

<罪はないが>経済的理由で留学できない娘が「きょうだいがいない方がよかった」と思っているみたい
2025.08.19 13:25
提供:ママスタ☆セレクト

子ども同士、きょうだい仲良く支え合いながら生きていってほしい、複数の子どもを子育てしたい。ママたちがきょうだいを作る理由はそれぞれですよね。そんなママの思いを子どもたちにしっかり教えていくことも大事なことでしょう。先日ママスタコミュニティには「きょうだいがいたほうがいいと思っていた考えが間違いだったの?」というタイトルで、こんな投稿がありました。投稿者さんの旦那さんと義兄は年子のきょうだいで、投稿者さんの家にはお子さんが2人、義兄の家にはお子さんが1人います。
『うちの長子と姪は同い年で、小学校までは同じ学校でしたが中学は別です。姪は中学受験をして私立の中高一貫校に進学し、私立大学に入りました。うちの子は高校まで公立、その後私立大学に入りました。姪が秋から留学します。うちの子も留学したい雰囲気はありましたが、下がいるため、留学は無理という雰囲気を出していました。それについて娘から「それでもきょうだいっていたほうがいいものなの?」と聞かれました。私はそう思うのですが、これを聞いてきたのはそう思っていないということですよね? 私の考えが間違っていたのかな』
投稿者さんの娘さんは一人っ子の従姉妹が留学していることに羨ましい気持ちを抱いている様子です。しかし下の子もいて教育費がまだまだかかることから、娘さんの留学を諦めさせようとしてきた投稿者さん。そこで娘さんに上記のことを言われて、きょうだいがいたほうがいいという自分の考えが間違えていたのかと悩んでいます。
昔から「お姉ちゃんだから」と我慢させられてきたのでは?
『そりゃ身近な親戚が悠々自適な生活を送っていたら比べてへこむよね』
『下の子が生まれてから、上のお嬢さんは大学入学年齢に達するまでの間「あなたはお姉ちゃんだから」と何かと我慢させられてきたのでは?』
『子どもを複数育てていたら、一人っ子なら可能だったなと思うことは何回かなかった? 私はたくさんあった。遊びや習い事、下の子を理由で断ったり先送りしたりしたわ。幼稚園・小学校低学年頃に、「きょうだい、いらなかったー」と何度か言われたよ』
娘さんは自分のやりたかった留学を姪っ子さんがしていることから、自身の境遇と比較して嫉妬や羨望の気持ちを抱いているのでしょう。ママたちからは、娘さんが留学ができないことを不憫に思うコメントが寄せられていました。また留学に限らず、これまでもたびたび自分のやりたいことを「きょうだいがいるから」という理由で、我慢させてきたのかもしれません。だから今回のような「きょうだいなんていらなかった」といった趣旨の発言をしたのではないでしょうか。実際にきょうだいがいることでお金が多くかかり、1人の子に自由に好きなことをやらせてあげられなかったママからのコメントも。そのママはわが子から「きょうだい、いらなかったー」と言われた経験を教えてくれました。
留学できない理由を堂々と説明するしかないのでは?
『上の子が留学できない理由を下の子がいるせいにしているから、そう言われたんだよ』
『下がいるから、という雰囲気を出してきたのがよくないと思う。単に「うちにはそこまでさせる経済力がない」で通したほうがいいでしょ』
『他所の家庭と比べるのをやめたら?』
投稿者さんは娘さんに「留学は無理という雰囲気」を出してきたと綴っていました。しかしこの対応がよくなかったのではないでしょうか。留学に限らず、投稿者さんが「きょうだいがいるから、あなたのやりたいことにお金は出せないよ」という雰囲気をこれまでずっと出してきたことで、娘さんはずっと親の顔色や空気を読んで、やりたいことを我慢してきたのかもしれません。そこにきて大学生になり、従姉妹だけでなく、周囲も将来に向けて好きな勉強や経験を自由にしているのをみたのではないでしょうか。しかし自分だけはずっと「きょうだいがいるからやりたいことができない」という環境。今まで言いたかったことが爆発して「それでもきょうだいっていたほうがいいものなの?」と勇気を振り絞って発言したとも考えられます。留学ができない理由を従姉妹と比較したり、きょうだいがいることを理由にしたりせず、ただ単に「わが家は経済的に厳しい」という言い方をしていれば、娘さんも納得できた部分はあるかもしれません。
大人になったら「きょうだいがいてよかった」と思う日がくるかも
『別にあなたはきょうだいがいたほうがいいと思ったから作った。娘はきょうだいがいなくてもいいと思った。ただそれだけのことじゃない? 間違いとか正しいとかではなくて、人間なんだから自分と違う考えもそりゃあるでしょ。 家族だからって全員同じなわけない』
『なんでも一長一短ある。あれば邪魔だし、なければほしい。それだけの話なので、今の選択を間違いと思い悩まなくていい。姪は姪できょうだいがほしかったかもしれないよ』
『私は姉妹なんだけど、年が離れていて仲がよかったわけでもなく、一緒に遊んだこともほとんどないし、我慢ばっかり。よかったと思えなかった。大人になってもほとんど関わりがなかった。でも40代になって親のことを相談して会うようになって、気を使わないから楽だし、身内でないと親のことも話せないから、いてくれてよかったと思う。それに気づいたのは本当に最近だよ。だから娘さんも今はわからなくても、いつかわかる日がくるかもしれない』
きょうだいがいるママなら誰しも、人生で一度くらいは「きょうだいなんていなければよかった」と思ったことがあるのではないでしょうか。両親にそういう言葉を直接言ったことがある人も、世の中には少なくないかもしれません。一方で一人っ子のママは、小さな頃から「お姉ちゃんがほしかった」「きょうだいで遊びたかった」と思ったこともあるでしょう。きょうだいがいてもいなくても他人を羨ましいと思うことは仕方ないことですし、それぞれ一長一短があります。そこに正解はないのではないでしょうか。そして投稿者さんはきょうだいがいたほうがいいと思ったから産んだけれども、娘さん自身の今の気持ちではきょうだいがいたほうがいいとは思えていないという、ただそれだけの考えの違いとも言えます。
ママのなかには「きょうだいがいてよかったと思うのはもっと大人になってから」という実体験もあり、まだ大学生の娘さんにはきょうだいがいてよかったと思う機会が少ないだけかもしれません。ただ留学に関しては「下の子がいるから」とやんわりと伝えて我慢させている状況だからこそ、娘さんがきょうだいに対してネガティブに思ってしまっていることはたしかでしょう。下の子の存在とは関係のない理由で留学の件を説明しつつ、今からでも資金計画するなどして留学させてあげられたら、娘さんもきょうだいがいることを恨むことはなくなるのかもしれません。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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