戸田恵梨香「スカーレット」インタビュー<2>幼馴染役・大島優子&林遣都との秘話明かす
2019.09.29 05:00
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9月30日スタートの2019年度後期NHK連続テレビ小説「スカーレット」でヒロインを務める女優の戸田恵梨香(31)が、モデルプレスなどのインタビューに応じた。今回は、陶芸への思い、幼馴染役の大島優子、林遣都との秘話などを語った<2>をお届け。
戸田恵梨香、陶芸吹き替えなしは“まさか”「度肝を抜かれた」
連続テレビ小説101作目となる本作の物語の舞台は、信楽焼で知られる滋賀・信楽。水橋文美江氏が脚本を手掛け、ヒロイン・川原喜美子が、モノを作り出す情熱と喜びを糧に、がむしゃらな強さと天性の明るさで、懸命に創り、育て、働く女性のオリジナルストーリー。陶芸家に女性は少なく、“男の仕事”とも言われる世界。そこに疑問を持っていたという戸田だが、「実際稽古をはじめてみると体力勝負だと分かり、先生が練られている土の硬さだと私は力が足りなくて練られなかったんです。本当に“男の仕事”なんだなと実感して、甘くないなと思いましたし、喜美子が陶芸家としてやっていこうと決めた勇気や決断力に改めて驚きました」と稽古で気づいたことも多かったよう。
しかし、劇中に登場する陶芸シーンは吹き替えなし。その点については「女性陶芸家の方が少なく、私に似た手の方が見つからないので、『ご自身で作陶をやっていただけませんか』と言われました。私自らやりたいと言ったわけではなく(笑)。それを言われたときは度肝を抜かれました」と本人にとってはまさかの展開。
「もちろん吹き替えがあるかもしれないとは思っていなかったですし、稽古はやるつもりでしたが、何かフォローはあるかもしれないと淡い期待があったんです(笑)。でも、いまは全部自分でやっています」と、結果、吹き替えなしで撮影に臨んでいるという。
稽古の甲斐もあって「視聴者の皆さまに見ていただけるところまではできたかな」と自信も。陶芸と芝居には「自分を見つめて、自分を俯瞰で見て、心が統一していなければできないもの」という共通点を感じているようで、「(陶芸は)奥が深くて、これを趣味で始めたらやめられないだろうなと思いました」と、すでにその魅力の虜になっていた。
戸田恵梨香、幼馴染役・大島優子&林遣都との秘話
戸田は15歳から喜美子を演じ、信楽で過ごすの幼馴染・熊谷照子役として大島優子、大野信作役として林遣都が出演。2人はヒロインを支える重要な役どころとなるが、「3人それぞれにとって、3人はなくてはならない存在」だと戸田は表現する。
「自分たちに足りない部分を補い合い、支え合う関係性だと思います。家族のような存在で、いつも気に掛け合っているし、この上ない宝物です。物語上、撮影でも会えない期間が2ヶ月くらいあったんですけど、久しぶりに会ったときにやっぱりこの3人だな、と思いました」。
信楽で過ごす10代のシーンの撮影が終わる頃には、3人で記念に写真を撮ったそうで「その写真がとんでもなく親友のようだったんです。戸田恵梨香、大島優子、林遣都ではなく、喜美子、照子、信作だったんです」とエピソードを披露し、「これは面白いなと。何でこんなことができちゃうんだろう?って作品の力強さを感じました」と驚いていた。
戸田恵梨香「喜美子は周りの人たちを明るく照らす存在になれる」
制作統括の内田ゆきチーフプロデューサーが、「“朝ドラ”の原点を大切にしたい」と語っている「スカーレット」。戸田も「皆さまのおっしゃる“朝ドラ”のイメージが『スカーレット』にはあると思います。近年の“朝ドラ”は爽やかなイメージですが、『スカーレット』は爽やかな一面もありつつ、泥臭い。その泥臭さが愛おしさに変わると思います。全国の皆さまにとって、喜美子に“会いたい”と思っていただける存在になれたらいいなと思います」と意気込む。
クランクインから5ヶ月。撮影は、残り約半年――「まだ放送が始まっていないので、皆さんからどのようなお声が出てくるのか分からないですが、お芝居をしていて共演者の皆さん、スタッフの皆さんが笑顔になる瞬間というのがたくさんあるので、喜美子はきっと周りの人たちを明るく照らす存在になれると感じています。あと半年、力強く、元気に頑張っていきたいです」。
(modelpress編集部)
「スカーレット」第1週あらすじ
滋賀・信楽の女性陶芸家・川原喜美子(戸田恵梨香)。土と炎に向き合う女の物語。昭和22年9歳の喜美子(川島夕空)は、父の常治(北村一輝)、母のマツ(富田靖子)、二人の妹と共に大阪からやってきた。貧しいながらも楽しい信楽での生活が始まる。焼物の町・信楽で、喜美子は信楽焼に出会う。だが今の喜美子は学校へ通い、妹たちの面倒を見て、家事を手伝うことで精一杯。ある日、父が草間宗一郎(佐藤隆太)という青年を連れてくる。戸田恵梨香(とだ・えりか)プロフィール
1988年8月17日生まれ、兵庫県出身。2006年に漫画「DEATH NOTE」を原作とした話題作「デスノート」で映画初出演。2007年には「ライアーゲーム」(フジテレビ系)で連続テレビドラマ初主演(松田翔太とのW主演)を務める。以降、数々の話題作に出演。「SPEC」シリーズ、「コード・ブルー」シリーズなど多くの代表作を持つ。近年の主な出演作は、ドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」(TBS系、2018年)、映画「あの日のオルガン」(2019年)など。今後は、9月30日放送スタートのNHK連続テレビ小説「スカーレット」ほか、映画「最初の晩餐」(11月1日公開)の公開が控える。
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