永作博美(ながさくひろみ)

誕生日:
1970年10月14日
星座:
てんびん座
身長:
156cm
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永作博美のプロフィール

永作 博美(ながさく ひろみ、1970年10月14日 - )は、日本の女優、歌手。茨城県行方郡麻生町(現・行方市)出身。田辺エージェンシー所属。
【プロフィール】
生年月日:1970年10月14日
出生地:茨城県行方郡麻生町(現・行方市)
身長:156 cm
血液型:B型
職業:歌手、女優
ジャンル:映画、テレビ番組、舞台など
活動期間:1989年 -
配偶者:内藤まろ(2009年結婚)
事務所:田辺エージェンシー
【主な作品】
■テレビドラマ
「週末婚」
「Pure Soul~君が僕を忘れても~」
「婚外恋愛」
「世にも奇妙な物語シリーズ」
■映画
「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
「人のセックスを笑うな」
「その日のまえに」
「八日目の蝉」

【経歴】
実家はイチゴ農園(本人曰く「ストロベリーファーム」)[1]。茨城県立麻生高等学校卒業。
1988年、「オールナイトフジ 女子高生スペシャル」の美感少女コンテストでベストパフォーマー賞を受賞、デビューのきっかけを掴む。
1989年、「パラダイスGoGo!!」(フジテレビ)の乙女塾のオーディションに合格し、1期生としてデビュー。
メンバー内で選抜された永作、松野有里巳、佐藤愛子の3人で、アイドルグループribbonを結成。1995年頃、ribbonの実質活動休止。
劇団☆新感線を経て20代半ばから、本格的に女優業を開始。
2009年4月27日に、映像作家の内藤まろと結婚[2]。同年11月に妊娠4ヶ月であることを発表[3]、2010年5月18日に第1子(男児)を出産。2013年6月18日、第2子(女児)を出産[4]。

【人物】
デビュー曲「リトル★デイト」のみメンバー松野有里巳がセンターの位置だったが、セカンドシングル以降、永作がセンターを務めていた。
乙女塾のメンバーから年齢がメンバーの中で高年齢だったせいか、姉さんと慕われていた。
実年齢より若く見える童顔であり、1995年のドラマ「さんかくはぁと」では当時24歳ながら女子高生役を演じ話題になる。
調理師免許を保有。東京調理師専門学校修了(1990年)。
一部で「競馬好き」という情報があったが、第50回ブルーリボン賞助演女優賞受賞に関するインタビューで、それは誤報であると答えている[5]。
近年、魔性の女を演じることが増えた為、永作自身もそうであると思われることがあるというが、
本人はこれについては「それは私の口からはなんとも…ただ、素の私と役が重なって見えるのは、役者としてとても楽しいことです。」とコメントしている[6]。
■女優として
演じる上で気をつけていることは、「余計なことはしない」。理由は、何かやろうとすると人間としてのいやらしさがでるためだという[6]。
女優として転機となった作品に黒沢清「ドッペルゲンガー」、石川寛「好きだ、」を挙げている。
フジテレビ系列の「世にも奇妙な物語」には1990年代初期から頻繁に出演していて、主演数は2011年現在7本と過去最多主演数を誇る。

