Kカップ宅建士グラドル・天月愛、タイ古式の資格も取得の過去「グラビアだけでは生活できなかった」
Kカップの圧巻ボディと、難関国家資格「宅地建物取引士」に一発合格した知性。相反する魅力を併せ持つグラビアアイドル・天月愛。合格率15%前後ともいわれる試験を突破し、“エロ賢い”グラドルとして話題に。しかし、その裏で彼女は葛藤を抱えていた。(前後編の後編)
――もともと、天月さんはテレビ局のADだったそうですね。
天月 音大の短期大学部を卒業して、就職活動で民放系列の制作会社に入社しました。本当は自衛隊の音楽隊とか、演奏家を目指していたんですけど、あまりにも狭き門で……。一般企業で自分に向いているのは、音楽とも近い映像系の仕事かなと思って、バラエティ、ドラマ、映画等の制作をしている制作会社のADになりました。
――ADの仕事は大変なイメージがあります。
天月 32時間勤務が週3回あったりして、夜12時に帰れたら「ラッキー!」みたいな生活でした。帰れない日は局の仮眠室で寝て、シャワーを浴びてまた仕事、という感じ。このままじゃ心がすさんでしまうと思って、3年ほどで辞めました。人がいなくて、辞めるのにも1年がかりで説得して、やっとでしたね。
ADを辞めた後、彼女は「ちゃんと寝たい、週休2日がほしい」という思いから、美容皮膚科のコンシェルジュへと転身する。そこで美容に目覚め、人から見られることへの興味が湧き始めた頃、転機が訪れる。
天月 街でスカウトの方に「グラビアとか興味ないですか?」って声をかけられたんです。それがきっかけで、前の事務所に入りました。もし、あの声がなかったら、普通のOLを続けていたと思います。
――そしてグラビアデビューを飾るわけですが、最初から順風満帆ではなかったそうですね。
天月 そうなんです。前の事務所が、ちょっと過激な路線を得意とするところで。いきなりボンデージにニップレスだけ、みたいな撮影があって。「話が違うぞ!?」って衝撃でした(笑)。最初は沖縄の海でビキニ着て、みたいな話だったのに……。
――それでも、その世界で頑張り続けたからこそ、今の写真集に繋がったわけですよね。
天月 当時はグラビアだけでは生活できなかったので、タイ古式マッサージの資格を取って、セラピストの仕事と両立していました。収入の軸が別であったので、不安はなかったです。デビュー作でいきなり過激なことをやらされて、「もう逃げられないな」って覚悟を決めた部分もありました。
――マッサージのお店を持っていたのでしょうか。
天月 もともと勤めていたところから独立して、一昨年に美容サロンを立ち上げたんです。でも、まんまと失敗しちゃって。借金まみれになりました。
――どれくらいの借金だったんですか。
天月 300万円くらいですかね。毎月、お店の掲載サイトに5、6万円、家賃も30万円近くかかっていて。業務委託のスタッフを教えている間は自分でお客さんを入れられないので、どれだけ施術してもトントンどころかマイナスで。30万円稼いでも、30万円出ていくような状態が続いて、正直かなりきつかったです。
――現在はどうされているんですか?
天月 一旦やめて、今は当時のお客様を中心に、シェアサロンを借りて個人的に施術しています。
グラビア、マッサージ、そして現在は不動産会社に勤務と、「三足のわらじ」を履きこなす彼女。なぜ、多忙な中で宅建士の資格まで取ろうと思ったのだろうか。
天月 マッサージの仕事中に手を怪我してしまって、一時的に働けなくなった時期があったんです。その時に「グラビアだけで生活できるわけじゃないし、どうやって生計を立てよう」とすごく不安になって。ちょうど融通の利く不動産会社にご縁があって働き始めたのがきっかけです。
――宅建の資格を取ったことで、何か変化はありましたか?
天月 Yahoo!ニュースなどで取り上げていただいたことで、ファン層がガラッと変わったんです。今までは、いわゆる“ザ・グラビアオタク”みたいな方が多かったんですけど(笑)、グラビアをあまり知らなかったような、知的な層、エリート層の方たちもイベントや撮影会に来てくれるようになって。ブランディングとして本当に取って良かったです。
――写真集の撮影期間と、宅建の合格発表が重なっていたそうですね。
天月 そうなんです。撮影3日目の朝9時に合格発表だったんですよね。もし落ちていたら撮影に影響しちゃうと思って、撮影が終わってから自宅でお酒を3本くらい飲んで、酔っぱらった状態で結果を見ました。自分の番号を見つけたときは、三度見くらいしましたね。本当に人生が変わりました。
――もう一度マッサージの仕事にしっかり挑戦したい気持ちはありますか?
天月 あります。不動産の知識をしっかりつけて、安全な状態でもう一度やりたいなって。業者しか見られないサイトで物件を探せるので、安い物件を先に押さえられたりするんです。そういう情報を知れたら、今後の仕事にもつながると思います。だから宅建の資格を取ろうと思ったのもあります。
――宅建の他にも、行政書士の勉強や英会話もされているとか。その尽きることのないモチベーションはどこから来るのでしょうか。
天月 もう、30歳を超えて結婚できなかったら、東京で自分の力で生きていくしかないって思ったんです。
――結婚願望が薄まっているのでしょうか。
天月 結婚できるビジョンが全く持てなくて(笑)。実は、ヘアヌードをやろうと決めた大きな理由の一つもそれなんです。「もう結婚できないだろうし、生涯独身なら、やりたいことやっちゃえ!」って。生涯独身って決めたからこそ、資格も取るし、グラビアも本気で頑張れるんです。
――最後に、今後の目標を教えてください。
天月 5年後、10年後も、40代になっても、ずっと美しくいられるように日々努力し続けたいです。そして、グラビアアイドルとしての知名度をもっと上げて、業界全体の需要も増やしていけるような存在になれたらなと思っています。おばあちゃんになっても、続けていたいです。
▽PROFILE天月愛(あまつき・あい)1995年1月2日生まれ、富山県出身。身長170cm、B110(Kカップ)W65 H100、血液型A型。音楽大学短期大学部の器楽科を卒業後、テレビ局でADとして約3〜4年勤務後、美容業界を経て2022年にグラビアデビュー。その後、宅地建物取引士の資格を一発合格で取得し、現在は不動産会社に業務委託として勤務しながら、グラビア活動とマッサージ施術もこなす"3足のわらじ"生活を送る。行政書士と英語の勉強にも取り組む努力家。5月22日に竹書房から初写真集を発売予定。
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