DISH//、1年4か月ぶり有観客ツアー完走 北村匠海が「初めて泣いた」メンバーが暴露
2021.05.17 14:07
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ダンスロックバンド・DISH//が15日、1年4か月ぶりの有観客公演となるSpring Tour 2021『X』のファイナルを東京・中野サンプラザホールにて迎えた。
2月にリリースした4thアルバム「X」(クロス)をひっさげての本ツアーは1日の名古屋公演から始まり、今まで有観客ライブが出来なかった間に溜め込んでいたパワーや思いを爆発力に代えて進んできた。そんな中、緊急事態宣言により大阪公演が中止に。今回、東京公演がツアー2箇所目にして最終公演を迎える地となる。
続いて、G/Cho矢部昌暉が奏でる重厚なギターリフと、DJ/Key橘柊生のスクラッチが絡み合うイントロで始まる「rock’n’roller」では、“賽は投げられた 告げられる合図”という歌いだしのように、彼らが歩みだしたDISH//第二章を体現するかのようなロックサウンドを魅せつける。そして、「ただいま」の代わりに彼らのライブ定番楽曲である「ビリビリ☆ルールブック」が続く。その声に応えるように、会場からは「おかえり」と言わんばかりの大きな拍手が沸き上がった。
MCで北村から「この約1年半の間に世界的にも、みんなそれぞれにも色んなことがあったと思います。その世の中で、僕たちが出来ることは音楽と言葉。とにかく届けることを止めず、諦めず進んできた。みんなと一緒に歌いたかったけど、みんなを代弁して魂を込めて歌います。どうか明日も明後日も強く生きてください」と話し、彼らの次の代表曲とも称される「僕らが強く。」を披露。コロナ禍で懸命に生きる人々に伝えたい思いを乗せたこの楽曲を、北村は声を枯らしてしまうほどに全身全霊を掛けて歌いきった。歌唱後は会場から感動の拍手が沸き起こった。
続く「QQ」(クイーンズ)では、サイケでドリーミーなライティングの中、ダンスするかのように歌い演奏する彼らは、前述の“DISH//の新しいスタンダード”を印象付ける。
次に迎えたMCでは、まるで楽屋で話しているかのようなラフなトークがメンバー同士で繰り広げられた。そんなゆったりとした空気感の中で始まった「SAUNA SONG」は、まるでサウナの中にいるかのようなリラックス感で会場が整った。
橘は「色々なことがあった後に、メンバー皆で匠海の家に集まって色んな話をしたことを思い出して…、その後に匠海が初めて泣いたからうるっと来ちゃった」などと感傷に浸りつつも、今回のツアーが無事乾燥できたことへの感謝の気持ちと共に、次のコニファーフォレスト公演に向けてそれぞれ意気込みを語った。
8月28日に富士急ハイランド コニファーフォレストにて行われる「DISH// SUMMER AMUSEMENT’21-森羅万象-』。DISH//は、第二章を自分たちの足で歩みだす。(modelpress編集部)
北村匠海、力強い呼びかけでライブ開演
開演時間を迎え、暗転したステージにメンバーが板付く。会場の緊迫した静けさの中、Dr泉大智のカウントにより始まった1曲目は、“宣戦布告”を告げる「ルーザー」。アルバム「X」でも1曲目に収録されているこの楽曲は、挫折、惨敗をしながらも戦い続けてきた彼らの思いが詰まったロックサウンドのナンバーだ。Vo/Gの北村匠海が「ファイナルきたぞー!最後までよろしく!」と力強く呼びかけてライブに幕を開けた。続いて、G/Cho矢部昌暉が奏でる重厚なギターリフと、DJ/Key橘柊生のスクラッチが絡み合うイントロで始まる「rock’n’roller」では、“賽は投げられた 告げられる合図”という歌いだしのように、彼らが歩みだしたDISH//第二章を体現するかのようなロックサウンドを魅せつける。そして、「ただいま」の代わりに彼らのライブ定番楽曲である「ビリビリ☆ルールブック」が続く。その声に応えるように、会場からは「おかえり」と言わんばかりの大きな拍手が沸き上がった。
DISH//、約1年半で成長した姿魅せる
