大河で再共演の吉高由里子&柄本佑、互いの演技の好きなところは?「佑くんの演技は大好き」「吉高さんはクール」<光る君へ>
2022.11.08 16:37
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俳優の柄本佑が8日、女優の吉高由里子が主演を務める2024年に放送予定のNHK大河ドラマ(第63作)「光る君へ」の藤原道長役に決定し、同局にて行われた会見にて発表。吉高とお互いの演技について語った。
柄本佑「光る君へ」藤原道長役への心境
同作の物語は平安時代。吉高は壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部を演じる。「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性が道長。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトとなる。会見には吉高、制作統括の内田ゆき氏も出席。柄本は今年3月頃にオファーを受けたといい、「数年前に一緒にやったドラマが非常に楽しくて刺激的だったんでしょうね。心のどこかでなんでオファー無いんだろうなと思ってたのはあります」と同じく大石静氏が脚本を手掛け、吉高と共演した日本テレビ系ドラマ「知らなくていいコト」(2020)の共演を回顧。「だから座組に仲間入りできるのが嬉しくて『ぜひやらせてください』と。お芝居としては吉高さんと一緒にやることが多いと思いますが、1年通じてどんなまひろ(紫式部)でそれに対してどんな道長が出てくるのか楽しみです」と期待を寄せた。
吉高も「心強いなという気持ち。(『知らなくていいコト』では)台本を読んでいて想像もしないお芝居もされる方なのでそれのリアクションがすごく楽しい1クールだったんですけど、今回もどういう発想で台本を具現化されるのか1年間通してそばで見られるということは楽しみ」と心境を語った。
吉高由里子&柄本佑、お互いの演技の好きなところは?
また、お互いの演技の好きなところを質問された場面では目を合わせて「ちょっと恥ずかしい~」と照れ笑い。吉高が「佑くんの演技は大好きなので長い作品でモチベーションにもなりますし刺激になりますし、本当に『音声さんに怒られるんじゃないの?』ってくらいウィスパーボイスでセリフを喋ったりするときもあったんですよ。自分もそのときにプランニングしてない反応で返せるのも楽しいです」と柄本との演技の楽しさを回顧。「脚本も大石さんなので絶対普通じゃないです。普通じゃないです、あの女性は」と大石氏とのタッグへコメントした。
柄本も「僕も吉高さんの演技が好き」と返し、「吉高さんに役を出して下さっている部分があって自然と受けて下さる度量が大きくあるのでその懐の深さに毎回驚きますね」と役者として相思相愛の様子。
「あと吉高さんはクールなんですよ。俺の中ではクールな印象があってそんなところも魅力の一個で、そんな姿を1年は最低でも見れるので楽しみです」と印象を明かすと、吉高は「ちゃんと『クール』って書いておいて下さいね。いつも変な見出しが多いから」と報道陣に茶目っ気たっぷりに呼びかけていた。(modelpress編集部)
「光る君へ」
2024年の大河ドラマは平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描く。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する。平安時代といえば、十二単姿の女性が長い髪をひいて伏している姿を思い浮かべるが、その優雅さはともかく、実は平安時代はアクティブな時代。男は仕事先や寺社、はては野山まで馬を馳せ、女も自分の財産を持ち、家事のみならずおでかけもすれば、宮仕えなどでキャリアを磨く。男女ともにいきいきとしたたたずまいは、現代に通ずるものさえある。
そんな平安時代でも、他の多くの時代と同じく、女性に学問は不要と言われていた。主人公の紫式部は、その中で自らの知性と感性、そして努力によって、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた女性。そんな紫式部の「源氏物語」執筆に、欠かせない1人の男性が、藤原道長。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる、いわばパートナーとして登場する。
紫式部は、道長は、そして周りの人々が何を思い、懸命に生きていたのか。彼女/彼らの心に想いを馳せながら楽しく見られる、華やかな絵巻を紡いでいく。
【Not Sponsored 記事】
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