「トドメの接吻」志尊淳インタビュー 今度の“可愛さ”は一味違う 初共演・山崎賢人と「2人の間で今流行っている」こととは?
2018.01.14 05:00
views
山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)主演ドラマ「トドメの接吻(読み:キス)」(日本テレビ系、日曜よる10時30分~)に出演中の志尊淳(22)が、モデルプレスのインタビューに応じた。今作は、山崎演じる“愛に歪んだクズなナンバーワンホスト”堂島旺太郎(エイト)が、謎の女(門脇麦)のキスによって繰り返される“死のタイムリープ”に翻ろうされながらも、カネと権力で成り上がろうとする刺激的なラブストーリー。志尊は、旺太郎に懐くホスト・小山内和馬役。赤髪にイメージチェンジし、ハイテンションな演技で“可愛い後輩ホスト”を好演している。
志尊淳史上最もチャラい役 一味違う“可愛さ”で魅せる
「ホストクラブに行ったことがないので、リアリティを追求するというよりは、監督や自分の中のイメージで作り上げてます。髪も実際に地毛を赤に染めて。ホストの格好でいるときは違和感ないですけど、私服だと目立っちゃうのでプライベートでは潜もうとしています(笑)。口調もチャラくして。初のホスト役ですし、今まで演じた役で一番チャラい役です」。本人もそう語るように、今作では“見たことない志尊淳”を見せている。映画「帝一の國」、ドラマ「きみはペット」(フジテレビ系)での“可愛いキャラ”をはじめ、現在放送中のNHKドラマ10「女子的生活」では「美しすぎる」と話題の“女子”姿を披露するなど、そのルックスを活かした役柄も多いが、今回の“可愛さ”は一味違う。
「“可愛い後輩”役ということで、その文字に負けないように頑張ってはいるんですが、“可愛い”仕草は一切ないんです。例えば『きみはペット』は分かりやすい可愛さでしたけど、和馬は後輩として『こいつ面白いな、可愛げあるな』っていう可愛さ。イメージは体育会系で、『ついていきます!先輩!』っていう可愛さを目指しています」。
さらに、「逆に分かりやすく『可愛くやって』って言われた方が…きつい(苦笑)」と意外な本音も。“可愛い”は得意分野かと思いきや、「照れも入ってきますし、『どうすればいいんだろう?』ってなってしまって…今回みたいに、上下関係における可愛さだと僕も後輩に感じることがあるので、共感できる部分があります」と役に寄り添った。
山崎賢人と初共演 「2人の間で今流行っている」のは…?
主演の山崎とは、今回が初共演。「共通の友達もいてプライベートでは何度か会ったことがあったんですけど、お仕事でがっつり絡むのは初。同じ年で共通点が多いので、毎日2人でふざけてます。『何いつもイチャイチャしてるの?』とか言われてます(笑)」とすっかり打ち解けている様子。現場での印象を尋ねると「天然(笑)」と笑顔をこぼし、「もちろんかっこいい部分もあるんですけど、抜けてる感じが面白い。飾ってないので、人としてすごく素敵だなと思います」。同い年ということもあり「役柄では先輩後輩ですけど、現場ではそれもなく。普段からゲラゲラ笑っている関係性がそのまま役に活かせているのかなと」といい「本当にくだらない話しかしてないんですけど、2人の間で今流行っているのは、ホスト口調で『○○でーす』『○○入りまーす』とか言い合うこと(笑)。特に意味は無いんです(笑)」と和気あいあいといった雰囲気だ。
このほか新田真剣佑、佐野勇斗といった共演シーンの多いキャスト陣については「2人とも年下なので可愛いです。勇斗とは他の作品で一緒だったので仲が良いですし、真剣もプライベートで会ったことがあったので。真剣とこの現場で初めて会ったときは、スタスタって歩いてきて『よろしく』ってすっと手を出してきて握手を。さすが真剣だなと思いました」。
