

M!LK、結成から9年も「いつまでたっても最初の1年目のように楽しい」

2023年11月24日に結成9周年を迎え「BIG LOVE YEAR」へと突入したM!LK。1月24日に発売された最新シングル「Kiss Plan」の新ビジュアルでは、ワインレッドのスーツからのさり気ない肌見せで、大人の魅力を放っている。メンバーの佐野勇斗、塩崎太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人に楽曲の注目ポイントや特典映像の裏側と、9年の歩みを振り返ってもらった。
新曲「Kiss Plan」は「ダンスがすごく格好良い」(山中柔太朗)
――まずは、今回のシングルのおすすめポイントを教えてください。
佐野:表題曲の「Kiss Plan」は、歌い出しがすごくキャッチーで頭に残るので、初めて聴いた時から「あ、いいな」と思っていました。ミュージックビデオもこれまで以上に気合いが入っていて、妥協せずに何度もテイクを重ねました。僕は今回の撮影で初めて水中で芝居をするという経験をしたんですが、それも新しい試みで面白いです。
山中:今回の曲はダンスがすごく格好良いんです。M!LKでは珍しい振り付けで、韓国の雰囲気もありつつ、韓国っぽいねと一言では言えないニュアンス。ぜひ、注目してほしいです。
塩崎:衣装も、これまではキラキラした王子様のような雰囲気のものが多かったんですが、今回はまた雰囲気の違う格好良さがあると思います。そこのギャップも楽しんでもらいたいです。僕の衣装は片方の肩が出ているので、踊っていると布がある方だけが暑いんです(笑)。
吉田:カップリングに「ピースサイン」という曲があるんですが、仮歌を初めて聴いた時に「ヒーローっぽい雰囲気のある曲だな」と思ったんです。歌詞に「ヒーロー」という言葉があるわけではないんですが、「ヒーロー」は次のツアータイトルにもなっているので、リンクするような感覚がありました。
「Kiss Plan」は、M!LKの中では新たな試みになっているのですが、この曲はM!LKらしさも兼ね備えていて良い曲だなと思いました。
曽野:それと、初回限定盤のカップリングになっている「Weekend」も今までのM!LKにないような曲です。メロウで、タイトル通り週末に聴きたくなるような雰囲気。ライブで披露するのがすごく楽しみです。歌い出しが僕なので、そこを意識して聴いてみてもらえたらうれしいです。
グアムの思い出…曽野舜太「仁ちゃん(吉田)の寝坊です(笑)」
――初回限定盤のBlu-rayに収録される「M!LK学園 短期留学編」ではグアムへ行ったそうですが、どんな思い出がありますか?
曽野:一番に浮かぶのは仁ちゃん(吉田)の寝坊です(笑)。仁ちゃんに肩車をしてもらっているリール動画を撮っていたんですけど、その後に15分くらい休憩時間があったんです。「15分後に集合ね」と言っていたんですけど、その間に仁ちゃんが寝ていて遅刻したっていう。
吉田:僕はその時間にモーニングルーティン動画みたいなものを撮ろうと思ったんです。携帯を近くの椅子に立てかけて、ちょっと首をコテンとしたら49分10秒もたっていました。忘れもしない49分10秒。めちゃくちゃ申し訳ない気持ちでした。
たまたま別の要件で電話が鳴ったのをきっかけに起きたんですけど、すごく情けない顔で起きる姿が撮れていたので、それはそれで良い資料になったかなと思います。ファンクラブで出そうかなって(笑)。
山中:49分は長いので、作業用動画に使えるかもしれない(笑)。
吉田:ルーティーンは一つも撮れませんでした(苦笑)。49分たって、ただ起きるだけ。一番尺は長いと思うんですけど、内容は一番無いです。
――他にはいかがでしょうか?
