「前の彼女にも言ってたんでしょ」と返した夜→彼の正直な答えにそっちのほうがショックだった
何気ないメッセージから始まった夜
土曜の夜22時、私はソファでスマホを眺めながらくつろいでいました。その日の昼は彼とランチデートをして、夕方には別々に帰ったところです。彼から「今日ありがとな。やっぱお前と一緒にいる時間が好きだわ」と、いつもより少し甘めのメッセージが届いていました。
私は思わず笑ってしまいました。彼はクールなタイプで、こういう言葉をたまに不意打ちで送ってくるのです。私は反射的に、いつもの癖でメッセージを打ち込みました。「前の彼女にも言ってたんでしょ」。深い意味はありません。照れ隠しと、ちょっとした冗談です。
想定外の正直な返信
すぐに既読がついて、彼から短いメッセージが続けて2通届きました。「前の彼女に言ったことはない」「そもそも付き合ったの2人目」。
普段ならこういうとき「またそれかよ」と笑い飛ばす彼が、今日は急に正面突破してきたのです。私はおそるおそる「2人目?」と返信しました。1人目とどんな付き合いだったのか、急に気になり始めて、変な質問をしてしまったかも、と少し後悔しました。
ショックの正体
彼からの返信は、また短いものでした。「初めてがお前みたいなもん」。意味を理解するのに少しかかりました。前の彼女はいたけれど、関係がとても短くて、ちゃんと「彼女」と呼べる存在は、自分が初めてだ。そう言いたかったようです。
でも、いつも軽口で流していた彼が、ここまで真剣に答えてくれたこと自体が、私にとっては大きなショックだったのです。半分照れと、半分嬉しさで、私は「それは嬉しい…けど言い方」とだけ送りました。返信のあとも、しばらく画面を見つめていました。
そして...
そのあと彼から「ぶっきらぼうでごめん」とスタンプつきで返信がきました。私は「ううん、嬉しかった」と返し、その夜はいつもより少し穏やかな会話のまま、おやすみのスタンプで終わりました。
私のあの口癖はきっとこれからも直りません。でも、これからは彼に同じ冗談を投げかけるとき、少しだけ気持ちを込めて打つことになりそうです。「前の彼女にも言ってたんでしょ」は、私と彼の間ではもう、ただの冗談ではなくなりました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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