北村から「改めまして、どうもDISH//です!ファイナル来てくれてありがとう!」という呼びかけに続いて「へんてこ」を披露、夕焼けのような温かい光に包まれながらのエモーショナルな「猫」、心地よい歌声が会場を包んだ「君の家しか知らない街で」が続く。北村は「今日は今日しかなくて、今は今しかない。今この瞬間を楽しませてもらっています」と噛みしめ、「会えなかった約1年半で僕たちも成長してきました。僕たちにとっての新しいスタンダードを作ってきたつもりなので、僕らの音や言葉を受け取ってほしい」と、「Get Power」を披露。その後のDRUM LOOPでは泉のドラムソロが披露され、そのまま5月シングル収録の「KICK‐START」へ。彼らがダンスロックバンドと名乗る所以でもある、楽器を奏でながらのステップダンスを披露した。北村匠海、声を枯らしてしまうほどに全身全霊を掛けて熱唱
「NOT FLUNKY」の前奏が始まると、矢部が勢いよく走ってステージ下手に消えていき、そのままバックステージを一周して上手から戻ってくるというアドリブを入れ、他メンバーは演奏を続けながらも思わず笑顔が溢れ、会場も盛り上がる。さらに畳みかけるように、続いてもライブで盛り上がる鉄板曲「東京VIBRATION」。橘の「声は出せないけど、まわせー!!」という言葉に呼応してぐるぐると回るタオルが客席を埋め尽くし、泉のドラムがバンドサウンドに会場のテンションは最高潮に。MCで北村から「この約1年半の間に世界的にも、みんなそれぞれにも色んなことがあったと思います。その世の中で、僕たちが出来ることは音楽と言葉。とにかく届けることを止めず、諦めず進んできた。みんなと一緒に歌いたかったけど、みんなを代弁して魂を込めて歌います。どうか明日も明後日も強く生きてください」と話し、彼らの次の代表曲とも称される「僕らが強く。」を披露。コロナ禍で懸命に生きる人々に伝えたい思いを乗せたこの楽曲を、北村は声を枯らしてしまうほどに全身全霊を掛けて歌いきった。歌唱後は会場から感動の拍手が沸き起こった。
続く「QQ」(クイーンズ)では、サイケでドリーミーなライティングの中、ダンスするかのように歌い演奏する彼らは、前述の“DISH//の新しいスタンダード”を印象付ける。
次に迎えたMCでは、まるで楽屋で話しているかのようなラフなトークがメンバー同士で繰り広げられた。そんなゆったりとした空気感の中で始まった「SAUNA SONG」は、まるでサウナの中にいるかのようなリラックス感で会場が整った。
DISH//“今よりも高い景色”へ
「さぁみなさん、ここから後半戦です!」と今までの空気をガラっと変え、泉のドラムソロから人気曲の「勝手にMY SOUL」を披露。続いて「I’m fish//」、ライブの新しい定番曲になるであろう盛り上がりを見せた「Seagull」が続き、最後に26日リリースの新曲「No.1」が披露された。客席全体が一斉にNo.1を突き上げる様子は、まるで皆でこれからDISH//と共に見るであろう“今よりも高い景色”を指すようだった。DISH//、次のライブ決定を発表
ライブ終了後、最後のMCでは北村の口から、「次のライブが決定しました!あのコニファーフォレストです!」と告げられると、客席からはこらえ切れず小さな歓声があがった。ファイナルを迎え、最後にはメンバーの橘からは「匠海(北村)いつぶりに泣いた?」とカミングアウトされ、「え?俺泣いたっけ?」とごまかす場面も。橘は「色々なことがあった後に、メンバー皆で匠海の家に集まって色んな話をしたことを思い出して…、その後に匠海が初めて泣いたからうるっと来ちゃった」などと感傷に浸りつつも、今回のツアーが無事乾燥できたことへの感謝の気持ちと共に、次のコニファーフォレスト公演に向けてそれぞれ意気込みを語った。
8月28日に富士急ハイランド コニファーフォレストにて行われる「DISH// SUMMER AMUSEMENT’21-森羅万象-』。DISH//は、第二章を自分たちの足で歩みだす。(modelpress編集部)
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