【出演】
■テレビドラマ
鎌倉恋愛委員会「出会いはオンタイム」(1991年、TBS)
世にも奇妙な物語(フジテレビ)
第2シリーズ「テレフォンカード」(1991年) - 共演・博美 役[7]
'94七夕の特別編「罰ゲーム」(1994年) - 主演・ユキ 役
'96冬の特別編「赤ちゃん教育ソフト」(1996年) - 主演・渡辺紀子 役
'99春の特別編「協力者」(1999年) - 主演・深森和津美 役
'04春の特別編「サイゴノヒトトキ」(2004年) - 主演・鈴木弥生 役
'07春の特別編「雰差値教育」(2007年) - 主演・名城恵子 役
21世紀21年目の特別編「缶けり」(2011年) ‐ 主演・藤村幸子 役
陽のあたる場所(1994年、フジテレビ) - 山本ふみえ 役
レベル7-空白の90日-(1994年、関西テレビ)
さんかくはぁと(1995年、テレビ朝日) - 七海郁子 役
カケオチのススメ(1995年、テレビ朝日) - 鴬谷由比 役
内館牧子の失恋美術館「あの頃」(1995年、フジテレビ)
恋のクロスロード (1996年、関西テレビ)
京都埋蔵金伝説殺人事件(1996年、TBS)
恐い女シリーズ「笑う女」(1996年、フジテレビ) - 主演
きっと誰かに逢うために(1996年、テレビ東京) - (第6話ゲスト)
天晴れ夜十郎(1996年、NHK) - おれん 役
ひとり暮らし(1996年、TBS) - 西島恭子 役
いとしの未来ちゃん(1997年、テレビ朝日) - (第1話ゲスト)
金のたまご(1997年、TBS) - 山口涼 役
青い鳥(1997年、TBS) - 秋本美紀子 役
冷たい月(1998年、日本テレビ) - 森下美咲 役
ひとりぼっちの君に(1998年、TBS) - 本多里美 役
烏鯉(1998年、TBS)
くらげが眠るまで(1998年、SKY Perfect TV!) - 出町杳子 役
週末婚(1999年、TBS) - 主演・浅井月子 役
週末婚スペシャル(1999年10月1日)
玩具の神様(1999年、NHK)
ディア・フレンド (1999年、TBS) - 片平玲子 役
ブラック・ジャック~臓器農場行き幽霊バス~(2000年、TBS) - 佐山玲子 役
伝説の教師(2000年、日本テレビ) - 神宮司絹香 役
百年の物語(2000年、TBS) - 島崎芳江 役
午前三時のルースター (2000年、テレビ朝日) - 今井美奈子 役
ちいさな橋を架ける (2001年、毎日放送)
Pure Soul~君が僕を忘れても~(2001年、日本テレビ) - 主演・瀬田薫 役
慎吾ママドラマスペシャル おっはーは世界を救う(2001年、フジテレビ)
憧れの人 (2001年、関西テレビ)
婚外恋愛(2002年、テレビ朝日) - 主演・湯浅みつる 役
海猿(2002年、NHK) - 浦部美晴 役
海猿2 (2003年)
伝説のマダム(2003年、読売テレビ) - 光善寺玲子 役
負け犬女の壁第1話「結婚は、未だ現れない大トロと? or 近くにいるアジ男と?」(2004年、TBS) - 主演・城真奈美 役
ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏(2004年、日本テレビ) - 百瀬有里 役
四谷くんと大塚くん/天才少年探偵登場の巻(2004年、TBS) - 中尾洋子 役
一番大切なデート(2004年、TBS) - 主演・長谷川カヤノ 役
恋のから騒ぎ ドラマスペシャル~Love Stories~「アニキと呼ばれた女」(2004年、日本テレビ) - 主演・雁野スミ子 役
交渉人 (2005年、テレビ朝日) - 遠野麻衣子 役
幸福2020(2005年、NHK) - 主演・秋月雪乃 役
死亡推定時刻(2006年、フジテレビ) - 渡辺美貴子 役
女と男と物語PARTⅢ「第10話 ぷろぽーず」(2005年、朝日放送) - 築田ともみ 役
時効警察(2006年、テレビ朝日) - アヤメ旅子 役(第4話ゲスト)
功名が辻(2006年、NHK) - 茶々→淀 役
週刊真木よう子(2008年、テレビ東京) - カモメ 役(第12話ゲスト)
四つの嘘(2008年、テレビ朝日) - 主演・原詩文 役
福家警部補の挨拶~オッカムの剃刀~(2009年、NHK) - 主演・福家警部補 役
いのちの島(2009年、TBS) - 主演・神野めぐみ 役
蛇のひと(2009年、WOWOW) - 主演・三辺陽子 役
曲げられない女(2010年、日本テレビ) - 長部璃子 役