また、今旬の若手キャストが揃っていることでも話題を集めているが、それを意識しすぎることはないようで「各々違う作品で活躍している方々なので、もちろん刺激は受けます。でも、それ以上に皆で良い作品を、楽しい作品を作りたいなって意識が高いです。『○○が出てる○○に僕も出たいな』とか『○○はいい作品にいっぱい出てるな』とかそういう気持ちはなく、このメンバーで今できる最高の作品をという気持ちしかないです」と大きな瞳がさらに輝いた。
志尊淳に効く“トドメの一言”
最後に、タイトルにかけ「女性から言われたらたまらない、志尊淳に効く“トドメの一言”」を聞くと…「好きな人に言われたら何でも嬉しいんだろうな」とつぶやきつつ、「挨拶系に弱いです。『いってらっしゃい』『おかえり』『おはよう』『気を付けてね』とか、ちょっと距離が縮まった感じがします。近いからこそ言える言葉だと思いますし、さり気なく言われるとグッとくるかもしれません」。ちなみに、逆パターンは?「そんなのないです!!“トドメの一言”なんてそんな…でも、僕も言われると嬉しいから、『いってらっしゃい』とか『おはよう』は近い存在の人には絶対言おうって決めてます」。
そう言って照れた顔は素の22歳。和馬とのギャップに、ドラマへの期待がますます高まる。(modelpress編集部)
志尊淳(しそん・じゅん)プロフィール
生年月日:1995年3月5日出身地:東京都
身長:178cm
2011年俳優デビュー。2017年は、主演ドラマ「きみはペット」(フジテレビ)、「植木等とのぼせもん」(NHK)、主演舞台「春のめざめ」、映画『サバイバルファミリー』、『帝一の國』、『覆面系ノイズ』など。 2018年はドラマ「トドメの接吻」(日本テレビ系)、ドラマ10「女子的生活」に出演しているほか、平成30年度前期連続テレビ小説「半分、青い。」への出演も決定。秋には主演映画「走れ!T校バスケット部」の公開も控えている。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
高橋恭平×木村柾哉×中島颯太、1番ロマンティックなのは誰?“推し男子”&“かめはめ波練習”まで告白【「ロマンティック・キラー」インタビュー】モデルプレス -
悩むより動く、心に抱き続ける――パク・ソジュン&ウォン・ジアンの“夢を叶える秘訣”【「明日はきっと」インタビュー】モデルプレス -
「ESCAPE」結木滉星、“普段と真逆の関係”演じた佐野勇斗と相談したこと「主人公の壁になる役」への思い明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス -
志尊淳「今を生きる」を形にしたラスト写真集 最近は“冬眠モード”で自分を解放中【「final」WEB独占インタビュー】モデルプレス -
仲野太賀、小栗旬が織田信長役に"ぴったり"だと感じた理由「ものすごく覚悟を持って」兄役・池松壮亮と相談重ねた本作を作る意味【豊臣兄弟!】モデルプレス -
仲野太賀、活動当初に“痛感”大河ドラマ主演までの遠い道のり 初恋相手役・白石聖に溢れる感謝「何度も心を動かされて」【「豊臣兄弟!」インタビュー前編】モデルプレス -
Hey! Say! JUMP山田涼介、ディズニー作品初参加で「ズートピア史上1番難しいキャラ」演じた覚悟 21年間の芸能活動経て「全てのものはぶつけたつもり」【「ズートピア2」インタビュー後編】モデルプレス -
Hey! Say! JUMP山田涼介「阿吽の呼吸でなんでもできる」最強の相棒とは メンバー内“推しコンビ”も告白「元々仲も悪いし口も聞かなかった」【「ズートピア2」インタビュー前編】モデルプレス -
【日本一のイケメン高校生に直撃】楢崎悠亮くん、悔しさバネにした俳優業への決意 ストイックな食事制限も明かす<男子高生ミスターコン2025>モデルプレス








