【独占】希島あいり、表舞台から離れる真相 駆け抜けた日々と今後を語る「全部やり切った気持ちです」
2026.05.27 18:00
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5月9日に、所属事務所を退所し、表舞台からも離れることを自身のXで発表した希島あいりがモデルプレスのインタビューに応じた。これまでのキャリアを振り返りながら、決断に至った理由、そしてファンへの想いを語ってくれた。
希島あいり、決断の背景
― 先日、表舞台から離れることを発表されました。数日経ち、周囲からの反響は?コアなファンの方々は、最近のイベントの様子などで薄々気づいていた方もいらっしゃって、「ついにこの日が来ちゃったか...」という方もいれば、泣いて驚いてくださる方もいました。関係者の皆様にも全員に事前にお伝えできていなかったので、マネージャーさんを通してたくさんのメッセージをいただき、直接ご挨拶できず申し訳ない気持ちもありつつ、本当にありがたいなと感じています。
― 「希島あいり」が誕生したのが2011年ですね。
当時はすごくマイナス思考で、自分に自信もなくて、「このままの自分じゃダメだ」とずっと苦しんでいました。そんな時に東日本大震災があって、「生きたくても生きられない人がいる中で、自分は何をしているんだろう」と人生を見つめ直したんです。
そこで、中途半端に生きるんじゃなく、一度ゼロから新しい人生を始めるつもりで、自分を変えたいと思いました。自分が理想とする強い女性像として生み出したのが、「希島あいり」という存在だったんです。
― この世界の門を叩いた時、ここまで長く活動することは想像できた?
元々180度人生を変えたいと思ってこの業界に入ったので、やるからには1日でも長く活動できるように頑張ろうと走ってきて、気づいたらセクシー女優歴は12年になっていたという感じです。偏見もある特殊な職業なので、中途半端な気持ちではできないと思っていましたし、辞める時はきっぱり辞めようと最初から決めていました。
― セクシー女優を卒業してからも歌手やタレントとして活動されていました。今このタイミングで完全に表舞台から離れる決断をした理由は?
実は卒業したタイミングで、全ての活動に一区切りをつけようと思っていた自分もいたんです。でもありがたいことに、歌手活動をはじめ、想像以上にたくさんの方が応援してくださって。「もう少し頑張ってみたい」と思えて、ここまで続けてくることができました。
音楽だけじゃなく、声優やラジオ、バラエティ、舞台、ドラマなど、本当に数え切れない程の素敵な経験をさせていただいて、その一つひとつが私にとって大切な宝物です。その上で今は、「やり切った」という気持ちがすごく大きくて。年齢を重ねた今だからこそ、これから先の人生を改めて見つめ直したいと思うようになりました。
歌うことも、お芝居も、お仕事自体は今でも大好きです。でも私は最初から“歌手になりたい”という夢を持って入ったわけではなくて、活動を通して“表現することの楽しさ”を知っていったタイプなんです。だからこそ今、一度まっさらな自分に戻って、「本当に自分がやりたいことは何なんだろう」と向き合ってみたいなって。
― 真剣に向き合ってきたからこそ至った考えなんですね。
私は昔から、「自分がやりたいこと」というより、「ファンの方が喜んでくれることをしたい」という気持ちで走ってきました。お芝居も音楽活動も、その想いがあったから続けてこられたんだと思います。誰かのために頑張れることって、すごく幸せなことでしたし、その時間があったから今の私がいます。
でも最近は、「希島あいり」としてだけじゃなく、一人の人間としての人生も大切にしていきたいと思うようになりました。もちろん、この先も頑張ろうと思えば出来たのかもしれません。でも、中途半端な気持ちのまま続けるより、“やり切った”と思える今だからこそ、自分の意思で一区切りをつけたいと思ったんです。
― 何かやり残したことはない?
悔いはないですし、本当に全部やり切った気持ちです。ただ唯一やり残したと思うのは、元々憧れていて、この業界に入るきっかけの一つでもあった恵比寿マスカッツでの活動ですね。私は第1世代と第2世代の間のごく短い期間しか在籍できなかったので、もうちょっとやりたかったという気持ちはあります。
― 戻ってくる可能性は?
