月9ドラマ『好きな人がいること』に出演した吉田鋼太郎(C)TOPLOG

<月9「好きな人がいること」インタビュー>撮影現場の様子を吉田鋼太郎が明かす「心の底からうらやましいと思いました」

2016.09.19 21:58

月9ドラマ『好きな人がいること』もついに最終回。早くもスキコトレスになっている人も多いのではないでしょうか?ラストに吉田鋼太郎さんにインタビュー!ドラマの感想やご自身の恋愛観についてもお話をうかがいました。

吉田鋼太郎さん演じる東村了は、全国に何店舗も店を持つ飲食業界のカリスマ的存在。柴崎家の3兄弟と美咲が働くレストランを買収しようと執拗に彼らの前に現れる。いったんは諦めたかにみえたが、夏向の前にまた姿を現し…

東村了を演じた吉田鋼太郎(C)フジテレビ
東村了を演じた吉田鋼太郎(C)フジテレビ
吉田鋼太郎(C)TOPLOG
吉田鋼太郎(C)TOPLOG
― 今回のドラマは、キラキラとした若い男女のラブストーリーでしたが、大人の男性である吉田さんご自身はどんな風にご覧になりましたか?

吉田さん:今回演じた東村は地位も名誉もお金もあって、若い人たちの邪魔をするという役どころだったんですが、僕自身は若い人たちの恋愛ストーリーが本当にうらやましくて。撮影中はずっと、そっちの中に入りたかったですね。僕も柴崎家の4人目の男として、恋愛に1枚噛ませていただきたかった(笑)。男女が海辺の生活で恋愛を繰り広げるなんてのは、まさに夢のような世界で。僕自身も22歳のころはよく湘南の海に泳ぎに行ってたんですよ。結局は叶わなかったんですが、男3~4人で来ては、女の子と来たいという話はよくしていました。海っていうのは特別な場所で、恋愛的な気分にさせてくれる場所。海辺と恋愛って直結してますよね。主人公の美咲ちゃんとなにか起こることを期待してたんですが、結局なかったですね。例え脅してる台詞だとしても、海辺を2人で歩きたかった(笑)。菜々緒さんとのシーンも一度もなかったので、どこかで火花を散らしつつ恋愛に発展するシーンを期待してたんですが、残念ながらなかったです。

― そんなキラキラした世界の中で、東村はかなり刺激を与えるような役でしたが、演じてみていかがでしたか?

吉田さん:前半は千秋をどう喝し、後半は夏向をどう喝し、終始どう喝に徹するという役柄。ドキドキするような彼らの恋愛シーンに唯一水を差すというとても大事な役柄だったので、それまで流れていたドラマの空気を一瞬でグッと変えなければならないという難しさはありました。でもそこは思い切りやらせていただこうと最初から決めてましたので、意識して演じてみたつもりです。今回は出演者の平均年齢が若かったので、現場がすごく若者たちの雰囲気で。みんなでわいわい盛り上がっている感じがすごく新鮮で、心の底からうらやましいと思いましたね。入りたいと思っても入れなかったのが残念(笑)。20代の彼らが屈託なくフランクに話をしている姿は、本当に素敵なんですよ。その姿を見ているだけで元気をもらえました。

吉田鋼太郎(C)TOPLOG
吉田鋼太郎(C)TOPLOG
― それぞれタイプのまったく違う柴崎家の3兄弟でしたが、吉田さんご自身はどのタイプが近いですか?

吉田さん:僕は千秋ではないな~。かといって夏向でも冬真でもないんですが。でもどっちかといえば、22歳くらいのころは突っ張って、仕事はちゃんとやってやるぞと、恋愛は二の次だと考えている硬派なところがあったので、夏向に近いのかなとは思いますね。中身はめっちゃ軟派なんですけど(笑)、それをなるべく出さないように、そしらぬクールな感じを装ってました。

― 恋に不器用な美咲のような女性はいかがですか?

