DISH//北村匠海の活躍をメンバーはどう受け止めている?感涙必至の本音トーク<モデルプレスインタビュー>
2017.08.15 21:00
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5人組ダンスロックバンド・DISH//がモデルプレスのインタビューに応じた。窪田正孝主演のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「僕たちがやりました」(毎週火曜よる9時~)の主題歌「僕たちがやりました」でバンドとして新たなスタートが切れると予感している彼らは意欲満々。そして、メインボーカル/ギターの北村匠海は、初めて主演を飾った映画「君の膵臓をたべたい」が公開に。俳優としての飛躍をメンバーの矢部昌暉、小林龍二、橘柊生、泉大智はどのように受け止めているのか?そして「キングオブコント」出場で衝撃と話題をさらったDISH//の今後の展望とは?
バンドとしての新たな一歩
― ドラマと同名タイトルの新曲「僕たちがやりました」を8月16日にリリース。楽曲の特徴をお願いします。匠海:OKAMOTO'Sのオカモトショウさんに作っていただきました“古き良きロック”といった楽曲です。僕たちにとって今までになかった音楽性で、大好きだったOKAMOTO'Sの音楽を僕たちで表現できて嬉しいです。仮歌を聴いたとき、OKAMOTO'Sのみなさんが演奏して歌うと“大人のロック”だなと感じましたが、僕らが歌うとドラマの雰囲気を出していけるというか。サビの「生きろ」というまっすぐなメッセージがお気に入りで、今までのDISH//になかった1曲です。
柊生:OKAMOTO'SさんとDISH//のサウンドが融合してできた楽曲で、OKAMOTO'Sさんの“らしさ”も残りつつ、DISH//のパワフルな部分をしっかり出せたかと思います。
匠海:これまでもロックナンバーを歌ってきましたが、これからのバンドとしてのDISH//の道筋を作ってくれるような曲だと思います。カップリングもバンドサウンドで、1枚のシングルを通して、僕らが進むべき道を示してくれたようで、新しい道へ歩みだそうとしている感じがあります。僕たちの中では“DISH//という新しいバンドが出したシングル”みたいな感覚があって、生演奏でやっていくバンドとして、新たな道を進んでいけそうな予感がしています。
― 主題歌となっているドラマ「僕たちがやりました」と同名の楽曲ですが、その点について思うところはありますか?
匠海:素直に楽曲名にドラマのタイトルを使わせていただけて嬉しいです。OKAMOTO'Sのショウさんがドラマにしっかりと寄り添った曲を作ってくださったのですが、ドラマだけの曲という感じはなくメッセージが込められています。ボーカリストとしても、曲を作る人としてもすごいなと思いましたね。
窪田正孝らとスペシャルユニット結成
― ドラマに出演する窪田正孝さん、間宮祥太朗さん、葉山奨之さん、今野浩喜さんとスペシャルユニット「DISH//と凡下高がやりました」を結成。MVやジャケットが公開されましたがレコーディングや撮影時のエピソードを教えてください。昌暉:実は3時間でレコーディングとMVとジャケ写を撮ったんです。深くお話はできませんでしたが、窪田さんはいろいろ話をかけてくださって、すごく優しかったです。また、レコーディング前には「恥ずかしい」とみなさんおっしゃっていましたが、いざ始まると、歌の表現もすごくて!やっぱり“表現者”なんだなと感じました。
龍二:今まで歌ったことがなかったとおっしゃっていましたが、パッと歌えて、MV撮影でも素敵に表現されていて…。みなさん、本当に器用だなと感動しました。
大智:窪田さんが周りのスタッフさんに声をかけている姿が印象的でした。いろんな関係者がいる中で窪田さんが中心になって、現場を盛り上げてくださりました。さすが座長とも思いましたし、その姿からいろいろと勉強させていただきました。
DISH//が“やってしまった”こと
― では、タイトルにちなんで“やってしまった”ことを教えてください。大智:大阪に行ったとき、新幹線に乗り遅れて遅刻しました…。寛大なメンバーには許してもらいましたが…すみませんでした!
