東レ 秋冬対応のPFASフリー撥水テキスタイル「デューエイトPS」を開発

東レは、秋冬対応のPFAS(有機フッ素化合物)フリー撥水(はっすい)ポリエステル長繊維テキスタイル「デューエイトPS」を開発した。リサイクル素材で秋冬対応のパウダータッチを実現。「雨の日でもおしゃれができる」をコンセプトに27年秋冬向けからレディス、メンズ向けに、アウターからボトムまでの幅広い用途で展開する。27年度で20万メートル、30年度に50万メートルの販売を目指す。同社は婦人・紳士衣料用テキスタイル展示会「ビヨンドマテリアルコレクション2027」を東京・神田明神ホールで、11月20日まで開催。デューエイトPSをはじめとする重点素材を提案している。
デューエイトPSは、東レのナノデザイン技術によって極細糸が何層にも重なった、かさ高なループ状構造をテキスタイル表面に形成する。約20ミクロンの高収縮糸を芯糸に、10ミクロン以下のリサイクルポリエステル低収縮糸を周囲に配した構造で「秋冬のファッションウェア市場でニーズが高まっている指先が柔らかに沈み込むようなパウダータッチ」を実現した。
「アンドプラス」ブランドで展開する回収ペットボトル由来の原料を約50%使用し、「ナノデザインとリサイクル原料の融合で実現した」。デューエイトシリーズの特徴であるマルチラフネス構造(特殊な凹凸構造)をテキスタイル表面に形成することで、雨の日でも肌離れの良いさらっとした快適な着心地と、PFASフリー撥水加工による水滴除去性を持つ。
特徴的なループ構造によって、洗濯時の質感変化や毛羽の脱落が抑制され「日常使いに適した快適性と耐久性を備えた高機能テキスタイル」となっている。
展示会では「ミッドサマー」「スプリング&オータム」「ウィンター」の三つのコーナーを設け、日常生活に適した機能性を持つ素材を提案する。長い夏に対応する重点素材として「ブリーズクール」「ボディシェルEX」を提案。〝春秋〟向けは「リランチェ」「ウォルスター」で生地の多様な組織変化やカラー対応を揃える。冬向けには「utsフィット」を表地に使用した中わたアウターなどを訴求する。
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