「君が心をくれたから」最終回 雨(永野芽郁)、数年後のラストシーンに張り巡らされた“7つの仕掛け”が話題「全ての思い出が詰まってる」「号泣」
2024.03.18 23:32
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女優の永野芽郁が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『君が心をくれたから』(毎週月曜よる9時~)の最終話が、18日に放送された。数年後を描いたラストシーンに注目が集まっている。<※ネタバレあり>
永野芽郁主演「君が心をくれたから」
今作は、主人公・雨が、かつて心を通わせた男性・朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。雨は、高校時代以来の再会を果たした太陽が事故に遭ったことで、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)から提案された「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」という“奇跡”を受け入れ、3ヶ月かけて一つずつ五感を失っていく。
雨(永野芽郁)、数年後のラストシーン
五感すべてを失った雨を助けたい一心で日下に助けを求めた太陽。すると日下は「奇跡とは、与えられた奇跡に対し君たちが何を想い、どんな選択を取るか見つめるために存在する」とし、自身の命と雨の心を引き換えに選択を迫るが、太陽は「俺は十分(雨に)もらったから」と迷いもなく雨に心を返すことを選択。雨の五感が戻ると同時に太陽は命を落とした。自分が目覚めたときにはすでに太陽は亡くなっており、ただただ喪失感とどうしようもない悲しみに襲われる雨。しかし、「約束しよう。未来の約束。一人前のパティシエになってね」という太陽からの録音メッセージを胸に、前を向くことを決意し、その数年後には、パティシエという夢を叶えた雨が自分の店をオープンする様子が描かれた。
「君が心をくれたから」マカロン・マーガレット…思い出蘇る仕掛けに反響
ここからはラストシーンに仕掛けられた主な7つのポイントを紹介する。まず1つ目は、仕事着の第二ボタンにはめられたボタン。1つだけ白色で種類が違うそのボタンは、太陽のアウターから外れたボタンを雨がこっそり持ち帰っていたものと同じだ(第4話より)。2つ目は、外に飾られたマーガレットの花。2人の“思い出の香り”であり、高校時代、そして嗅覚を失う最後の夜と二度に渡り太陽から贈られた花でもある。3つ目は、店名の「SUN&RAIN」。これは言うまでもなく、太陽と雨の名前を連想させるだろう。4つ目の切れた赤色のミサンガは、雨が太陽のために作ったもの。太陽は亡くなる直前にこのミサンガを雨に託していた。5つ目のマカロンは、高校時代に太陽がくれた想い出の味であり、味覚を失うタイミングで太陽から一口もらったものだった(第2話より)。6つ目には、雨が幼少期によく読んでおり、聴覚を失う前に太陽が読み聞かせしてくれた童話「アラビアンナイト」。このように2人の思い出が次々と登場した。そして最後には、太陽との未来の約束通り、2人の出会いのきっかけとなった赤い傘をさした雨は、太陽への想いを紡いだ。
そんな7つのアイテムをはじめとし、雨と太陽の思い出がぎっしりと詰め込まれたラストシーンに、視聴者からは「マーガレットもアラビアンナイトも…全部思い出が詰まってる」「フラッシュバックする」「あちこちにこれまで登場してきたアイテムが仕掛けられてて号泣」「切ないし苦しいけど愛に溢れてる」と反響が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
【Not Sponsored 記事】
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