日向坂46平岡海月、ひなた坂46センター初抜擢の本音「公言はできていなかった」3列目経験から見出した“救うべき気持ち”への使命【「Kind of love」インタビュー】
2026.05.27 17:00
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日向坂46が5月20日に17thシングル『Kind of love』をリリース。モデルプレスは、ひなた坂46曲『Empty』でセンターを務める四期生の平岡海月(ひらおか・みつき/24)にインタビューを実施し、初となるセンター抜擢の心境や、座長として臨むライブへの意気込みなどを聞いた。
平岡海月、ひなた坂46曲センター抜擢の本音
― 最初に『Empty』を聴いた時の感想を教えてください。平岡:静かなイントロから入って徐々に激しくなっていく構成なのですが、歌詞の中に海や魚など、水や青を彷彿とさせる言葉がたくさん散りばめられています。私自身、幼い頃から海と一緒に育ってきたという感覚があるので、歌詞を見た時にすごく落ち着く曲だなと感じました。この曲で表現するものは、落ち着きというよりは「情熱」や「悔しさ」、「虚しさ」なのですが、曲が持つ雰囲気自体は私に非常にしっくりくるものがあり、表現しやすい曲をいただけたのではないかと思っています。
― 初めてセンターを務めますが、フォーメーションが発表された時の心境はいかがでしたか?
平岡:いつかは、ひなた坂46のセンターをやりたいという願望がありました。ただ、それを言葉にしていいものか迷う部分もあり、公言はできていなかったんです。目指していた場所ではありましたし、ずっとひなた坂46の3列目にいた私からすれば、すごく羨ましく輝かしい場所に見えていたので、お話を聞いた時は本当に素直に嬉しかったです。一方で、どこかで「今なんだ」という不思議な気持ちもあり、すぐには納得しきれなかった部分もありました。
― ご自身の中で、整理する時間もあった?
平岡:そうです。嬉しさが大前提としてあったのですが、納得感という点では「なぜ今、私がひなた坂46のセンターをやるんだろう?」「なぜライブの座長を任されたんだろう?」ということを、少しずつ自分の中で理由付けしていきました。
― どのような理由を導き出したのでしょうか?
平岡:「メンバーに優劣はなく、全員が同じ立ち位置」というみんなの願望もよくわかります。でも、ずっとひなた坂46の3列目にいた私からすると、心のどこかでメンバー全員が「選抜に入りたい」と願っていますし、「どうすれば選抜に行けるんだろう」という気持ちを抱えながら過ごしていると思います。そうした気持ちを救ってあげられるのは、ずっとひなた坂46にいたメンバーにしかできないことだと思いました。
― センターという大役を任されるにあたって、どなたかにご相談しましたか?
平岡:特にしていなかったのですが、一度(正源司)陽子に相談しようかなと悩んだことがありました。初めてのセンターとして、レッスンや控え室での立ち振る舞いを含め「絶対にいいものにしよう」という強い気持ちがあったのですが、今回のシングルですごく悔しい思いをしたり、張り詰めていたものが途切れそうになっていたりする子も現実にいます。そういうメンバーが落ち込んでいる時、自分は何と声をかけたらいいのか分からなかったんです。でも、自分自身がマイナスな気持ちや不安に引っ張られてはいけない。そんな時に陽子ならどうしているんだろうと聞こうと思ったのですが、「陽子もこういう気持ちを1人で乗り越えてきたのかもしれない」と思って、私も私なりのやり方で頑張ってみようと過ごしました。
平岡海月、座長として挑む「ひなた坂46 LIVE」
― MV撮影時の印象的なエピソードも教えてください。平岡:初めて水をたくさん使ったMVを撮影しました。5cmほど水を張ったプールで、ラストのサビを全力で踊るんです。水しぶきをバシャバシャ立てながら「もう濡れても関係ない!」「水を飛ばしたもん勝ちだ!」という勢いで、みんなでお互いの立てるしぶきを感じ合いながら撮影したことが、すごく記憶に残っています。水の冷たさと、それぞれの胸にある熱さが対比になっていて、すごく素敵だなと感じました。
― 四期生と五期生だけで「ひなた坂46 LIVE」(6月16日・17日)を開催するのは今回が初となります。平岡さんはグループ最年長、そして座長となりますが、今回の公演をどのように牽引していきたいですか?
