森日菜美、グラビア・戦隊・モデル…次はユニットデビュー デビュー10年を前に“東宝芸能の異色”が新たな旋風を誓う<モデルプレスインタビュー>
2023.07.30 08:00
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女優・モデル・グラビア・バラエティー…多才な活躍をみせる森日菜美(もり・ひなみ/22)が、今度は「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ系)から、村重杏奈・えなこ・なえなのとユニットデビュー。モデルプレスのインタビューでは、番組やユニットについて、さらにはデビュー10年目を前に自身の展望を語ってくれた。
森日菜美「呼び出し先生タナカ」で変化
― 昨年の初出演から約1年、「呼び出し先生タナカ」での活躍が日に日に増しているように見えます。森さんにとってどんな番組ですか?「呼び出し先生タナカ」は、これから世に出ていく子をフィーチャーしてくださる番組で、1年前に初めて出た時は、バラエティーというものが全然何もわからなかったので、とにかくはっちゃけて楽しくやっていたら「それが良い」って言っていただきました。
そこから何回か呼んでいただけたのですが、出演するうえで自分にキャラクターが無いことに悩んでいて、ボソッと言った一言が拾われるキャラクターでもないし、いつ自分の番が来るだろって待っていたら終わっちゃうし、今出るか出ないかの見極めが難しくて葛藤してました。でも、最近はいじってもらうことで自分が活きるんだということを知ってからさらに収録が楽しくなってきました。
― 「キャラクターに悩んでいた」ということですが、最近は番組で泣いちゃって取り上げられることもありますよね。そうやって自分が出せるようになったのはいつ頃から?
初めて出させていただいた時、自分が1番自分らしく入れたなと思っていて、それが自分でも言えるぐらいの衝撃のデビューだったんです。何度も呼んでもらうようになってからは、いつもメンバーが一緒ではないですし、初めてくる方やゲストの方がフィーチャーされるので、そういう時からどれぐらい周りを巻き込めるかっていうのが軸になってくるかなって思いました。でも、実際は自分のことで精一杯だし「ここで言って空気がダメになったらどうしよう」「私が場を乱して台本通り行かなくなったらそうしよう」って怖さや不安もあって、全然行けずじまいだったんです。
そういう風に思っていたのをスタッフさんが察して「もっとガンガン行って良いんだよ。種を蒔かないと、そこから広がらないんだよ」って言っていただきました。そこから自分がどういう人なのかパーソナルな部分をたくさん聞いてくれたことで気持ちが楽に。自分のキャラクターを掴めてきたというよりも、今自分が行ったらこう広がるかなって予想しながら収録できるようになってより楽しくなりました。
― スタッフの方が背中を押してくれたことで見え方が変わったんですね。
自分が出ていない回を観て「この人はどうなってるんだろう?」「ここでこの言葉をチョイスするのは流石だな」とか勉強すると、バラエティーって奥深いなって思いますし、もっともっと頑張りたいなって思いますね。
念願の女子ユニット 森日菜美「全部初めての経験です」
― 歌唱力テストの下位4人での女子ユニット結成はどういう心境ですか?ずっとやってみたかったんです!番組で初めて男子ユニットができた時、「女子ユニットはないのかな?」ってスタッフさんに探りを入れたり、「やりたいです!」って言ってみたり…。なので、選ばれた時は嬉しかったです。
― どうしてそこまで強い気持ちがあった?
何回も「呼び出し先生タナカ」に呼んでいただいているからこそ、番組の何かきっかけになりたかったです。番組の顔というか、番組から必要とされる存在になりたいって思って頑張ってきたので、選ばれた時は本当に嬉しかったです。
― ダンスや歌の経験は?
なかったです。今までミュージカルをやったこともないですし、歌ったりダンスしたりすることも全然なかったので全部初めての経験です。
― となると、実際に活動が始まってから大変だった?
他の3人の方々はソロで活動していたり、歌手デビューもしている方もいらっしゃるので、みんな経験があるからこそ自分はどれぐらい頑張ったらいいんだろうって思いながらレッスンを受けてました。最初、1曲の振りを覚えるのに4人で一緒に練習できるのは3時間しかなくて、それからは個人で練習しました。レッスン時間が本当に少なかったので、私は個人レッスンを組んでもらって基礎から学んで、お家でも毎日コツコツ頑張っていました。
森日菜美「頑張って元気を届けます!」
― 8月8日にその成果をファンの方に観てもらう機会がありますね。楽しみ?緊張?楽しみです!お家に乃木坂46さんをはじめアイドルのDVDがあるので、それを観て「自分はアイドルだ!」って気持ちを高めて臨みたいと思います。
― ファンの方に注目してほしいところを挙げるとしたら?
私が歌って踊る“アイドルの姿”を初めて目にすると思うので、優しく温かい目で観てほしいですし、精一杯やってる姿を観てちょっとでも元気になってもらえたら嬉しいです。私も頑張って元気を届けます!
