「今日から俺は!!」磯村勇斗インタビュー 「相良に命かけてます」念願の“悪役”挑戦にあった覚悟
2018.11.11 07:00
views
日本テレビ系 新日曜ドラマ『今日から俺は!!』(毎週日曜よる10時30分)に出演する磯村勇斗(いそむら・はやと/26)がモデルプレスのインタビューに応じた。累計4000万部を超える西森博之氏のヤンキーギャグ漫画をヒットメーカー・福田雄一監督が実写化。磯村は“悪の巣窟”と呼ばれる開久高校のNo.2で卑劣な手段もいとわない非道な男、相良猛を演じる。
磯村勇斗、初の福田組参加「相良に命かけてます」
― 今回初めての福田組参加となりますが、現場の雰囲気はいかがですか?磯村:楽しいですね。キャストの仲も良いですし、福田さんの世界観やエネルギーが全部スタッフさんやキャストにも伝わっている感じがします。
― 髪は襟足まで全部地毛ですか?
磯村:地毛です。
― 最近伸ばしていらっしゃったのはこのためだったんですね。
磯村:そうですね。襟足を長くしたかったので。
― 結構な長さですよね。日常生活は大変だったんじゃないですか?
磯村:大変ですよ。だから襟足は結んだりとか。
― 色は何色といえばいいんでしょう。
磯村:パープルグレーだったかな?シルバーを狙っているんですけど、色が落ちていくとどんどん金髪になっちゃうので、何回も染めに行きました。シルバーワックスも使って、上手く発色するように工夫しています。
― 眉毛も色を抜いているんですね。相良役への熱い意気込みを感じます。
磯村:はい。もう相良に命かけてます。
― 学ランもすごくお似合いです。
磯村:ありがとうございます。この学ランがやっぱりすごく格好いいので、着るだけでスイッチが入りますね。
― 同じく開久高校の片桐智司役を演じる鈴木伸之さんと並んだ時の迫力がすごいです。
磯村:肉襦袢入れた伸はダメですよ(笑)。ガタイがすごいですもん。歩いてきただけで喧嘩したくないなって思いますもんね。
― (笑)。鈴木さんとも共演が続いていますね。すっかり仲良しに?
磯村:伸とは今回で2回目なんですけど、仲良いですね。2人きりのシーンも多いんですけどずっと喋ってますし、温泉に行ったりもしました。伸はかなり男っぽい役をやってますけど、本人は甘え上手だし寂しがり屋というか(笑)。
― 可愛いですね(笑)。
磯村:そうなんです。僕としてはそのギャップも面白いです。
― 2人でどんなことを話されるんですか?
磯村:何話してるんだろう?芝居の話もしますけど、プライベートな話が多いですかね。最近ハマっているものとか趣味の話をフザケたり、ボケたりしながら話しています(笑)。
磯村勇斗、念願の悪役挑戦
― アクションも久しぶりでは?磯村:そうですね。「仮面ライダーゴースト」(2015)の時にやっていましたけど、やっぱりライダーの時のアクションとは全然違います。今回は特に悪役の方なので、かなり崩した戦い方をしていて、相良はわりと手数が多くスピーディーに戦うタイプなので、大変なところもありますけどその分やりがいがありますね。
― 事前に準備もされたんですか?
磯村:アクション練習は皆でやりました。個人的には“殴る蹴る”の感覚を研ぎ澄ませたいと思ってボクシングに通いました。
― 今回、“悪役”というのも新たな挑戦ですね。オファーを受けた時の心境はいかがでしたか。
磯村:嬉しかったですね。「やっと悪役ができる」と思いました。しかもかなりのヒールなので、「これはもうとことんやってやろう!」と。これまで演じてきた役柄と全く違うので、多分今までの磯村勇斗を知ってくださっていた人にも、また違う一面を見ていただけるんじゃないかなと思います。
― コメディ要素の強い今作において、相良と智司はシリアスパートを牽引するキャラクターですよね。面白いことをやりたくなる、なんてことはないですか?
