岡田健史の新境地に期待 「中学聖日記」と真逆の初主演作へかける思い<博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?>
2019.06.24 05:00
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俳優の岡田健史が、主演を務めるFBS開局50周年スペシャルドラマ「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」(7月19日よる7時~)の囲み取材に応じた。
岡田健史初主演ドラマ「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」
原作は、秋田書店のWEBマンガ雑誌「マンガクロス」で連載され、博多弁の可愛さで重版を重ねる人気4コマ漫画で、東京の男子高生と博多弁女子が織りなす“上京ラブ・コメディー”。福岡の内輪ネタだけに終わらず、地方から東京に出てきた人たちが抱える不安も投影させながら、人間関係をコミカルかつリアルに描写する同作は、地方民の誰もがうなずく“上京あるある”を刺激すると同時に、東京出身の人にも楽しめる物語となっている。岡田が演じるのは、小学生の時に博多から東京に引っ越してきた高校2年生・東京(あずまみやこ)役。転校初日に博多弁を笑われて以来、人と距離を置くようになってしまっているが、そんな中で幼馴染の博多乃(はかたの)どん子と再会し…というストーリー。どん子役は“日本一かわいい女子高生”を決める「女子高生ミスコン2017‐2018」でグランプリを獲得した福岡県出身の福田愛依。さらに、福岡県出身の女優・今田美桜もスペシャルキャストとして出演し、自身初の本人役を演じる。
岡田健史「中学聖日記」とは真逆のラブコメ挑戦「お芝居がすごく楽しい」
昨年、事務所に所属して間もない新人ながらTBS系連続ドラマ「中学聖日記」で、主演の相手役という異例の抜擢を受け、ブレイクした福岡出身の岡田。人気沸騰中の彼が地元放送局で初主演を務めることでも話題となっているのが同作だが、2作目にして “禁断の恋”を描いた「中学聖日記」とは正反対のラブコメに挑戦するのも楽しみな部分だ。前作は新人として先輩キャストに“引っ張られる側”だった岡田も、今回福田を“引っ張る”側に。同日に実施した2ショットインタビューでは福田から先輩の岡田へ感謝の言葉もあったが、岡田は「引っ張っていたという意識はないです。とてもありがたいことで、主演としてやらせて頂いているんですけど、正直主演と思ってはいないです」とあくまで自然体。
「お芝居が今すごく楽しい」と笑顔を見せ、「それくらい今の現場では、前作に比べて自分が足りなかったことをやってみるとか、挑戦してみて自分のものにしてみたいとか、前作とは全く違う主旨の作品の中で、自分がどういう役割を果たすことができるのか、ドラマを撮り終えたときに課題点を見つけることをすごく楽しみにしています。現場にもそういう意識で行かせて頂いているので、福田さんがやりやすいように、というよりは、作品の中でどん子と京が生き生きするようにどうしたらいいんだろうということを考えています」と作品にまっすぐ向き合っている様子。「どうせやるんだったら楽しくやりたいですし、迷ったときはどうしてくれたら嬉しいのか問いかけて、自分がされて嬉しいというか嫌なことをしないようにしています」と共演者への思いを明かした。
中学1年生より現所属事務所にスカウトを受け、野球一筋で高校3年生まで全く興味がなかったが、引退後に助っ人として参加した演劇部での経験を経て、俳優の道に進むことを決意。19歳で俳優デビューし、5月12日には20歳になった。
怒涛の1年を振り返り、変化を聞かれると「生活環境もガラッと変わりましたし、野球をやっていたときとは程遠い身体になって沢山の変化を感じているんですけど、変化していくことが当然だと思いますし、変化しない方が怖い。年齢を重ねても現状維持をしていたらそれは退化だと思うので、良い意味で変わっているのか悪い意味で変化しているかは分からないけど、周りの反応が変わることには恐れずに自分から積極的に取り組んでいきたい」と力強い言葉で、考えを示した。
