

<ただの甘え?>生理痛で学校を早退する娘。自分のときは休む発想がなかったけれど…仕方ない?
2025.09.16 09:30
提供:ママスタ☆セレクト

かつて「少しくらいの体調不良なら、我慢すべき」という価値観が浸透していた時代がありました。しかし、今は「体調不良なら休んでいい」と考える人が多数派になりつつあるようです。コロナ禍を経たことも、その変化に影響しているかもしれません。
生理痛による学校早退は、甘えなのか。ママたちの見解は
生理痛による早退は、アリかナシか。ママスタコミュニティに投稿がありました。
『娘が生理痛で学校を早退するのは、仕方ない? 私も生理痛はひどかったけどずっと続くわけじゃなかったから、早退や休むという発想がなかった』
投稿者さんにとっての生理痛は、一過性のもの。我慢して学校に通えたので、娘さんが我慢できないことが不思議なようです。生理は健康な女性ならおよそ月に一度巡ってくるもので、病気ではない。そんなふうに考えているのでしょうか?
『当たり前だと思う。たとえわが子でも他人の痛みを、自分の経験だけで決めつけるのは思慮が足りない』
たくさんのコメントが集まりましたが、圧倒的に多かったのがこうした意見。親子でもあっても生理の重さは違いますし、痛みも我慢できるかもそれぞれです。娘さんの辛さは、娘さんにしかわかりません。
『学生時代、友達が生理痛を男性教師に訴えたら「病気じゃないからねぇ」とか言われて。「それ、おかしくない?」と思った』
今であればこの男性教師の発言は「アウト」認定されるでしょう。「私も休みたかったけど、フラフラしながら通った。でも今は生理痛に理解がある時代だよ」というコメントもありました。かつては生理痛が辛くても、無理をして登校していた子が多かったのかもしれません。
『自分の頃は、痛くても部活もこなしていたけどな』
ごく少数ですが、「それがわが子なら甘えているとしか思わない」といった声もありました。繰り返しになりますが、痛みには個人差があります。「自分は我慢できたのだから、あなたも我慢すべき」は成立しないのです。
まだまだアップデートが足りない?保護者世代の生理痛への理解
『私も学生時代は生理痛がひどくて、保健室で寝ていた。本当に痛かったら、早退などできないのでは?』
寝込んでしまうほど、生理痛が重い人もいます。「うちの娘は吐き気がひどく、食事も取れなくなる」「頭痛やめまい、貧血の症状が出る人も」という声もあるように、症状もそれぞれです。
娘さんが「早退」となったのは体調が急変した可能性もありますし、無理して登校したものの我慢できなくなった可能性もあります。コメント欄には学生時代に生理痛で歩けなくなり、先生におんぶしてもらい帰宅したという体験談も! 「早退もアリだけど、歩いたり電車に乗ったりすることを考えるだけで憂鬱(ゆううつ)になるから、娘さんが休みたければ許してあげて」というコメントもありました。
『中学校に勤務していた頃、年間4〜5人は生理痛の子の対応をした。保護者に連絡すると「薬を持たせたのですが、飲んだのでしょうか?」とか、なかには「生理痛くらいで面倒をかけてすみません」という人も。わが子が辛い思いをしているのに』
コメントをくれたのは、元教員の方。恥ずかしさから「生理痛」と言えず、我慢して倒れた生徒もいたのだとか。「生理についての理解は年々深まっているけれど、私たち親世代は認識のアップデートがまだまだ足りないのでは」といいます。
『私も生理痛が重くて辛かった。毎回「絶対休むな」という母親には、本当に辛いときも「どうせ否定されるから」と頼らなくなった』
我慢することはある意味では美徳ですが、痛みの我慢はそれに該当しないのではないでしょうか。「眠くならない鎮痛剤を持たせたらいいのでは?」という声もありましたが、それでも収まらない痛みもあります。
ちなみに厚生労働省の研究班によるサイト「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」によれば、痛み止めを使うときのコツは早めの服用。早め、もしくは痛みを感じる前に服用したほうが、少量でもよく効くそうです。
鎮痛剤が効かないほどの痛みは、一度婦人科を受診しよう
『ひどいようなら、婦人科で診てもらったほうがいい。病気が隠れているかも』
婦人科の受診をすすめるコメントもいくつもありました。「月経困難症や子宮内膜症の可能性もある」「私も若い頃は骨まで痛くなるほど辛かった。病院で診てもらったら、ホルモンの病気だった」などの声も。
『エコー検査で問題がないか診てもらったほうがいいよ。うちの娘も婦人科に連れて行ったけど、一度診てもらっておけば安心だし、何かあった場合も相談しやすい』
こちらのコメントをくれた方の娘さんは、小学6年生。生理が重く、とくに2日目は鎮痛剤も効果がないそうです。「まだ成長期だから、痛み止めと漢方で対応している」とのこと。
『うちの子もひどく、早退や欠席もあった。ただ、受験もあるので婦人科で相談。ピルを飲んで対応することにしたら、本人は「すごく楽になった」と』
婦人科で低容量ピルを処方してもらったという声も目立ちました。「わが子も病院ですすめられて飲み始めたら、生理痛から解放されたって」「娘は中学のときからピルを処方してもらっている。経血量も痛みも減ってよかった」といった経験談も。
「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」によれば低用量ピルには2種類あり、そのひとつ「低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤(LEP)」は月経困難症治療薬、子宮内膜症治療薬として保険適用されているとのこと。薬が子宮内膜の増殖を抑える働きをすることから、生理時にはがれる子宮内膜が減少。月経痛や出血量が軽減するといいます。
『うちは中学時代に婦人科に行き、様子見として漢方を飲んでいた。そのうち生理周期が安定して痛みも前ほどではなくなったので、高校では一度も欠席していない』
生理痛は一度きりのものではなく、毎月のこと。年齢は不明ですが投稿者の娘さんも「鎮痛剤は飲んでもダメ」だそうなので、やはり一度受診をしておくのがおすすめです。学業や部活などへの影響も考え、今後の治療計画を相談してはどうでしょう。娘さんがこの先少しでも快適な学校生活を送れるよう、しっかりサポートしてあげてほしいです。
参考:女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|みんな悩んでる月経のトラブル |生理痛(月経痛)

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