11文字の殺人(2011年、フジテレビ) - 主演・結城梨花子 役
愛・命 ~新宿歌舞伎町駆け込み寺~(2011年、テレビ朝日) - 中原洋子 役
ダーティ・ママ!(2012年、日本テレビ) - 主演・丸岡高子 役
■映画
ドッペルゲンガー(2003年、アミューズピクチャーズ) - 由佳 役
石井のおとうさんありがとう(2004年、現代ぷろだくしょん) - 石井品子 役
空中庭園(2005年、アスミック・エース) - 飯塚麻子 役
天使(2006年、松竹) - カスミ 役
好きだ、(2006年、ビターズ・エンド) - ユウ(34歳) 役
気球クラブ、その後(2006年、エム・エフボックス) - 美津子 役
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年、ファントム・フィルム) - 和合待子 役
ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ(2007年、松竹) - 日下部七海 役
クローズド・ノート(2007年、東宝) - 可奈子 役
人のセックスを笑うな(2008年、東京テアトル) - 主演・ユリ 役
同窓会(2008年、エスピーオー) - 友永雪 役
R246 STORY「弁当夫婦」(2008年、ゴー・シネマ)
その日のまえに(2008年、角川映画) - 日野原とし子 役
魔法遣いに大切なこと(2008年、日活) - ソラの母 役
クローンは故郷をめざす(2009年、アグン・インク) - 高原時枝 役
かいじゅうたちのいるところ(2010年、ワーナー・ブラザース) - KW 役(吹替版声優)
脇役物語(2010年、東京テアトル) - アヤ 役
酔いがさめたら、うちに帰ろう。(2010、ビターズ・エンド) - 園田由紀 役
八日目の蝉(2011年、松竹) - 野々宮希和子 役
四十九日のレシピ(2013年、ギャガ) - 主演・熱田百合子 役
■テレビ番組
おしえて!ガリレオ(日本テレビ)- 後期レギュラー解答者
はなきんデータH(1995年4月 - 1996年3月、テレビ朝日) - レギュラー
ASAYAN(1996年 - 1998年、テレビ東京) - 司会
たけしの万物創世紀(1996年4月~1996年9月、テレビ朝日) - レギュラー
女たちの北京オリンピックSP(2008年、TBS) - ナレーション
世界ふれあい街歩き(不定期、NHK) - ナレーション
奇跡の地球物語~近未来創造サイエンス(2009年10月4日、テレビ朝日) - ナレーション
追跡!AtoZ(2010年11月13日 - 不定期、NHK) - ナレーション
■CM
トヨタ自動車「カローラツーリングワゴン」(1995年)
オーエムエムジー「O-net」(1997年)
リクルート「ゼクシィ」(1998年)
常盤薬品「ベジタブルウォーター」(1998年)
花王「エッセンシャル ダメージケア」(1998年 - 2000年、2012年 - )
キリンビバレッジ「生茶」(2001年)
資生堂
「リチャードホワイティス」(2001年)
「ELIXIR SUPERIEUR」(2010年 - 2011年)
サントリー「それから」(2004年)
月桂冠「つき」(2006年)
大和ハウス工業「xevo」(2008年 - 2009年)
大塚製薬「ネイチャーメイド」(2008年 - 2009年)
日本ハム「新鮮生活ZERO 糖質0ロースハム」(2009年)
ライオン「スマイル40EX」(2009年 - 2010年)
サッポロビール「サッポロ 金のオフ」(2011年 - )
カネボウ化粧品「コフレドール」(2012年 - )
明治「プレミアムアイスクリーム グラン」(2012年 - )
■舞台
タイムスリップ黄金丸 (1993年)
Stand by me(1994年)
下北ビートニクス(1996年)
一人芝居「水物語」(1997年)
ラヴ・レターズ(1998年)
オレアナ(1999年)
恋愛戯曲(2000年)
人間風車(2003年)
ふたたびの恋(2003年)
LAST SHOW(2005年)
ドラクル God Fearing Dracul(2007年)
幸せ最高ありがとうマジで!(2008年)
雨(2011年)
シレンとラギ(2012年) - 主演・シレン 役
ラジオ
G1グルーパー(1995年1996年3月、TOKYO FM)
■ウェブマガジン
大人の女性のためのトラベル・ウェブ・マガジン「旅色」旅色 SELECTION(2008年 - )