吉田さん:自分の恋人にするなら、ああいう女性がいいですね。自分がやるべきことや目標をきっちり持っていて、まずはそれに向かって邁進している女性。そこから偶発的に生まれてきてしまう恋愛というのも理想的ですよね。仕事にずっと一生懸命だったけど、気がついたらこの人好きかもしれないというような状況は、本人にとってすごくうれしいことだと思うんです。そういう風に生きている女性はすごく魅力的だと思います。

吉田鋼太郎(C)TOPLOG
吉田鋼太郎(C)TOPLOG
― 20~30代女性に向けて、メッセージをお願いします!

吉田さん:僕もいろいろな恋愛をして、失敗もしてきましたが。そのときそのときで一生懸命でしたね。恋愛をすると、その人のいいところも悪いところも全部知りたくなるわけですよ。そうなるとどうしてもぶつかり合ってしまう。それでも、自分のことも知ってもらうためにも誠心誠意ぶつかっていってほしいですね。ですけど、これだけはやってはいけないっていう最後の一線があると思う。非常に難しいですが、そこの節度のバランスをうまくとりながら、身も心も捧げつくすような。そんな命がけの恋愛をしていってほしいと思います。ドラマのタイトルでもある『好きな人がいること』は、僕にとっては一番大切なこと。好きな人がいなければ仕事にも身が入らないでしょうし、今日あったことを家内に話すことはとても楽しみなんです。トラブルのない人生はありませんから、そこを2人でどう乗り切っていくか、楽しんで経験していけたらと思います。(modelpress編集部)

月9ドラマ『好きな人がいること』(C)フジテレビ
月9ドラマ『好きな人がいること』(C)フジテレビ
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 野村周平、月9「スキコト」最終回をネタバレ?桐谷美玲と“見つめ合い”
    野村周平、月9「スキコト」最終回をネタバレ?桐谷美玲と“見つめ合い”
    モデルプレス
  2. 月9「スキコト」が見せる圧倒的“SNS反響” 総フォロワー160万人超え
    月9「スキコト」が見せる圧倒的“SNS反響” 総フォロワー160万人超え
    モデルプレス
  3. ざわちん、桐谷美玲ら月9「スキコト」キャストをものまねメイクでコンプリート 「4人ともそっくり!」と驚きの声
    ざわちん、桐谷美玲ら月9「スキコト」キャストをものまねメイクでコンプリート 「4人ともそっくり!」と驚きの声
    モデルプレス
  4. <月9「好きな人がいること」>美咲が作るケーキとは ~ ケーキデザイナー・鈴木ありさの世界 ~
    <月9「好きな人がいること」>美咲が作るケーキとは ~ ケーキデザイナー・鈴木ありさの世界 ~
    モデルプレス
  5. 月9「好きな人がいること」に“No.1ビーチボーイ&ガール”が登場
    月9「好きな人がいること」に“No.1ビーチボーイ&ガール”が登場
    モデルプレス
  6. 月9「スキコト」野村周平主演の番外編決定 豪華スターと共演
    月9「スキコト」野村周平主演の番外編決定 豪華スターと共演
    モデルプレス

「インタビュー」カテゴリーの最新記事

  1. TWICEナヨンの夢を叶える秘訣 “自分を信じる大切さ”語る【モデルプレスインタビュー】
    TWICEナヨンの夢を叶える秘訣 “自分を信じる大切さ”語る【モデルプレスインタビュー】
    モデルプレス
  2. 櫻井海音&齊藤なぎさ【推しの子】実写化への“プレッシャーを上回った感情” 互いの呼び方&信頼も明かす【モデルプレスインタビュー】
    櫻井海音&齊藤なぎさ【推しの子】実写化への“プレッシャーを上回った感情” 互いの呼び方&信頼も明かす【モデルプレスインタビュー】
    モデルプレス
  3. 【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考え
    【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考え
    モデルプレス
  4. BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】
    BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】
    モデルプレス
  5. 「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」
    「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」
    モデルプレス
  6. “奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】
    “奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】
    モデルプレス
  7. “怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】
    “怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】
    モデルプレス
  8. 「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】
    「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】
    モデルプレス
  9. 片岡凜、日曜劇場初出演は「すごく光栄」“ドラマデビュー作ぶり”新井順子Pとの再会で贈られたアドバイスとは【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.1】
    片岡凜、日曜劇場初出演は「すごく光栄」“ドラマデビュー作ぶり”新井順子Pとの再会で贈られたアドバイスとは【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.1】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事