磯村:それはあります。賀来(賢人)さんとかを見ているとすごく楽しそうなので、「やりたいね」って伸とも話したりはしているんですけど、福田さんから「開久チームはシリアスを追求してほしい」と言われているので、“ザ・ヤンキー担当”としてとことん本気でやってやろうと思っています。
― ドラマを引き締める役割というか。
磯村:そうですね。そういった意味ではプレッシャーもあったりするんですが、伸と2人で支え合いながらやっています。
磯村勇斗、相良役は「俳優としてのターニングポイント」
― 福田監督にお話を伺った時、磯村さんのことを褒めていらっしゃいました。「僕の想像を超える面白さを見せてくれた」と。磯村:本当ですか?ありがとうございます。褒められるとなんて返したらいいのかわからなくなっちゃうタイプなんで、なんか恥ずかしい(照)。また新しい一面を見せられるように頑張らないと。
― 新境地開拓で「ひよっこ」(2017)とのギャップが話題になりそうです。
磯村:ヒデのような“良い子”のイメージが多分皆さんにあると思うので、今回福田さんに相良役をいただけたことは、自分の中でも俳優としてのターニングポイントだと思っています。「自分はこっち側(悪役)もできるんだよ」というのを見せたいと考えていたところだったので、本当に良いタイミングでこの役をいただけたなと思いますね。
― では最後に、相良役の一番の見どころを教えてください。
磯村:相良は“狂犬”と言われるほど非道なキャラクターなんですが、三橋(賀来)や伊藤(伊藤健太郎)、あるいは今井(太賀)に対してどんな卑怯な手を使っていくのか。見ている方に「相良って本当腹立つ」とか「マジで最低」と思っていただけたら嬉しいです。あとは“やられ方”にも注目してもらいたいですね。男としては“ヒール”は格好良くて憧れの対象でもあると思うので、ちょっとでもそういう存在になれたらいいなと思って臨んでいます。ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
ドラマ『今日から俺は!!』第5話あらすじ
流行りのヤンキーショップを見に千葉から原宿を訪れた三橋(賀来賢人)のクラスメイト・佐川(柾木玲弥)は、カッペ狩りをしていた東京の不良・ユタカ(平埜生成)にカツアゲをされた挙句、ボコボコにされる。気絶直前に佐川が言い残した「お前なんか三橋さんと伊藤(伊藤健太郎)さんに殺されるぞ」という言葉に興味を持ったユタカの仲間・紅野(中村倫也)、ゴロー(池田純矢)、岩田(市川刺身)は遊び半分で千葉のヤンキー退治に繰り出して…。翌日、理子(清野菜名)から佐川が東京で襲われ意識不明だと聞き、怒りに燃える三橋と伊藤は東京に向かおうとする。だが、すでに千葉入りしていた紅野たちは早速三橋たちを探し始めていた。喧嘩と暴力をレジャーとして楽しむ都会の不良・紅野は開久の生徒にも手を出し、噂を聞いた智司(鈴木伸之)と相良(磯村勇斗)は開久の総力を挙げて紅野たちの捜索を始める…。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
伊藤健太郎、磯村勇斗から「今日から俺は!!」ネタ放り込まれる “トンガリ頭”再現で「こっちじゃない!」モデルプレス
-
磯村勇斗、初挑戦で「ぶっちゃけ過ぎてしまう」?“ほぼ初対面”小手伸也と息ぴったりトーク<SUITS/スーツ>モデルプレス
-
玉城ティナ&磯村勇斗、放課後トークで本音「ういらぶ。」スピンオフドラマ決定モデルプレス
-
King & Prince平野紫耀、深夜にホテルで“不思議な行動” 磯村勇斗が目撃「なんて可愛いヤツ」<ういらぶ。>モデルプレス
-
磯村勇斗、いまの“すべて”を凝縮 初の写真集発売が決定モデルプレス
-
磯村勇斗、月9初出演 「SUITS/スーツ」追加キャスト発表<本人コメント>モデルプレス
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
モー娘。牧野真莉愛、“憧れ”道重さゆみの芸能界引退発表後に連絡 印象的な2つの思い出「これからもずっと道重さんを愛していきたい」【「Maria 24 tuoi」インタビューVol.3】モデルプレス
-
モー娘。牧野真莉愛「ラヴィット!」出演初日に励まされた川島明の一言 先輩の相次ぐ卒業で痛感する課題とは【「Maria 24 tuoi」インタビューVol.2】モデルプレス
-
モー娘。“グラビアクイーン”牧野真莉愛、美スタイルの秘訣「一生治らないかもと焦っていた」肌トラブル改善に繋がったケア【「Maria 24 tuoi」インタビューVol.1】モデルプレス
-
【PR】「No No Girls」発・HANA(ハナ)KOHARU、愛で照らす“太陽”のコミュニケーション力 最終審査の苦労明かす「私はすごくメンバーの心に入り込むタイプ」【インタビュー連載Vol.4】株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
-
【PR】「No No Girls」発・HANA(ハナ)CHIKA、自信を失った過去から「私はこのグループに絶対必要」と思えるまで【インタビュー連載Vol.3】株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
-
【PR】「No No Girls」発・HANA(ハナ)最年少MAHINA、“異例”3.5次審査合格までの心境「後ろを向いている暇もない」鋭く訴える歌詞の裏にあったトラウマとは【インタビュー連載Vol.2】株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
-
【PR】「No No Girls」発・HANA(ハナ)MOMOKA、過去のトラウマを払拭できた瞬間 ストイックになるための努力重ねた日々【インタビュー連載Vol.1】株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
-
高石あかり、朝ドラヒロイン・話題作出演…抜てき続く中で思う夢を叶える秘訣「本当に芽吹いた1年になった」<「アポロの歌」インタビュー>モデルプレス
-
timelesz佐藤勝利「良い作品になる」と確信した瞬間 高石あかりの話を「実は盗み聞きしていました」<「アポロの歌」インタビュー>モデルプレス