柊生:エアコンをつけっぱなしで寝ちゃいました(笑)。24度くらいで風量マックスにしていたら涼しくて心地よく、そのまま寝てしまい…。次の日、体カチカチで(苦笑)。しっかり体調管理しないといけないですよね…。
主演映画も公開!北村匠海の活躍にメンバーは?
― 匠海さんは初主演映画「君の膵臓をたべたい」(※浜辺美波とW主演)が公開されるなど、役者としての活躍が目覚ましいですが、4人はどのように受け止めていますか?柊生:いけるところまでいってほしいです。全力で支えるつもりですし、匠海が疲れているときは「大丈夫?」と心配するだけでなく、一緒に楽しい時間を共有して、リフレッシュしてもらえるといいですね。それから、ホームに帰ってきたと思えるような空間を作ってあげたいと心がけています。
昌暉:匠海の脛をかじって(笑)、DISH//も成長していけたらなと思っているので。
龍二:以前に比べると、5人で会うことも少なくなり、5人で仕事をする時間って本当に大切だなと感じています。でも僕自身、北村匠海のいちファンなので、がんばってほしいし、応援しています。映画も見に行きます!
匠海:みんな、嬉しいことを言ってくれるじゃない。
大智:たまに「疲れているのかな」と思うこともあるけど、いつでも僕が代わりをやるから(笑)!
匠海:1回だけやってみる(笑)?
大智:(笑)。とにかく、がんばってほしいですね!マイメンなので、メンタルケアは任せて(笑)!
― みなさん、匠海さんの活躍を温かく見守り、応援しているのですね!
匠海:…素直に嬉しいですよね。これから役者としてどうなっていくのかわかりませんが、いただいたお仕事はやっていきたいと思っています。映像の仕事も、DISH//の活動も、両方がんばっていきます。
DISH//の絆
― メンバーに助けられているなと感じる瞬間は?匠海:一緒にいると自然にメンタルが回復しているというか、元気をもらえますね。一緒にいておもしろい人たちですし。正直、疲れを感じることもありますが、DISH//にはホーム感があって癒やされます。去年、3~4ヶ月に渡ってドラマ「仰げば尊し」の撮影があって、そのあとすぐに「キミスイ」の現場に入ったのですが、やっぱりDISH//はホームだなって。
― 以前のインタビューでも「メンバーには助けられている」とおっしゃっていました。
匠海:去年の夏に、持ち歌全55曲を披露するといったライブがあったのですが、あまりリハーサルに参加できなくて…。でも、僕がいない間にみんながメキメキと成長しているのを感じました。どんどん力をつけていったみんなに助けられて、ライブを成功させることができました。
― リハーサルに匠海さんが不在ということに、不安はありましたか?
柊生:ありましたね。でも、一番怖いのは匠海でしょうし、しっかりサポートしなきゃとも思いました。
龍二:匠海がいなくても残ったメンバーでしっかりリハーサルができていれば、匠海もそこに安心して入ってこられると思うんです。1人空いたからこそみんなでそこを埋めようと必死で、成長できたのかもしれません。匠海はメンバーですけど、ふと見た雑誌に載っていたりする「おぉ!北村匠海が出てる!俺、知り合い」って思います(笑)。がんばっている人を見ると、自分もがんばろうという気持ちになれるので、刺激というか元気をもらえますね。
匠海:音楽と芝居は、大枠は一緒かもしれませんが、全然違うもの。でも、芝居を通じてDISH//に還元できるものがあればいいなと思います。同じようにDISH//の活動も、芝居に還元できればいいですね。
― 音楽もお芝居もどちらも大好きな気持ちが伝わってきます。
匠海:表現することが好きなんです。歌うことも芝居もですが、絵を描くことも、写真を撮ることも好きで、いつかそれらも仕事に繋がればいいなと思っています。具体的には、カメラマンとして連載を持ってみたいです。以前は、メンバーは画にならないと思っていましたが(笑)、カメラの腕も上がり、僕が1番メンバーのいい写真を撮れると自信があります。エッジの効いた普段やらないような感じで撮ってみたいですね。
メンバーがソロでやってみたいこと
― 昌暉さん、大智さんを中心に5人で「キングオブコント」に参戦。特技などを活かして挑戦してみたいことはありますか?(※インタビューは「キングオブコント」予選前に実施)柊生:1人で音楽に関わる仕事をできたらいいなと思います。誰かに曲を提供したり、DJをやったり、おじさんになっても音楽に携わっていたいという気持ちがあります。
龍二:全くDISH//に関係ないことをしてみたいです。新しい自分の一面ができるといいですね。今は何ができるんだろうかとふんわりしていますが。
大智:僕はドラマーとして、プロの人たちに混ざってセッションライブをしてみたいです。
昌暉:大智が入ってきて、DISH//をお笑いグループに変えていけるような予感がしています(笑)。キングオブコント出場はその第一歩なので嬉しいですね(笑)。
匠海:それ、後悔しない?大丈夫(笑)?