【作品】
■ディスコグラフィー
・シングル
My Home Town (1993年8月4日)
(c/w) 届かぬ思い
Without You (1994年1月21日)
(c/w) あなただけに
逢いにきて (1994年6月17日)
(c/w) 恋と微笑みと花
9:01PM (1998年2月25日)「HIROMI NG」名義
(c/w) ひらめき
・アルバム
N(1993年9月1日)
Here and Now(1994年7月21日)
「永作博美」SINGLESコンプリート(2007年8月17日)

【書籍】
やうやう(2008年1月17日、リトル・モア)ISBN 978-4898152300
■写真集
Uk.asagan(1997年4月21日、ぶんか社、撮影:リュウ ハナブサ)ISBN 978-4821121427
月刊永作博美(SHINCHO MOOK)(1998年12月、新潮社、撮影:平間至)ISBN 978-4107900548
NAGASAKU BOXX(2001年7月11日、新潮社、撮影:操上和美、斎藤芽生)ISBN 978-4104484010

【受賞歴】
1996年度
第11回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞(「ひとり暮らし」)
1997年度
第52回日本放送映画藝術大賞 放送部門 最優秀助演女優賞(「青い鳥」)
1999年度
第21回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞(「週末婚」)
第54回日本放送映画藝術大賞 放送部門 優秀主演女優賞(「週末婚」)
2006年度
第21回高崎映画祭 最優秀助演女優賞(「好きだ、」)
2007年度
第17回日本映画批評家大賞 助演女優賞(「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」)
第50回ブルーリボン賞 助演女優賞(「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」)
第81回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞(「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」)
第29回ヨコハマ映画祭 助演女優賞(「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」)
第32回報知映画賞 助演女優賞(「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」)
第12回日本インターネット映画大賞 助演女優賞(「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」)
第62回日本放送映画藝術大賞 映画部門 最優秀助演女優賞(「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」)
2010年度
第13回カリフォルニア・インディペンデント映画祭 最優秀女優賞(「脇役物語」)
第20回日本映画批評家大賞 主演女優賞(「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」)
第65回日本放送映画藝術大賞 放送部門 優秀助演女優賞(「曲げられない女」)
2011年度
第35回山路ふみ子映画賞 女優賞(「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」)
第3回TAMA映画賞 最優秀女優賞(「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」「八日目の蝉」)
第66回毎日映画コンクール 女優助演賞「八日目の蝉」)
第85回キネマ旬報ベスト・ 主演女優賞(「八日目の蝉」)
第54回ブルーリボン賞 主演女優賞(「八日目の蝉」)
第36回報知映画賞 主演女優賞(「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」「八日目の蝉」)
第16回日本インターネット映画大賞 主演女優賞(「八日目の蝉」)
第35回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞(「八日目の蝉」)
第66回日本放送映画藝術大賞 映画部門 優秀助演女優賞(「八日目の蝉」)

【脚注】
1. 「新伍&紳助のあぶない話」「チューボーですよ」出演時の本人談より
2. “永作博美 映像作家と結婚”. スポーツニッポン. (2009年5月1日)
3. “永作博美、妊娠4ヵ月!”. サンケイスポーツ
4. “永作博美が第2子を出産!当面は育児専念”. 日刊スポーツ. (2013年6月19日)
5. 2008年1月24日号「東京スポーツ」より
6. a b 2008年8月号「日経エンタテインメント!」内、「テレビ証券推薦女優インタビュー」より
7. ribbonで主演

出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」 Text is available under GNU Free Documentation License.