櫻坂46小池美波、一期生5人は「意味があって残っている」後輩&変化するグループへ伝えたい思い語る<「Start over!」インタビュー>
2023.06.28 17:30
views
櫻坂46が、6枚目シングル「Start over!」を6月28日にリリース。今作では二期生の藤吉夏鈴が初めてセンターに抜擢され、MVが公開からわずか2週間で300万回再生を突破したことでも話題を集めた。モデルプレスでは、一期生・小池美波(こいけ・みなみ/24)にインタビューを行い、楽曲への思いやメンバー同士の関係性の変化、さらには夢を叶える秘訣について聞いた。
小池美波「Start over!」は“櫻坂46が詰まっている”
― まずは、今作を最初に聴いたときの印象から教えてください。小池:櫻坂46ではこれまで様々な楽曲に挑戦してきましたが、その中でも「Start over!」は特にメッセージ性があって、力強い楽曲だなと感じました。ファンの方からもメッセージアプリや手紙を通して多くの反響をいただいたのですが、感想を見ていると皆さんが思う「櫻坂46のイメージ」が、この楽曲には詰まっているのかなと思います。個人的には、「櫻坂46オンリーの魅力」というよりも欅坂46の時代も含めた「全ての魅力」が詰まっているのが「Start over!」だと思っています!
― 今作では二期生の藤吉さんがセンターを務めていますが、MVの撮影中に何か声を掛けたり、お話したりはしましたか?
小池:MV撮影があると、私は“センターの子にどんな言葉を掛けたら良いんだろう”と考えてしまうことが多いのですが、夏鈴ちゃんには「このお菓子美味しいよね」といったような普通の会話をすることを心掛けていました。
でも、夏鈴ちゃんは撮影中も不安を見せることはなく、合間もずっとニコニコしていた印象です。同期の天ちゃん(山崎天/※「崎」は正式には「たつさき」)が常に寄り添っていたのですが、最近天ちゃんがハマっているという“ナルシストキャラ”に夏鈴ちゃんが付き合ってあげたりと、終始楽しい撮影でした(笑)。後輩のなかなか見られない一面が見られたことも、素直に嬉しかったです。
― 穏やかな撮影だったことが伝わってきます(笑)。普段から、一期生は二期生へ直接的なアドバイスをするよりかは、そっと見守っていることが多いのでしょうか。
小池:そうですね。今作のフロントメンバーは「全員がこれまでの表題曲でセンターを経験してきた二期生」なので心強さもありますが、それ以上に“二期生らしさ”を大事にして欲しいという思いが強いんです。私たち一期生はもちろん側で支えますが、ほかに何もすることはないなと思っています。
小池美波、三期生と距離縮めたきっかけは?
― 2023年1月には、グループに新メンバーとなる三期生が加入しました。6月頭まで共に全国ツアーを回っていましたが、ツアー期間を通して三期生との距離は縮まりましたか?小池:縮まったと思います!私は特に遠藤理子ちゃんと仲が良いのですが、みんなの前でよく甘えている理子ちゃんが、2人のときにちょっと拗ねた姿を見せてくれると「心を許してくれているのかな」と嬉しくなります(笑)。
― 加入からの約半年間で急速に距離が縮まっているんですね。
小池:最初は私たち一期生の方が人見知りをしてしまったり、三期生が「大好きです」と伝えてくれる分だけ「憧れてもらえるような存在でいないと」と格好つけてしまったりしたのですが、三期生から積極的に話し掛けてくれたおかげで距離を縮めることができました。
三期生のみんなを見ていると「こんな短期間で、いつの間にできるようになったの!?」と成長スピードの速さに驚いてしまうのですが、だからこそ「三期生が甘えられる場所を大事にしたい」と思うようにもなりました。今は一期生と二期生にたくさん甘えて欲しいなという気持ちでいっぱいです!
櫻坂46、一期生の関係性にも変化
― 2022年末には一期生でキャプテンを務めていた菅井友香さんが卒業し、現在一期生は5人となりました。同期の関係性に変化はありましたか?小池:最近は特に5人で一緒にいる時間が増えて、お仕事の合間にペットボトルで乾杯したり、みんなでケーキを分けたりと、ちょっとしたことで集まるようになりました。それぞれ全く違う性格ではありますが「なんでこんなに仲良いんだろう」って不思議なくらいお互いのことを理解できているんです。この1~2年間で急速に距離が縮まったと感じていて、プライベートでも遊びに行くくらい一緒にいることが当たり前になりました。
― 素敵な関係性ですね。同期とは、グループや後輩との接し方についてなどを話す機会もありますか?
小池:“私たちが今まで通過してきたことを、今二期生が経験している”と感じることが増えてきて、「あのときのあの瞬間と似ているよね」といったことは、よく同期で話しています。私たち一期生はグループ内に先輩がいなくて「このときに、こういう言葉が欲しかったな」と思うこともあるので、その経験を後輩たちに伝えていきたいです。
二期生・三期生はみんな本当にそれぞれが良いものを持っていて、パフォーマンスも困ることがないくらい成長しています。だから、アドバイスというよりは「もっと自信を持って良いんだよ」といった言葉を掛けてあげたいなと思っています。
― 小池さんご自身も、自分に自信が持てたきっかけなどがあったのでしょうか?
