松岡茉優、サプライズで駆けつける 昨年「新人賞」受賞から飛躍の1年回顧<2020年 エランドール賞>
2020.02.06 18:51
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日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2020年 エランドール賞」授賞式が6日、都内にて開催され、映画「蜜蜂と遠雷」石黒裕亮氏が「映画 プロデューサー賞」を受賞した。これを受け、女優の松岡茉優が授賞式に駆けつけた。
昨年「新人賞」受賞の松岡茉優「飛躍の1年だった」
映画「蜜蜂と遠雷」は、国際ピアノコンクールを舞台に、世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦、才能、運命、そして成長を描いた物語。そのなかで、主演の松岡は、かつて国内外のジュニアコンクールを制覇するも、13歳のときに母を亡くし、「ピアニスト」になることから長らく逃げてきた元天才少女・栄伝亜夜を演じた。授賞式のスピーチにて、石黒氏は「映像化不可能といわれていて、面白いけどやるまでは、これはやりたくない」と最初は思っていたと明かし、「音楽だけは裏切らないにしよう、嘘をつかないようにしようというコンセプトをもとに、監督と制作した」と作品にかけた思いを語った。
また、松岡がサプライズで駆けつけ、「おめでとうございます!」と笑顔で花束を贈った。
松岡は「私も昨年この『エランドール賞』新人賞を受賞して、飛躍した1年だったと思います。その代表作が『蜜蜂と遠雷』だと思っていますし、石黒さんが受賞してとても嬉しい」と歓喜。また、同作について「音楽メンバーが、国際的なピアニストの方たちが演奏してくださったので、演奏家からのプロフェッショナルな意見と監督の意見、我々のケアと全てを担ってくれた監督に感謝したいと思います」と石黒を称えた。
最後には、松岡が「いつ何時もクラシックが聴けますので!」と、プロデューサーと同様に映像化することを紹介し、コンビネーションぴったりのスピーチで祝福した。
「2020年 エランドール賞」
1956年にスタートした「エランドール賞」は、優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度(選考対象期間:2018年12月1日~2019年11月30日)。「新人賞」は出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を示し、将来有望な新人俳優に贈られる。今年は神木隆之介、安藤サクラ、横浜流星、清原果耶、吉沢亮、橋本環奈が受賞した。新人賞6人のほか、プロデューサー賞には「翔んで埼玉」の若松央樹氏・古郡真也氏、「いだてん~東京オリムピック噺~」の清水拓哉氏・家富未央氏 ・大越大士氏、プロデューサー奨励賞には「蜜蜂と遠雷」石黒裕亮氏、「凪のお暇」の中井芳彦氏、特別賞には映画「新聞記者」製作チームがそれぞれ選ばれた。(modelpress編集部)
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