今は、自分の中でしっかり決めたことなので、まずはとことん休もうと思っています(笑)。ここまで走り続けてきて、ちゃんと“何もしない時間”を過ごしたことがなかったので、一度まっさらな自分に戻ってみたいんです。だから今後については、本当にまだ未定ですね。
― 今後への不安はあるものですか?
あります。でも、その不安も含めて、今の自分なんだろうなって思っています。表舞台を離れた後に、それぞれ新しい道を見つけて輝いている方々を見ると、「私もいつか、自分らしい生き方を見つけられたらいいな」と思う反面、焦りや迷いを感じることもあります。
ファンクラブを残すことに関しても、そこに甘えてしまうんじゃないかという気持ちが全くないわけではありません。でも、それ以上に、長い間応援してくださった皆さんと、急に全ての繋がりを無くしてしまうのは違う気がして。だから“無理なく繋がれる場所”として残したいと思いました。
― ファンクラブは継続されるんですね。
本当に長い間、変わらず応援してくださる方がたくさんいて、その存在に何度も救われてきました。だからこそ、突然全部終わりにするというよりは、どこかひとつでも「ただいま」「おかえり」と言える場所を残したかったんです。ただ同時に、ファンの皆さんには、自分自身の人生や、大切な人との時間も大事にしてほしいという想いもあります。
これからのファンクラブは、“必ず応援しなきゃいけない場所”ではなくて、ふとした時に私の日常を覗いて、「元気そうだな」って安心してもらえるような、そんなラフな場所にできたらいいなと思っています。最近は女性の方や若い世代の方、60歳を過ぎている方も、老若男女、初めてイベントに来てくださる方もまだまだいて。「もっと早く来ればよかった」と残念がる様子を見て、そんな風に思ってもらえてありがたいなって感じています。
背中を押してくれたファンの存在
― 長い活動の中で、辞めようと思ったことや辛かった時期はありましたか?ありました。女優時代は、精神的にも体力的にも追い込まれる時期があって、特にドラマ作品では感情移入しすぎてしまって、気持ちの切り替えが上手くできなくなることもありました。泣いてしまったり、「もう無理かもしれない」と思ったことも正直あります。
― それをどうやって乗り越えられたのですか?
活動5周年のタイミングで写真展を開催させていただいたんですが、その時に改めて、「こんなにもたくさんの方に支えられているんだ」と実感したんです。そこから、自分が不安な顔をするよりも、「楽しんでる姿を届けたい」と思うようになって。もっとプロ意識を持って、自分自身もこの活動を楽しもうって、気持ちが変わりました。
ファンの方がいつも「きじーなら大丈夫」「頑張れ!」って背中を押してくれたからこそ、ここまで色んな挑戦を続けてこられたんだと思います。
希島あいりの「夢を叶える秘訣」
― 希島さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。人を大切にすること、そして自分自身を諦めずに続けることだと思います。上手くいかない時や、自信をなくしてしまう瞬間もあるけど、それでも支えてくれる人への感謝を忘れずに、自分なりのペースで積み重ねていけば、ちゃんと道は繋がっていくんじゃないかなって。私自身、この15年間でそれをすごく実感しました。
― 最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いします。
生きていれば、本当に色んなことがあります。辛くて前が見えなくなる日もあるし、心が折れそうになる時もあると思います。でも私は、この15年間を通して、「その先にはちゃんと幸せが待っているんだ」って何度も実感してきました。だから、辛い時は無理に強くならなくていいし、たくさん泣いて、自分自身のことを一番大切にしてあげてほしいです。
私自身、この15年間、本当に幸せでした。
今まで残してきた作品や音楽、ラジオも、これから先どこかで皆さんの心に寄り添える存在でいられたら嬉しいです。
― ありがとうございました。
全力で咲き誇った希島あいりは「やり切った」と清々しい笑顔だった。彼女がそっと残してくれたファンクラブというあたたかい居場所から、まっさらな彼女の新しい人生を、これからも優しく見守っていきたい。(modelpress編集部)
希島あいりプロフィール
美容師からモデルへ転身し、2011年にグラビアデビュー、2012年に恵比寿マスカッツ加入、2013年8月にセクシー女優としてデビュー。2015年には歌手デビューも果たし、多岐にわたって活動。2026年5月、表舞台から離れることを発表。「ミーミューズ(Mi-muse by Mi-glamu)」のファンクラブは続けていく。
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