― 経歴も活動も異なる4人の関係性もお聞きしたいです。
最初は「あんまり喋らないかな」って思っていたんですけど、1人ひとり個性があっていつもたわいもない話をしてます。この前は、えなこちゃんが「冷感スプレーは直接肌にかけたら危ないんだよ」って教えてくれて、そうしたらしげちゃん(=村重)がスプレーを持ちながら追いかけ回してて(笑)。もう部活というか青春って感じです。
森日菜美、デビュー10年を前に描く理想像
― 来年でデビュー10年目。自ら「東宝芸能で“異色の存在”」と仰っていたこともありますが、今後の展望はどう考えていますか?10年目になりますが、色々と環境が変わったのはここ3~4年、10年目っていうと結構中堅の位置だと思うんですけど、自分の中ではやっとスタート地点に立てた気がします。もっともっと頑張って女優のお仕事もしつつ、バラエティーとの二刀流を目指しています。
― 具体的に描いている理想像はありますか?
女優だけど飾らない姿でバラエティーに出られて「あの子がいるだけで明るくなるね」って言ってもらえるように親近感を持ってもらえる存在になりたいです。
― グラビア・モデルなども含め、もはや“二刀流”に収まらない活動ですよね。
今、何でもチャレンジしたいんです。向上心がどんどん増してきて、タレントとしてお昼の顔になりたいとか、野菜で自分の番組を持ちたいとかどんどん挑戦したいです。今1番目指してるのは「今年の上半期・下半期で売れた〇〇」みたいなランキングに載るのが夢です!
― ランキングはすぐ叶いそうですね。
来年で10年目、10年って結構節目ですよね…もうシン・森日菜美ですよね。あっでも10年だからテン・森日菜美かな(笑)?とにかくシン・森日菜美劇場が始まると思います!1年に1回挑戦をしてきっかけをつくるようにしているので、体も張りますし、何でも食べますし、色んなことにチャレンジしたいです。「東宝芸能の異色の存在」っていう肩書を言ってもらっているはありがたいことなので、もっともっと突き詰められたらなって思います。
森日菜美、10年目にさらなる旋風
― 3~4年の変化の中で、1番転機になったことは?「機界戦隊ゼンカイジャー」もですけどその前、東宝芸能でこんなにグラビアやる子がいなかったんですよね、そこにチャレンジしたことが自分の中で開けたように思います。もちろん恥ずかしい気持ちもあったけど、たくさんの人に名前を覚えてもらえて、そこから色んなオーディションを受けて、「機界戦隊ゼンカイジャー」が決まった。この流れが1番嬉しかったです。そういう旋風をまた起こしたいです。
― その旋風が“シン・森日菜美劇場”?
私、星ひとみさんの占い的では来年「☆☆」みたいな感じなんです!2024年も「☆☆☆」!
― とにかく流れがくるんですね。
ちょっとここらで1発風を起こしたいですね(ニヤリ)。
森日菜美の悲しみを乗り越えた秘訣
― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかってる方もたくさんいます。そんな方に向けて森さんが悲しみを乗り越えた方法を教えてください。2014年に事務所に入ってから苦悩時代が5~6年、長かったので「もう自分ってダメなんだ」ってどん底まで落ちて、この業界を辞めようかなって悩んだ時もあります。でもそういう時に、家族でも、信頼できる友だちでも、アドバイスをもらえて自分から相談しやすい存在が周りにいることが大事ですし、そういう人がいるからこそ今の自分がいるんだなって忘れないことです。私の場合、お父さんお母さんお兄ちゃん親戚も、私を1番応援してくれますし、1番きつい言葉もかけてくれるので、気持ちが落ち着いてもっと頑張ろうって思わせてくれます。
森日菜美の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、森さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。よく「努力を惜しまない」とっていう言葉を聞きますが、努力してもダメな結果の時もあると思います。だから、そこでクヨクヨしないことが大事だなって思います。私もすぐ落ち込んじゃうんですけど、いつもマネージャーさんが隣で「落ち込んでる暇はないよ」って。どうしても落ち込む時もあると思いますが、自分に拍車をかけるじゃないですけど、気持ちを切り替えて、落ち込む時間を夢のための時間にする。
あとは、目標を決めて計画を立てるのも大事です。私も「戦隊シリーズに絶対出たい」って思い続けて叶いましたし、今回の女子ユニットも。夢を口に出して自分を鼓舞するのもいいと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
森日菜美プロフィール
2001年3月30日生まれ、東京都出身。2014年、東宝芸能創立50周年記念オーディションに合格。翌年、映画『校庭に東風吹いて』で弱冠14歳にして女優デビュー。2020年6月に水着グラビアに初挑戦するや、同年11月には初表紙に抜擢されるなど一躍時の人に。2021年5月よりスーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系)でフリント・ゴールドツイカーを演じ、注目を集める。また女性誌『ar』のWEBモデルとしても人気を博す。
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