【元気になれる言葉】池田エライザ「思いやって生きることが未来にちゃんと繋がる」
2020.05.05 18:00
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どんな時も私たちに明日への活力を与えてくれるエンターテインメント。その中心で輝く人たちは、今この時間をどんな風に過ごし、どんなことを考えているのか。モデルプレスは彼らのリモートインタビューを通じて、今だからこそ聞きたい【元気になれる言葉】をお届けしていく。今回は、女優の池田エライザ。
池田エライザの“おうち時間”
― 自宅で過ごす時間は何をしていますか?池田:もともと家にいることが多いんですけど、文書の連載をやっているので文章を書いたり、ちゃんとテレビでニュースを観たりしています。コロナ以外のことも世の中では起きているので、コロナだけに関わらず色んなニュースを観るようにしていて、あんまりピリつかないようにしています。
― 最近始めたことはありますか?
池田:生花をやってみました。近所のお花屋さんが、この状態で危ういということで、みんなでお花を買ってサポートしようと思って、私もお花を買ってきて生花をしています。あとはミシン。買ってはいたけど使っていなかったので端切れを使って縫い物したり、1日に1回やったことないことをやってみようとしてます。
― Instagramで拝見した生花も素敵でした。
池田:ノウハウがいまいち分からなくてオリジナルですが…(照笑)。
― こういった状況なので我慢することも多いかと思いますが、ストレス解消法はありますか?
池田:深刻な状況ではあるから楽観的にはなっちゃいけないけど、ずっと気を病んでいると身体にも影響が出てきてしまうので、自分の中のバランスみたいなものが保てるように、太陽を浴びるとか、美味しいと思うものを自分で作ってみるとか…。ささやかなことに対して幸せを感じる感度を上げるようにしています。
池田エライザが考えるエンターテイメントの役割
― 状況が落ち着いたらやりたいことは?池田:去年監督として映画(「夏、至るころ」)を撮らせて頂いて、その公開がまだ決めれない状態なので、収束したら少しでも早く皆さんにお届け出来るように、チームで顔を突き合わせて話し合いたいです。
― 映画を楽しみにしている方もたくさんいらっしゃると思います!
池田:そうですね…やっぱり働きたいです!久しぶりに今日こうやって仕事でお化粧できて嬉しいです(笑)。
― 表現者として今感じるエンターテイメントの役割とは?
池田:エンターテイメントも色々あって、娯楽的なエンターテイメントもあれば、人が本質的にフォーカスするような、導くようなエンターテイメントもあると思います。これ(コロナ)を経てエンターテイメントも様変わりしていくと思います。みんなが同じ時代を経験したっていう共通意識から変わっていくと思うので、私もエンターテイメントを変えていく1人として、一緒に切磋琢磨できたら。
あと、過去にも気持ちを安らげている映画も出ていると思いますし、(出演している)「Followers」(Netflix)がいつでも観れるので、そういう力のある作品で元気になってもらえたら私も嬉しいです。
池田エライザからファンへ「思いやって生きることが未来にちゃんと繋がる」
― ファンの皆様へ元気になれるメッセージをお願いします。池田:現代ってSNSが便利じゃないですか、でもやっぱりファンの皆さん1人ひとりが元気に過ごされているか確認出来ないので私も心配です。予定にあったイベントも無くなっちゃたけど、今みんなでお互いを支え合って、思いやって生きることが未来にちゃんと繋がると思うので、しっかり冷静に考えて、幸せな未来にワクワクしながら、またいつか会えることをお互い楽しみにしていきましょう
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
池田エライザ(いけだ・えらいざ)プロフィール
1996年4月16日生まれ、福岡県出身。2011年に映画『高校デビュー』でデビュー後、主演作『ルームロンダリング』『貞子』、話題作『SUNNY 強い気持ち・強い愛』『億男』などに出演している。2020年は蜷川実花監督作品 Netflix オリジナルドラマ『FOLLOWERS』に出演。自身が初監督を務めた映画『夏、至るころ』や、出演映画「騙し絵の牙」の公開も控えている。
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