鳴海唯、初主演映画での苦労&“達成感が凄かった”印象的なシーン語る<偽りのないhappy end>
2021.12.17 13:49
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女優の鳴海唯が、17日より全国順次公開される映画「偽りのないhappy end」にて映画初主演を務める。今回、モデルプレスのインタビューに応じ、同作への想いやエピソードを語った。
映画「偽りのないhappy end」
2011年の『ヒミズ』から10年間、園子温監督のほとんどの作品の助監督を務め、園監督に師事してきた松尾大輔が、満を持して、同作で長編映画監督デビュー。田舎で一人で暮らしていた妹が東京で自分と一緒に住み始めた途端に行方不明になってしまったエイミと、同じく妹が行方不明のヒヨリが、共に犯人を捜すミステリーをベースに、姉2人の心の揺れを丁寧に描く。主演は、NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」でドラマデビューし、CMを中心に活躍中の鳴海と、マドンナのバックダンサーとしてワールドツアーに約1年半同行し、舞台Rock Opera「R&J」ではヒロイン役を演じた仲万美が務める。
鳴海唯インタビュー
― 映画初主演となった本作ですが、これまでの作品とはどんな違いを感じましたか?鳴海:言語化するのが難しい、人々の細かい心情描写や距離感が丁寧に如実に描かれている点が、これまでの作品にない部分かなと感じています。️今までは、コメディやヒューマンなど、明るい作品をやらせていただく機会が多く、今回のようなシリアスな作品は初めてだったので、自分にとって新たな挑戦になるな、と感じました。
― 妹が行方不明になってしまった主人公・エイミを演じられましたが、演じる上で苦労したことはありますか?
鳴海:エイミは一見どこにでもいる等身大の女性かと思いきや、実は過去に大きなトラウマがあり、その過去から逃げ続けている女性。そのトラウマが見え隠れする瞬間があるのですが、そういう奥深い心情描写をお芝居で内側から表現するのがとても難しかったです。
― 園子温監督に師事した松尾大輔監督の長編映画デビュー作となりましたが、監督からはどんな指導がありましたか?
鳴海:お芝居をあまり作り込まず、現場で生まれたものを大事にしてほしいというふうに演出していただきました。当時自分はお芝居をプラン立ててやってしまうタイプだったので、軌道修正するのに少し苦労しましたが、リハーサルを何度もしていただいたおかげで本番では、その場で生まれた感情でお芝居が出来たのではないかなと思っています。
― 特に印象に残っているシーンはありますか?
鳴海:琵琶湖で撮影したラストシーンが特に印象に残っています。気温が下がる中、早朝からの撮影で身も心も極限状態だったので、大変だったのですが、この作品で最も重要なシーンなので撮り終わった後は達成感が凄かったです(笑)。リアリティのある映像が撮れていると思います。
― 2021年を振り返って、どんな1年でしたか?
鳴海:初めて長編映画で主演をさせていただいたり、初めてバラエティ番組に出演させていただけたりと、有難いことに、まだまだ先の事だろうなと思っていたことにたくさん挑戦できた1年でした。
― 来年の抱負は?
鳴海:来年は、映画やドラマを中心にたくさんの作品でお芝居をしたいです。いただいたお仕事と1つずつ丁寧に向き合い、感謝をわすれず、真っ直ぐ頑張っていきたいと思います。
(modelpress編集部)
鳴海唯プロフィール
生年月日:1998年5月16日年齢:23歳
身長:156.0cm
体重:46kg
スリーサイズ:B82 W62 H87
靴のサイズ:23.5cm
趣味:とんかつ屋さん巡り
特技:バレーボール(暦3年/リベロ)、運動全般・モノマネ
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