岡田健史を作り上げた野球経験
長年の野球経験から培われた芯の強さや、礼儀正しい振る舞いはファンにはよく知られている魅力の1つ。役者として野球の経験が活かせる部分が多いか改めて問われると、「武器というかそれしかないと思っています。自分が生きていく上で使っていくものは野球で学んだこと」ときっぱり。「先日ハタチになったんですけど、それでも11年間野球をやってきて、単純計算でも半分以上はやってきたという過去があって、そのときに学んだこと、苦しかったこと、辛かったこと、嬉しかったこと、そういったことが今の自分の基盤になっていると信じているので、離れた今になっても『あのときに監督が言っていたことはこういうことだったんだ』とか現場に出てみて野球以外の世界でも野球で学んだことが生きていると分かることが自分はすごく嬉しいです」と胸を張った。具体的な例には「気づきの多さが勝敗を分ける」という高校時代の監督の言葉をあげ、「高校の監督に限らず小中校の指導者の方は野球以外でも社会に通用する人間を育てることを第一として人間力を鍛えるための指導を沢山して頂いた。そういった意味で自分は恵まれた環境だったと思うし、『あのピッチャーの癖はどこだろう』とか『相手の監督の癖をみて作戦を考える』とか『視野を広くしていないと気づくことすらできない、日頃からゴミが落ちていたら拾え』とか。それが今現場に入ってお芝居のときに相手役の方がちょっとした変化をつけてきたときに、自分が判断できるかできないか、そういうところなんじゃないかなと思います」と演技に活きている例をあげた。
岡田健史の博多愛
ストーリーの大きな軸となる博多弁については、「(異性の)『と』という語尾が可愛いと思います」と笑顔。よく言われる「好いとうと(=好きです)」については「正直使わないんですけど活用形としては合っています。普通に『好きです』『好きやけん』『好きっちゃんね」だと思います」と地元民の視点から訂正したが、現場でも福田から博多弁で話しかけられ、自然と博多弁が出た場面があったそうで、「懐かしいなと思いました」と振り返った。また、光石研、原沙知絵、森口博子、野間口徹ら福岡県出身のキャストが集結。特に京たちのクラスの担任・内藤先生を演じた光石とのシーンの撮影は「本当の父に対面しているかのように感じた」といい、「光石さんがおっしゃった博多弁に対して『(スタッフが)噛んじゃったんですか?』と聞かれたんですけど、自分は(方言だと)分かって、『お父さん…!』となりました(笑)」とエピソードを披露。「自分たちの世代は使わない博多弁や、地域によって違うのもある。そういう風に自分の故郷のことについて話せるのは和む気持ちになります」と同郷のキャストに囲まれた現場を楽しんでいた。
そんな岡田だが、福岡のオススメスポットを聞かれると、「申し訳ないんですけど、野球しかやってないので…」と頭を悩ませ、「上京してから色んな方に『福岡良いよね、何でも美味しいし、生活環境も住みやすいし』という声を沢山聞いて自分のふるさとをそういう風に言って頂けるのが嬉しいです。食べ物だったらラーメンが大好きで、父もラーメンが好きなので色んな所に連れて行ってもらっていてその中でも『ここがナンバーワンだよね』と言っているところがあります」と回答。
「野球しかやってなくて、山笠とかどんたくとか存在は知っているんですけど、参加したことがない。『どんなことするの?』と聞かれて答えられないと思ったので、遅いのかもしれないですけど自分の地元のお祭りとか行事ごとについて知りたいなと思った良いきっかけになりました」と作品を通して、地元愛を強めていた。
福岡地区でオンエアされる同作の元には、日本全国から「福岡だけじゃなく、私が住む地域でも見られるようにしてほしい!」という熱い要望が殺到。その力強い追い風を受け、動画配信サービスHuluでも配信されることが決定。7月19日、FBS福岡放送でのオンエア終了後から全国に向けて配信する。
なお、放送前には、岡田と福田の2ショットインタビューを公開予定。(modelpress編集部)
衣装:ジャーナル スタンダード 表参道 /BILLY‘S
【Not Sponsored 記事】
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