キングオブコントに出場!お笑いの道に進む?
― 昌暉さんは、お笑いキャラの大智さんの加入で「お笑いの方でも切磋琢磨し合えている」と以前のインタビューでお話しされていましたが、キングオブコント参戦には驚きました。匠海:僕たちも出ると決まったときは超びっくりでしたよ(笑)。
大智:「本当にやるんだ」って感じになりましたね。
匠海:俺らみたいな職業をしている人がね、軽はずみに言っちゃいけないんだよ。
― ノリ気ではないのでしょうか?
匠海:5人で出場するのですが、2人で完結してほしかったです(笑)。
昌暉:決勝はテレビで放送されますし、DISH//のお笑いを多くの方に届けたいです!
大智:もしもさ、俺と昌暉で考えたネタで1000万円獲ったらどうする?
匠海:そうしたら、お笑いの道をしっかり歩んでいこう(笑)。
柊生:賞金はちゃんと折半しような(笑)!
思い描くDISH//の未来
― 最後に、今後DISH//が目指す姿を教えてください。匠海:今回のシングルで、改めてバンドとしての道を歩み始める予感がしています。みんなの方向性が一つになり、僕らの意思表明のように感じています。ほかのバンドさんに負けないというか、DISH//の良さを全面的に演奏で表現できるグループになりたいです。
昌暉:それからお笑いのほうもがんばっていきたいです!
匠海:(笑)。でも、いろんな活動していくのがDISH//です。何か一つに囚われずにやっていくところは変わらずに大切にしていきたいですね。
― ありがとうございました。
俳優として目覚ましい躍進ぶりを見せる北村匠海へのメンバーの温かい思いが明らかとなった今回のインタビュー。そんな北村は、ファンはもちろんだが1番近くにいるであろうメンバーの応援を受け、さらなる高みを目指す。
バンド・DISH//としては新曲「僕たちがやりました」でターニングポイントを迎え、いちバンドとして新たな道を歩み始める。
キングオブコントは惜しくも予選敗退となったが、ライブでもコントを披露しており、確実に力を付けていることも事実。何でも果敢にチャレンジしていく彼らだけに、挑戦をやめないことにも期待したい。(modelpress編集部)
DISH//プロフィール
2011年12月に結成。北村匠海、矢部昌暉、小林龍二、橘柊生の4人で構成された演奏しながら歌って踊るダンスロックバンド。ギター、ベース、DJを武器に繰り広げるステージは「こんなの見たことない…」と観客を驚かせる。2012年6月10日に「It’s alright!」で待望のインディーズデビューを果たし、グループ名の“ディッシュ=お皿”から連想されたライブ中の皿投げサービスは安定の盛り上がりをみせる。
2013年6月19日、SonyMusicRecordより「I Can Hear」でメジャーデビュー。2017年1月1日より、新メンバーとして泉大智(Dr)が加入し新たなスタートを切る。8月16日、窪田正孝主演のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「僕たちがやりました」(毎週火曜よる9時~)の主題歌「僕たちがやりました」をリリースする。
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