【桐谷健太&二宮和也「インフォーマ」インタビュー特別編】壮絶対峙シーンの裏側「流星の絆」から16年経て築いた新たな関係と変わらぬ信頼
2024.12.26 23:50
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ABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」(毎週木曜よる11時~)で主演を務める俳優の桐谷健太(きりたに・けんた/44)、そして本作より新キャストとして加わった二宮和也(にのみや・かずなり/41)。本記事では、桐谷×二宮インタビュー、二宮のソロインタビューより、放送後に楽しめる裏話をお届けする。<※一部ネタバレあり>
桐谷健太主演「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」
政治、経済、芸能、裏社会にいたるまであらゆる情報に精通し、社会を裏で操る謎の情報屋=インフォーマ・木原慶次郎(桐谷)と、ペンで権力に立ち向かうという信念を持つ週刊誌「タイムズ」記者・三島寛治(佐野玲於)の異色コンビが、警察・ヤクザ・裏社会の面々を巻き込み事件の裏に蠢く“巨悪”を暴くクライムアクションサスペンスを描いた「インフォーマ」シリーズ。新シリーズとなる本作では、タイ・バンコクを舞台に、木原と三島が<闇バイト殺人事件>で盗み出された“謎のブツ”を巡り、壮大な情報戦に巻き込まれていく。
二宮和也、エリート・高野役は真逆のタイプ「僕は決して偉くも強くもない」
2023年に放送されるやいなや、息もつかせぬ緊迫感に満ちた壮大なストーリーと迫力満載の映像、豪華キャストの熱量溢れる演技合戦…と数々のスパイスで世間に衝撃を与えたドラマ「インフォーマ」。二宮もいち視聴者として魅了され、自身のX(旧Twitter)では興奮冷めやらぬ様子が伝わる感想を残していた。そんな彼が、主演・桐谷の熱烈なオファーを受け、他ドラマとの並行撮影というハードスケジュールの中、警視正・高野龍之介役としての出演が実現した。本作で初めてキャリア警察官を演じるという二宮に、役作りで意識したことを聞くと「所作事に関しては現場で教えてくださる方がいたので、お話を聞きながら取り組みました。ただ、警察官は高野にとって仕事の顔、あくまでも表の顔になるので、そこに重きを置くよりかは、裏の顔や行っているやり取りをちゃんと構築していけば、自ずと高野という役が出来上がっていくのではないかと考えていました」と高野の本質を理解したうえで作り上げたと振り返った。
そんな高野は、若くして警察官僚のエリート街道を歩んでいった男。二宮自身もアイドル・俳優として、スター街道を走り華々しい人生を送っているように思えるが、共感できるポイントを聞くと意外な答えが返ってきた。
「僕はそこまで大それたことはなかったと思います。警察官でエリートというのは、きっと本当に一握りの人だけで、僕は決して偉くも強くもないので全く真逆だと思います。だからこそ高野を客観的に見られる部分があって、足りないところは現場で監督と話しながら作っていきました」
桐谷健太&二宮和也、新たな関係性での対峙に感動
これまで交わることのなかった木原と高野が、実は5年前の知り合いだったという事実が明らかになった途端、目まぐるしくストーリーが展開し、クライマックスではついに2人が対峙。共演シーンを振り返る桐谷は「役者として、今までにない関係性でのぶつかり合いをすることができました。一緒にお芝居している時、“まさに今、ニノ(二宮)に出演をお願いした時から夢見ていた未来にいるんだ”と実感して感慨深いものがありました」としみじみと言葉に。一方、二宮は「ラストシーンでは、木原と向き合って話しながら展開していく場面があって、言っているセリフとはまた別軸でお互いを分かち合っていくような感覚がありました。あと、シーンのカットがかかる度に僕は常にお姫様状態で『大丈夫だったか?』と駆けつけて必ず拾い上げてくれたので安心して現場にいられました(笑)」と回顧。そして「僕の中では、前作を観ていたからこそ、この総決算みたいなものを誰よりも早く観ることができた気がして感動が強かったです。また、(桐谷と)こんなにも共演しているのに、今回のようなパターンのお芝居はなかったので、まだやったことのないパターンがあったんだなと新鮮さがありました」と桐谷との新たな関係値での共演に思いを馳せた。
編集後記
2Sインタビューでは、先に二宮が着席し、しばらくすると桐谷が姿を見せ、顔を見合わせた2人は笑顔で挨拶。「久しぶり」「よろしく」とお互い肩を抱き合う様子に思わずほっこりさせられた。2008年に放送されたドラマ「流星の絆」(TBS/2008年)から、映画「ラーゲリより愛を込めて」(2022年)、「アナログ」(2023年)と続き、本作で4度目の共演となった2人。これまでの3作品は全て二宮主演だったが、本作では桐谷が主演を務める作品に二宮が出演するという繋がりもまた彼らの関係性を物語っているだろう。桐谷が「ニノしかありえへん」と熱烈にオファーし、二宮が「桐谷健太に呼ばれたから出た」と出演を決意したというように、インタビュー中の些細なやり取りからも2人が築き上げてきた厚い信頼関係が垣間見えた。(modelpress編集部)
【最終回】12/26(木)よる11時~無料放送📣#インフォーマ -闇を生きる獣たち-
— インフォーマ@ABEMA (@abema_informa) 2024年12月21日
▶️ https://t.co/VIgnkM0SVm
ついに最終決戦!!
国中を巻き込んだ壮大な"情報戦"
果たして最後に生き残るのは....
ABEMAで最新話まで全話無料配信中📣#INFORMA #桐谷健太 主演#佐野玲於 #莉子 #池内博之 #二宮和也 pic.twitter.com/cJEQfc3AgD
桐谷健太(きりたに・けんた)プロフィール
1980年2月4日生まれ、大阪府出身。2002年、テレビ朝日系ドラマ「九龍で会いましょう」で俳優デビュー。2008年に放送されたTBS系ドラマ「ROOKIES」の平塚平役で注目を集め、2011年には第35回「エランドール賞」新人賞を受賞。近年の主な出演作はドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ」(2023年/テレビ朝日)、「インビジブル」(2022年/TBS)、「インフォーマ」(2023年/カンテレ)、「院内警察」(2024年1月期/フジテレビ) 、「Qrosの女」(2024年10月期/テレビ東京)~「首」(2023年)など。2025年2月28日に映画「知らないカノジョ」が公開予定。二宮和也(にのみや・かずなり)プロフィール
1983年6月17日生まれ、東京都出身。1999年、嵐としてCDデビュー。俳優としても高い評価を受けており、2005年に映画「硫黄島からの手紙」でハリウッドデビュー。2016年、映画「母と暮せば」で「第39回 日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞を、2023年には「TANG タング」「ラーゲリより愛を込めて」で「第65回ブルーリボン賞」主演男優賞を受賞した。近年の主な出演作は、ドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」(2022年/フジテレビ系)、「マイファミリー」(2022年/TBS系)、「VIVANT」(2023年/TBS系)、「ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜」(2023年/フジテレビ系)、「ブラックペアン シーズン2」(2024年7月期/TBS系)、映画「TANG タング」(2022年)、「ラーゲリより愛を込めて」「アナログ」、「【推しの子】-The Final Act-」(2024年)など。また、2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」への出演も決定している。
【Not Sponsored 記事】
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