レディス「ウィルフリー」、ディテール変化が人気 マルチウェーダウンは数分で完売

タイムスライス(東京)はレディスブランド「ウィルフリー」が好調だ。ディテールにこだわったデザイン性の高いアパレルが人気で、卸先の拡大を本格化させる。
同ブランドはジャンルにとらわれずオフからオン、オケージョンまで幅広いシーンに対応できる。ディテール変化などデザインに特徴を持たせてシーズンごとに鮮度を加える一方、黒、白などのベーシックカラーや有彩色も色を抑えた使い方で着合わせや着回しのしやすさも好評だ。デザイン性からするとブラウスやボトムで1万円台中心という値頃感も人気の理由だ。例えば、今夏物では色を抑えながらも身頃全体に華やかにギャザーを寄せたシャーリングトップ(税込み1万4960円)はワンショルダーやオフショルダーとしても着られる有力商品の一つだ。

15年に立ち上げ、ECで徐々に顧客を増やしてきた。期間限定イベントを年に数回開いているほか、24年に初の実店舗を東京・表参道にオープンした。
昨年は10周年を迎えたこともあり、協業企画やイベントなどに力を入れた。特に昨年8月に発売した米「ヘインズ」との別注Tシャツはボタン開きバルーンスリーブの前後入れ替えられるデザインにすることで現在まで人気が続いている。
また、「タイオン」との協業商品は8月にECでの予約販売開始後、数分で数百枚が完売。人気のポンチョコートのディテールを盛り込み、袖を取り外せるマルチウェーで着用でき、ウエスト、裾をドローストリングにしたキルティングダウンコート(4万920円)に仕上げたことで人気が集中した。完売後も再入荷のリクエストが1000以上あった。今年1月末に26年企画として同商品の先行受注を受け付けたが、昨年の倍以上の注文があったほどの人気だった。

最近ではシーズン消化率が98%に達するなど好調な売れ行きで、ファンも広がってきたことから、消費者直販だけでなく、卸販売にも力を入れ、セレクトショップの開拓を強めていく。
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