塩崎:おいしいパンが食べられるステーキ屋さんがありました。びっくりするくらいおいしかったんですよ。おなかが空いていたからかなとも思ったんですけど、おなかがいっぱいの状態でも一口だけのつもりが思わず全部食べちゃうくらい、本当においしくて。「パンっていったい何なんだろう…?」と分からなくなってしまうくらい、おいしいパンでした。
吉田仁人「ハッピーな気持ちで10周年を迎えたい」
――2023年11月24日に9周年を迎え、「BIG LOVE YEAR」をスタートさせました。
吉田:いろいろなことがあった9周年までの道のりを経て、2024年の11月には10周年を迎えるということで、改めて皆さんに感謝を伝えたいと思っています。それはただ言葉で伝えるだけじゃなく、例えば普段M!LKが行けていないような場所でファンミーティングをしたりして、一人でも多くの方にお会いして、みんなで幸せな、ハッピーな気持ちで10周年を迎えたいです。
――これまでの活動を振り返ってみるといかがですか?
吉田:やっぱりグループを9年続けるのはすごいことだなと思います。今の5人で一緒に過ごした年月もだんだんと長くなってきて、いつまでたっても最初の1年目のように楽しいです。
――曽野さん、山中さんはグループ結成以降の加入でしたが、M!LKの9周年にどのような思いがありますか?
山中:僕たちも入ってから5年で、9年のうち半分以上がこの5人での活動ということになります。加入した当初は、ファンの方も環境の変化をすぐに受け入れるのは難しかったと思うし、いろんな意見もありましたが、その後メンバーとして認めてもらって5人で前を向いてきました。
いろいろなことがあって、「大変だったか」と聞かれたら「楽しい」が勝ちますけど、そんなにうまいことここまで来たというつもりも全然ないんです。舜太と2人で努力して「なんとか3人に追いつこう」とずっと思っていました。やっと5人のチームになれたかなという思いはあります。
曽野:すごく個人的な目線にはなりますが、僕にとっては学生時代という、人生における濃密で大事な時期の5年をM!LKで過ごしたので、もう人生の一部ですね。自分を語る上で、一番大きな要素がM!LKになったなと思っています。
メンバーの第一印象&新たな一面は…?
――今、皆さんには横並びで座っていただいていますが、お隣に座っているメンバーの第一印象と、これまでの活動で見つけた新たな一面を教えてください。まず、曽野さんは佐野さんについて。
曽野:はやちゃん(佐野)と初めて会ったのは、僕が研究生の時に名古屋でイベントをしていた時ですね。その時のM!LKが名古屋のポーズを作ってくれたんですよ。はやちゃんが教えてくれた覚えがあります。研究生はまだ小さかったので、面倒見のいいお兄ちゃんという感じでした。今はめっちゃ怖いです。
一同:(笑)
吉田:中に入ったら嫌なやつだったんだ(笑)。
曽野:それは冗談で、本当に真面目な方なんです(笑)。楽しいだけじゃなく、周りをすごく見れている人だなと思います。チャレンジし続けていて、止まっている時がないんです。僕が一番頭に残っているはやちゃんの言葉は「これ実験だから」って言葉。「試して、失敗したらやめたらいいよ」って。「トライして、成功したらそれを続ければいいから、実験していこうよ」っていう。今の僕の指針になっています。
山中柔太朗が明かす塩崎太智の第一印象は「最初は怖かった」
――佐野さんは、山中さんの第一印象を聞かせてください。
佐野:柔太朗とは、本当の初めては覚えてないんですけど、新メンバーとして入ってきた時に初めて顔合わせしたのが記憶に残っています。当時は「すごく気を使うやつなんだな」という印象でした。
でも、その後のツアーで新メンバーがたくさん曲を覚えなくちゃいけない時に、柔太朗が当時の新メンバーを控え室に集めて話し合っていたんです。たまたま聞こえちゃったんですけど、「まだ追いつけてないのはやばい」「ちゃんとしよう」と新メンバーを引っ張っていた姿が印象的で「責任感が強いんだな」と感じました。
今の5人でも、柔太朗は締めるところは締めてくれるタイプなんです。
山中:学生時代の部活でもずっと部長をしていたりしたので、昔からそういうタイプではありました。
――お隣の塩崎さんについてはいかがですか?
