頑張って良さを伝えているんですよ。どの現場でもサウナの話をして、こっちに取り込んでいるんです」。
実際にサウナ好きの輪はどんどんと拡大している。仲の良い北村匠海や、杉野遥亮もサウナ仲間で、よくプライベートでも一緒に行くのだという。「サウナ勢力は強くなっている?」と聞かれると「もうスゴいことになるんじゃないですか。芸能界。サウナのチームを組んだら、相当な人数が入ってくれると思います(笑)」と磯村。「これから取り込みたい人は?」と尋ねると「できる限り、20代の役者たちは全員取り込みたいですよね」と意気込む。
「お会いしたことはないけど、菅田将暉君とかは銭湯好きと聞いたので、サウナにもハマってくれるかもしれない。それに、映画『東京リベンジャーズ』(10月9日公開)があるので、まずはそのメンバーですよね(笑)。伸、匠海、杉野はもうサウナーなので、吉沢(亮)とか。そこを全員取り込んだら、どんどん広めてくれるんじゃないかと」。
近い将来、旬のイケメン俳優たちの一大サウナチームが結成されそうな勢いだ。
磯村勇斗、俳優仲間とのサウナでの過ごし方は?
普段、俳優仲間とサウナに行ったときは、どのように過ごすのだろうか。やはりサウナに行くと、いつもより深い話ができるのかを尋ねると「喋るときもありますし、喋らないときもあって、その時々です。仕事のことを話したりもしますけど、『今日、ととのいそうだね』みたいな方が、話の内容的には面白いですよね」と、にやり。あくまでも、サウナの醍醐味は“ととのう”なのだ。「相手が喋らなくなってきたら『ととのってきてるな』と感じます。だからお喋りなやつと行くと整わないんですよ(笑)。そういうときは会話を楽しみますけど」と磯村。誰がととのいやすく、誰がそうでないのか聞いてみると「匠海とか、友、伸は、ととのうときは本当に全然喋らなくりますね。シュッと静かになるので『ととのい環境分かってるな』と。逆に杉野は、よく喋るので、なかなかととのわないですね。ととのわないって言ったらあいつに失礼かもしれないですけど(笑)。でも、あの子はサウナを楽しんでるんですよ。それがまたいいですよね」と、サウナに臨むスタイルも人それぞれなのだと教えてくれた。
磯村勇斗「サウナーーーズ」初回は念願のフィンランドへ
そんな磯村が、万感の思いでサウナの魅力を伝える同番組。初回には念願かなって聖地・フィンランドを訪れ、現地のさまざまなサウナに触れ、堪能する。フィンランドでのサウナ体験について聞かれ、「本場は全然違いましたね。日本とフィンランドでは、サウナに行くという感覚が全く違う。向こうの方は僕らが毎日お風呂に入る感覚ですし、まだまだ自分は甘いなと思いました」と磯村。本場を体験し、サウナーとしてのレベルも格段にアップしたようだ。そんなフィンランドでの経験が生かされる、日本での“サウナキャンプ”には、稲葉と鈴木が登場。俳優たちが本気で裸で汗を流す、肉体美にも注目だ。
そして番組のナレーションにはなんと、北村が抜擢。磯村は「匠海の柔らかい声質は、ロウリュ声。ロウリュボイスなので、非常に合っていると思いました。いい番組になるなって」と喜んだ。ロウリュは、熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させ、発汗作用を促進するフィンランドのサウナ入浴法だ。おそらく、しっとりじんわりと温かい良声ということだろう。
磯村勇斗、サウナ伝道は神のお告げ?
すでに「シーズン2もやりたい」と目を輝かせる磯村。将来的には同番組でサウナのイベントをしたいそうで「俳優だけでなく、音楽、芸人さんとかいろんなジャンルの人を集めて、一大祭典のような感じでやれたら」と熱く語る。「すっかり伝道師ですね」と言われると「なんでこんなに言ってるのか、自分でもわからないんですけど(笑)。神が囁いてるんでしょうね。サウナを広めろって(笑)」とはにかんだ。
改めて、ここまでサウナが広まっている理由を尋ねられると「やっぱり、仕事を頑張りすぎてしまうとか、そういう日本の社会と深く関わっているんじゃないでしょうか。日本人には温泉が馴染んでいるように、癒しを求めているんだと思います。サウナに来ている人たちを見ると、本当に幸せそうな顔をしているんですよ。みんな落ち着く場所がほしいんじゃないかな」と語った磯村。
ファンの女性たちなどにもオススメできるかを聞くと「特に女の子は、絶対行った方がいいですよ。熱そうとか、水風呂が冷たそうというイメージもあると思うのですが、初心者に優しい場所もありますし、女性は冷え性の方とか、心が不安定になるときも多いと思うので、非常にオススメです」とのこと。
インタビューが終わる頃にはすっかり、サウナに行ってみたくなっていた。
サウナーーーズ ~磯村勇斗とサウナを愛する男たち~
ドラマ「サ道」で“イケメン蒸し男”を演じ、プライベートでもサウナーの道を歩み始めた磯村。サウナ室~水風呂~休憩を繰り返すことで得られる多幸感、いわゆる“ととのい”を求めて日々サウナへと通う磯村が、至高のサウナ体験を求めて降り立ったのはサウナの聖地フィンランド。本場らしいさまざまなサウナを磯村が訪れ、筋金入りのサウナーでもある芸人/DJ/俳優のやついいちろうとともに、日本では体験できない本場のサウナを堪能。2人のサウナトークも必見だ。そして、本場フィンランドでのサウナ体験を通し、超リラックスした裸の付き合いの楽しさを体験した磯村は、そのノウハウを日本に持ち帰り、サウナ仲間たち(サウナーズ)とも共有することに。サウナキャンプを企画し、大自然の中でサウナを楽しむ準備をととのえ、俳優仲間でもありサウナ仲間でもあるメンバーが集まる。(modelpress編集部)
ヘアメイク:佐藤友勝
スタイリスト:齋藤良介
【Not Sponsored 記事】
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