《めてみみ》レトロブームで人気再燃
2026.04.20 06:24
提供:繊研plus

アニメとファッションの協業商品を、市場でよく見るようになった。ブランドやショップが新たなファンを獲得するため、いまや欠かせない存在だ。日本のアニメの輸出額は2兆円超え。世界が認めるIP(知的財産)コンテンツなのは間違いないだろう。
そこから派生して、最近では特撮やアニメのヒーローや怪獣のソフビ(ソフトビニール)人形の人気が再燃している。ソフビ人形はポリ塩化ビニル(PVC)で作られた中空で軽量なフィギュア。ビンテージのソフビはレトロブームを追い風に希少性が高まり、欧米やアジアのコレクターが急増したことから高騰し続けている。
記者の自宅からほど近いモード系のセレクトショップでも、ソフビ&アートの店頭イベントが開かれた。沖縄を拠点に活動する南場商店のTANA氏がオリジナルで制作したソフビと、懐かしいアニメをモチーフに描いた絵画を展示・販売した。TANA氏が手掛ける妖怪ソフビ「マジムン」は廃棄される玩具を融合した一点物。蛍光色で4連合体が可能だ。
マジムンのようなクリエイター系ソフビも人気で、東京のソフビイベントに出展すると、マニアが集まり数時間で完売してしまう。こうした熱量の高いファンを獲得することは今のファッション業界にとっても重要だ。固定観念を取り払い、もっと間口を広げて異分野と協業するべきだろう。
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