山中:第一印象から一番変わりました。最初は怖かったです。後輩とあまり話すようなタイプじゃないんですよ。
吉田:とがってたよね。「他の人は興味ない」みたいな。
山中:メンバー同士でわちゃわちゃしている姿も見ていたので、「面白い人なんだろうな」とは思っていたけど、直接はあまりしゃべれなくて、「どういう人なんだろう」と思っていたんです。話すようになってからは、やっぱり面白い人でした(笑)。
塩崎:僕も僕で怖かったんですよ。事務所の人からも「柔太朗は研究生の中でもしっかりしている」と聞いていて、その頃の僕は悪ガキだったので、「そのうち柔太朗に怒られるかもしれない」と思って(笑)。
塩崎太智「吉田さんは一人だけ気合いのレベルが違った」
――では、塩崎さんは吉田さんについて教えてください。
塩崎:吉田さんは同期で、同じオーディションだったんです。一人だけみんなとは気合いのレベルが違って、「こういう人が業界に入るのか」と思いました。待ち時間にも僕がキッズ携帯でゲームをしている間、彼はずっとストレッチしているんです。「こんな人がいるなら自分は絶対に落ちるな」と思っていたんですけど、まさか受かって同じグループで活動することになるなんて…(笑)。
最近の印象は「ルーズなのにちゃんとしてる人」という感じ。忘れ物をよくするし、マイペースなところもあるけどちゃんとしていて、よく分からないです(笑)。
――吉田さんから見た曽野さんの印象はいかがでしたか?
吉田:舜太はグループに入ってくるまで知らなかったので、最初の印象は「誰だろう?」という感じです(笑)。加入してから5年くらい一緒にいて思うのは、嫌な顔をしているところをほとんど見ないんですよね。ずっとポジティブ。グループのハッピーオーラを担っている部分もありながら、ちゃんと大人な部分もある。努力もできるし、元気で頭の良い、すごく良い子だなと思います。
山中:学校の先生みたい(笑)。
佐野勇斗「アカデミー賞を取りたい」
――では最後に、2024年の個人的に目標にしていることや抱負があれば聞かせてください。
佐野:二つあります。一つは、アカデミー賞を取りたい。もう一つは体調を崩しがちなので“健康”。体力は年々増していて、昔より動けるようになっている感覚はあるんですけど、もう25歳になりますし、気を付けなきゃいけない年にもなってくるので、2024年は食事も意識しようと思っています。
塩崎:僕は、私服に年々気合いが入らなくなってきちゃっているんですよね。起きたらそのまま出掛けたいので、寝る時に次の日のインナーを着ているんですよ。
佐野:え、洗ってはいるの?
塩崎:洗ってはいるよ(笑)。
吉田:じゃあ、風呂に入った後のタイミングで着替えるんだ。
塩崎:そう。でも最近、知名度も上がってきたのか(街中で)声を掛けられる機会も増えてきて「まずいな」と思っています。「あ、太智くん」と声を掛けられて、その後に店のガラスに写った自分の格好を見て「やばいな」と思いました。寝ぐせも直してないし…(笑)。だから、もうちょっとおしゃれをしようと思います。
曽野舜太「体を張る系の個人仕事で海外へ…」
――曽野さんはいかがですか?
曽野:僕は個人仕事で海外に行きたいですね。「世界の果てまでイッテQ!」(毎週日曜夜7:58-8:54、日本テレビ系)とか、体を張る系。
――どこまでできますか?
佐野:虫を食べるのは?
曽野:やるよ。
佐野:スカイダイビング。
曽野:スカイダイビングもたぶんできると思う。
佐野:じゃあ、いとうあさこさんがやっていたゲジゲジの洞窟に入るみたいな。
曽野:いや~、それは無理かなぁ。
山中:じゃあ、駄目じゃん(笑)。
佐野:超えなきゃ、やっぱり。
曽野:それはお譲りします、ごめんなさい(笑)。
――山中さん、吉田さんはどうでしょうか?
山中:ゴールデン帯のドラマに出て、M!LKにも貢献できたらいいなと思っています。今まではキラキラした雰囲気の役を演じることが多かったので、謎の少年とかを演じてみたいです。
吉田:僕は、2023年は趣味がお仕事につながった年だったんですね。ゲーム配信をしていることもそうですし、観劇が好きなんですが、2024年には舞台への出演も決まりました。たくさん仕事して、たくさん休んで、好きなことをたくさん続けられればいいなと思っています。ゆくゆくは喫茶店を開きたいです。コーヒーが好きなので。
山中:好きなことだけで売れようとしてる(笑)。
吉田:それでどこまで行けるか、試してみたいなと思います(笑)。
◆取材・文=山田健史
※塩崎太智の崎は正しくは「立つさき」
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