小池:後輩に対してこんなことを言いつつ、実は私自身もずっと自分に対して自信がないんです…(笑)。でも、その分だけグループにはすごく自信を持っています。「櫻坂46はこんなにすごいグループなんです!」と言えるからこそ、“自分がここでできることを頑張ろう”と今思えているのかもしれないです。
同期でいうと、似た感覚を持っているのが小林由依。彼女はこれまでにきっと色々なものを背負ってきたと思うのですが、一度休業して復帰したタイミングで、それが良い意味で落ち着いたように感じました。その上でパワーアップもして帰ってきてくれたので、すごく刺激を受けましたし、小林由依の変化は私にとってすごく大きかったと思います。
小池美波が悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、小池さんがこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えた方法」を教えてください。小池:私は元々不安になりやすい性格だったのですが、イチロー選手が「限界をつくらない方がどんどん上に行くことができる」といったことをおっしゃっているのを聞いてから、考えすぎないようになりました。目標に向かって「ああしなきゃ、こうしなきゃ」と焦らなくなったことで、色々なことを乗り越えてこられた気がします。
― イチロー選手の言葉はどこで知ったのでしょうか?
小池:アイドルになってから「名言集」を見て色々な考え方を吸収する機会が増えたんです。その中でもイチローさんの言葉がすごく刺さって、今でもずっと大事にしています。
小池美波の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、小池さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。小池:自分の好きなことや夢があったとしたら、それを発信していくことが大事だと思います。小さなことでも言葉にして、それを地道に続けていけば夢に繋がることは多いとメンバーを見ていても感じるんです。私自身も、欅坂46時代から地道に続けてきたことが今に繋がっていると感じる瞬間は多いので、大きくジャンプするのではなく、ゆっくりゆっくり登っていくことも大切なのかなと思います。
― 最後に、小池さんのこれからの目標や夢を教えてください。
小池:「櫻坂46の輪がどんどん広がっていって欲しい」という思いが圧倒的に大きいです。今いるメンバーでこうやって活動出来る時間は限られていると思うので、いつまでも後輩たちが不安なく、櫻坂46として自信を持ってパフォーマンスができるようにしていくことが、私たち一期生の役割だと思っています。
― 一期生の皆さんはこれまで同期や後輩の旅立ちを見送ってきましたが、自分たちの未来について話し合う機会もあるのでしょうか?
小池:「この2年間で、気づいたら半分くらいの人数になっちゃったね」といった話はするのですが、真剣に話すというよりは、何気ない会話の中で話題に出ることが多いです。5人とも櫻坂46が大好きですし、意味があってグループに残っているメンバーだと感じているので、みんなで伝えられることをたくさん伝えていけたらと思います。
― 素敵なお話ありがとうございました。
(modelpress編集部)
インタビューこぼれ話
<こぼれ話1/最近の美容法を教えて!>枕カバーをこまめに洗うことと、シルクの素材を使うこと!枕カバーはお肌に直接触れるものなので、清潔することはもちろん、素材にもこだわっています。
<こぼれ話2/最近のヘアケア事情は?>
私は何度もブリーチをしていて手入れが大変なのですが、効果を感じたのは髪の毛専用のタオル!ゴシゴシと拭かないことがポイントです。
櫻坂46 ・6thシングル「Start over!」
今作には、二期生の藤吉がセンターを務める表題曲「Start over!」、山下瞳月がセンターを務める三期生楽曲「静寂の暴力」を全形態に収録。さらに一期生による「風の音」、二期生による「コンビナート」、三期生による「Anthem time」といった期別曲が各仕様に収録される。また、初回仕様限定盤TYPE-Aには東京・日本武道館にて開催された「2nd YEAR ANNIVERSARY ~Buddies感謝祭~」の前編、TYPE-Bには後編の映像を収録。さらに、TYPE-C・Dには、2023年3月に行われた「櫻坂46 三期生おもてなし会」初日の模様が収録される。
小池美波(こいけ・みなみ)プロフィール
生年月日:1998年11月14日/星座:さそり座/身長:158.5cm/出身地:兵庫県/血液型:B型櫻坂46小池美波さん&大沼晶保さんが「#モデルプレス決め顔チャレンジ」に挑戦✨
— モデルプレス (@modelpress) 2023年6月28日
手繋ぎ&密着ポーズが可愛い💓
🔻小池美波さんの写真・インタビューはこちらhttps://t.co/gETIx22kXU
🔻大沼晶保さんの写真・インタビューはこちらhttps://t.co/s8wKp9jm5C#櫻坂46 #小池美波 #大沼晶保… pic.twitter.com/km3WmNhSdS
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス
-
“怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】モデルプレス
-
「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】モデルプレス
-
片岡凜、日曜劇場初出演は「すごく光栄」“ドラマデビュー作ぶり”新井順子Pとの再会で贈られたアドバイスとは【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.1】モデルプレス
-
アナウンサーになるには?テレ東・田中瞳アナの回答と「夢を叶える秘訣」モデルプレス
-
テレ東・田中瞳アナの転機になった、さまぁ~ずの“ある言動”モデルプレス