<かわいそうな私>あなたの周りにもいる?悲劇のヒロインぶる人との付き合い方
2025.11.22 13:25
提供:ママスタ☆セレクト

ママたちの周りに、不幸自慢をしてくる人はいますか? 私だけ苦労している、私だけたいへん……そのように言われたら、みんな同じだよと思ってしまうこともあるかもしれません。
『自分だけが可哀想だと思っている人が大嫌い。みんな苦労しながら、言わないように見せないように生きているから』
このように釈然としない思いを抱いたことがありますか? 社会には「悲劇のヒロイン症候群」とでも呼びたくなるような、自分の不幸を過剰にアピールする人が存在します。「私は不幸だから気配りをして」との雰囲気に、周囲は気を遣わされ、気づけば召使いのように頼みごとをされてしまうことさえあるのかもしれません。
悲劇のヒロイン症候群?「私って不幸」と思っている人の心理は
私は不幸だからを理由に「ごめんなさい」の一言もなく、すべてを当然のように要求してくる。そのような人に遭遇した経験を語るママがいました。彼らは世界が自分中心で回っていると信じており、些細なことにも「私を不機嫌にさせるなんて!」と憤慨するようです。
『視野が狭いのだろうね。専業だろうが働こうが関係ないのよ。根本が変わらないからずっと世界は自分中心で回っているの』
『悲劇のヒロインね。主人公になりたいのよ』
『悲しかったり苦しかったり不運だなと思うことを隠すのが、美徳と思わない人もいる』
ツラくても前向いているママたち。「自分だけ可哀想アピールするのは不快」との声もありました。たしかに他人の苦労や努力を想像せず、被害者意識に浸り続ける姿勢は、共感よりも反発を呼んでしまうかもしれません。一方で、こうした態度をとる人は実際に大変な人ではない場合もいるとの声も。本当に苦しい状況にいる人ほど、それを口にする余裕もなく、むしろ小さな不幸を被害妄想に結びつけるようなエネルギーすら持ち合わせていないのかもしれません。
悩みやツラさのキャパは人それぞれ
とはいえ、すべてを「悲劇のヒロイン」と片付けてしまうのも強引なのかもしれません。人にはそれぞれのキャパシティがあり、他人から見ればとるに足らない悩みであっても、本人には耐え難い場合があります。
『悩みとか愚痴を言っている人がいたとして、それが自分的にはたいしたことない内容だなと思ったとしても、「自分だけが可哀想だと思うなよ?」と思わない。だって人それぞれだから。むしろ自分のほうがもっと大変な思いしているけれど!? という傲慢さになる気がする』
『ツラくてもみんな何かしらあるよねって頑張れるときと、何で私ばっかり……って落ちるときと両方ある』
ママ友同士の悩みや愚痴は本来、寄り添い合うためのものなのでしょう。けれど受け止める側の余裕がなければ、妬みや反発を生んでしまうのかもしれません。つまり「自分だけが可哀想」と感じてしまうのは、相手の態度だけでなく自分の心の状態にも左右されるのでしょう。自分だけが苦労していると思ってしまう瞬間は誰にでもあります。なぜ私ばかりと落ち込むときもあれば、みんな頑張っていると踏ん張れるときもある。その揺らぎのなかで、人はバランスをとっているのかもしれません。
人間関係をムリなく保つための受け止め方
結局のところ、相手をどう受け止めるかは投稿者さん次第なのでしょう。
『投稿者さんがその「私のほうがもっと不幸」との状態よね? 私も別に自分より大変な人なんてたくさんいると思っているから別に大変だね、頑張っているねとしか思わない』
『大袈裟だなぁと思っても、「あらお気の毒ね」と聞き流せばいい』
『自分に心の余裕があれば、優しく接してあげられる。でも依存されるのは厄介だから、サラッと流すのが一番ね』
『自分が苦労していて周りも同じ苦労していると、私だけではないんだとホッとする』
苦労話を聞かされたとき、頑張っているのは私だけではない、一緒に頑張ろうと励まされることもあるのではないでしょうか。また人の愚痴や嘆きは、話す人がクドクド言うのなら「面倒」、たまに言うなら「同情できる」、まったく弱音を吐いたことがないのなら「吐き出させてあげたい」と印象が変わることもあるでしょう。そのときの自分の心持ちや立場によって、同じ出来事でも感じ方が違ってくるのかもしれません。ムリに価値観を合わせる必要も、相手の苦しみを否定する必要もありません。わかり合える人を大切にし、合わない人とは距離をとる。それが人間関係をムリなく保つ方法でしょう。
ついやってしまう人も。不幸アピールを手放せる方法はある?
「自分だけ可哀想」と言い続ける人は、視野が狭く人生を損しているのかもしれません。
『しんどい気持ちは本当にわかるけれど、もっと視野広げていろいろな人の人生に触れてみたら、「自分可哀想」「ツライしんどい」みたいな耐え難い気持ちを手放せるのにと思う』
年齢を重ね、さまざまな人生経験を知ることで、視野が広がり人は不幸を手放せるとこちらのママ。他人が不幸をどう解釈して、どう乗り越えてきたか知ると、むしろ他者への尊敬や感謝を抱くようになっていくのでしょう。
『近所のおばあちゃん、ひとり暮らしなのに元気だし、若い子がやらかしても、何も言わないのよ。不平不満を口にしない、顔合わすと挨拶してくれる、嫌味も言わない。ひとりよがりでもない。見習いたい』
こちらのママは、子育てで疲れているときに不思議と近所のおばあさんに会うそう。自分を見守ってくれていたのかなと思うほどホッとすると言います。長い人生を通して苦労を乗り越えてきた重みがあり、周囲を安心させる雰囲気が漂っているのかもしれません。
ママたちにも、愚痴や弱音を吐きたいときはあるでしょう。それは自然なこと。でもそれを「自分だけが」と思うか、「誰にでもある」と思うかで、生き方の楽さは大きく変わります。自分だけが可哀想と思い込み、不幸をアピールし続ける人は厄介です。でもその裏には、心の余裕のなさが隠れているのかもしれません。必要以上に振り回されず、ときに距離を置き、ときに聞き流す。そうやって自分の心を守りながら、人との付き合い方を選んでいくことが大切なのではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・みやび イラスト・猫田カヨ
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