平岡:楽曲がみんなの感情を引き出してくれるものになっているので、それに倣って「そのままでいいんだよ」というスタンスでいられたらと思っています。具体的なことはリハーサルが始まってから、みんなの意見を詳しく聞いて決めていきたいですが、無理にチームで揃えようとしたり強制したりせず、それぞれの思う姿を見せてくれるのではないかと信じて、そこに任せようという気持ちです。
四期生は新たなフェーズへ
― 今作の活動をもって、三期生の山口陽世さんが卒業されます。平岡さんにとって、山口さんはどのような存在でしたか?平岡:陽世さんは、加入したての四期生と日向坂46というグループを繋いでくださった、大きな架け橋だと思っています。三期生さんと四期生の間は加入時期が少し空いていて、一期生さんから三期生さんですでに完成されたグループというイメージが私たちの中にありました。その影響もあり、四期生がなかなかグループに溶け込めなかった期間があったんです。「先輩と喋ってもいいのかな」「四期生だけ少し浮いているのかな」という不安を真っ先に払拭してくださったのが陽世さんでした。楽屋でもいつも「こっちおいでよ」と呼んでくださったり、みんなで話している輪の中に手を引いて連れて行ってくださったり、お家にお邪魔したこともありました。四期生にとって本当に大切で、なくてはならない存在でした。ご卒業を聞いた時は本当に行かないでほしいという気持ちが強かったですが、陽世さんが選んだ道なら絶対に大丈夫だと思いますし、これからの未来も応援し続けたいです。
― 残りの期間はどのように過ごしたいですか?
平岡:日向坂46にとって陽世さんは欠かせない存在です。陽世さんが卒業して空いた穴をしっかり埋めていかなければグループとして申し訳ないと思うので、残りの期間で陽世さんから多くのことを学び、後輩として残していきたいです。
― 2025年は卒業された先輩も多く、キャプテンが佐々木久美さんから高橋未来虹さん(※「高」正しくは「はしごだか」)へ受け継がれるなど、変化の大きい一年だったと思います。グループの一員として、心境の面で変わったことはありますか?
平岡:2年前の1年間は四期生だけで活動させていただくことが多く、映画や舞台など、とにかくいただいたお仕事を必死にこなすことが目標でした。ですが昨年からは、四期生の活動で身につけたものを、それぞれが発揮していくフェーズに入ったと強く感じています。『日向坂46・正源司陽子のオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)もそうですし、同期が多方面で活躍し始めています。自分としても同期にしっかり追いつけるように頑張らなければという意識がありますし、先輩方が卒業されたことで受け継ぐべき役割もたくさんあるので、それを任せていただけるようなメンバーでありたいという気持ちが今はすごく強いです。
平岡海月の夢を叶える秘訣
― 最後に、夢を追いかけている読者へ「夢を叶える秘訣」を教えてください。2024年9月のインタビューでは「いっぱい人と喋ること」と話していました。平岡:今はインプットです。世の中には映画、書籍、テレビなど、夢を叶えた人の発言や作品がたくさん溢れています。そういうものに多く触れることで、自分の夢がよりはっきりしてくると思います。知識を深めることで、自分がその夢のどこに魅力を感じているのかが見えてきますし、もし「この夢は叶いそうにない」と壁にぶつかった時でも、「だったら次はこれを目指してみよう」というヒントが隠されていると思うんです。とにかく色々なものに触れて、インプットを大切にしてほしいなと思います。
― ありがとうございました。
PHOTO:矢沢隆則
日向坂46、17thシングル「Kind of love」
タイトル曲は、四期生の藤嶌果歩がセンターを務める『Kind of love』。カップリングには四期生の平岡海月がセンターを務めるひなた坂46曲『Empty』のほか、各形態に新曲が収録される。(modelpress編集部)平岡海月(ひらおか・みつき)プロフィール
生年月日:2002年4月9日/星座:おひつじ座/身長:157.9cm/出身地:福井県/血液型:A型
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