「銀魂2」3回目で副音声版を体験―小栗旬が吉沢亮の“無双”に嫉妬しまくり、“隠れキャスト”も判明
2018.09.07 10:26
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先月17日に公開され、30日には興行収入20憶円を突破、シリーズ累計動員数は470万人を記録する映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』。このヒットを記念した企画「副音声版上映」が2日からスタートした。キャスト陣が撮影の裏話などを語る副音声企画はテレビドラマでもお馴染みとなったが、映画館で楽しむ副音声とは?マスコミ試写に加え劇場にも足を運んだモデルプレス編集部が3回目の鑑賞で副音声版を体験、その楽しみ方をお伝えする。
「スマホ」と「イヤホン」を持って映画館へ!
まず事前準備として、スマートフォンなどの携帯端末に無料アプリ「UDCast」のインストールが必要。アプリ内にあるデータ「監督・キャストによる副音声版」をダウンロードしておけば、全ての上映劇場、上映回で副音声版が鑑賞できる。筆者は「特定の劇場で、それ用のヘッドセットなんかが配布されるのかな」などと想像していたがそうではない。「UDCast」は本来、目の不自由な人や外国人も映画を楽しめるように音声ガイドや字幕を提供しているアプリだが、これを使用した副音声版の上映は『銀魂2』が史上初とのことだ。映画館に着いたらアプリを起動し、事前にDLしたデータの「音声ガイドを聞く」をタップ、イヤホンで音声が再生されるか確認。なお「マイク付きイヤホン」「Bluetooth イヤホン/ヘッドホン」は使用できないので、必ず「有線のマイク無しイヤホン」を持参すること。映画本編とアプリは、スマホ本体のマイクで拾った音声で同期する仕組み。音声のズレや停止を防ぐため、必ず機内モードに設定しておこう。
※以下、ネタバレあり
本編内容は一切入ってこない!潔く諦めてトークに集中せよ!
今回の副音声版は小栗旬と福田雄一監督の2人でスタートし、後半から菅田将暉と橋本環奈が合流、銀時(小栗)・新八(菅田)・神楽(橋本)の“万事屋”3人が揃う形だ。強調したいのは“完全リピーター向け”の企画という点。ドラマなどで副音声を聞いたことがあればわかるはずだが、本編の内容は全く頭に入ってこない。イヤホンをつけ外しして「本編と副音声どちらも楽しもう」などという姿勢ではどちらも消化不良になるので、潔く本編は諦めて(=画だけを楽しむつもりで)4人のわちゃわちゃトークに集中するのがオススメである。もちろんその価値は十二分にある。『銀魂』といえばギリギリのライン(むしろギリアウト?!)まで攻めたパロディネタが見どころだが、該当のシーンでは副音声のトークさえも「ピー」音で埋め尽くされてしまうという斬新さには爆笑である。前半戦のギャグパート「将軍接待篇」では、将軍役の勝地涼、キャバクラ店長役の佐藤二朗らが繰り広げる名演(迷演?!)に、ゲラゲラ笑いながら現場の様子を明かす小栗と監督。猿飛あやめ役・夏菜のバストを目の当たりにした小栗の感想、桂小太郎役・岡田将生が悔し涙を流すほど苦戦したという“シャクレ”への愛のあるダメ出しは爆笑必至。
小栗旬、真選組への嫉妬が止まらない… “隠れキャスト”も判明!
キャスト同士の笑えるエピソードだけでなく、原作をあえてアレンジした部分の意図や、ロケ地選定、衣装、小道具、CGの制作秘話、そして監督だからこそわかるキャストの微妙な表情の変化、演出の裏話も詳細に解説されるため非常に興味深い。『銀魂』らしいギャグとシリアスの配分と大胆なシーン転換については「この映画、情緒不安定ですね~(笑)」(監督)、「原作知らない人はなかなかのジェットコースター気分ですよね」(小栗)と改めて客観視したコメントも。柳楽優弥演じる土方十四郎を中心に展開するシリアスパート「真選組動乱篇」が佳境にさしかかると、小栗の嫉妬が爆発。特に沖田総悟を演じた吉沢亮に対しては「この人が今回の“No.1カッコイイ”でしょ」と認めつつも「“吉沢無双”が始まりますよ。…飛ばす?」などとボヤきまくり、イケメンな見せ場についついコメントしてしまう小栗に、菅田と橋本も大爆笑だ。小栗は河上万斉役・窪田正孝の“窪田無双”にも嫉妬。華麗に弦を操るアクションに「うわー、かっけー…」とすっかり見惚れながらも、すぐに「俺たち(万事屋)3人全く出てこねぇ(笑)」と我に返っていた。
三浦春馬演じる伊東鴨太郎、中村勘九郎演じる近藤勲らが渾身の芝居で魅せる感動シーンは、副音声の4人も思わず黙って見入ってしまう。その他にも、本編内容に全く関係のない脱線トークあり、副音声で初めて明らかとなる“隠れキャスト”の存在あり…。エンドロール終了までたっぷり詰まったお宝トークを満喫した135分は、3回目の鑑賞でもあっという間に感じられた。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』副音声版は10月18日まで上映。(modelpress編集部)
【注:ネタバレ】あなたも副音声版が観たくなるかもしれないキーワードを紹介
・シャクレの概念が違う岡田将生・将軍の足軽のモザイクの色味について
・小栗がマネしたい、中村勘九郎独特の「振り向く」タイミング
・吉沢亮が本気で笑わせに来た「悪魔の顔」
・福田監督が柳楽優弥に初めて「自由にやっていいよ」と言ったシーンで奇跡のセリフ飛び出す
・三浦春馬が自ら提案した「伊東鴨太郎の所作」
・菅田将暉、山崎賢人と吉沢亮に服とられる
・小栗旬を迷わせたセリフ「はわわわわわわ」
・小栗&岡田&菅田の3人でワキ毛剃り合った話「ワキから血が何筋か…」
・堂本剛、スネ毛で『銀魂2』出演がバレる
・小栗&菅田が表紙を飾ったファッション誌、小栗の筋肉スゴすぎ問題
…などなど!
【Not Sponsored 記事】
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