井上咲楽、太眉カットで人生観に変化 初の“美尻”披露「100点を出し切った」<「さよならMAYUGE」インタビュー>
2021.09.15 07:00
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9月15日にファーストフォトブック『さよならMAYUGE』(幻冬舎刊)を発売するタレントの井上咲楽(いのうえ・さくら/21)が、モデルプレスのインタビューに応じた。昨年末に放送された日本テレビ系バラエティー番組『今夜くらべてみました』にて、トレードマークの太眉を人生で初めてカットした姿が反響を呼び、その後グラビアにも挑戦。ますます輝きを増す井上に、今の心境や美容法、今後の目標などを聞いた。
井上咲楽ファーストフォトブック「さよならMAYUGE」
トレードマークの「ゲジ太眉」を整えたら、人生が好転、新たな世界が見えてきた井上。同書では、これまで見せたことがない表情と洗練されたボディを、レタッチなし、リアルなまま収録。初公開となる「美尻」は必見。そして今まで語らなかった人生のターニングポイント、今の気持ちをロングインタビュー。さらに眉毛の秘密、日ごろの丁寧な暮らし、そして今回の撮影のために整えたボディメイクの裏側も紹介する。
井上咲楽、劇的イメチェンから9ヶ月 変化を語る
― 『今夜くらべてみました』の放送から9ヶ月程が経ちました。その後はグラビアに挑戦するなど、お仕事の幅も広がっていると思いますが、改めて今の心境をお聞かせください。井上:以前とはガラリと環境が変わりました。雑誌のお仕事やグラビアのお仕事が増えたり、バラエティーのお仕事も一気に増えたりしたので、本当に眉毛を剃って良かったなと思っています。眉毛を剃ったことで、自分自身も変化するきっかけになったので、まさか自分が美容雑誌に出るなんて…と未だに信じられない気持ちです。
― 井上さんの変化が目にとまって、新たに応援してくれるファンの方も増えたのではないでしょうか?
井上:美容雑誌に出ることで女性のファンの方が一気に増えて、インスタのフォロワーは7~8割が女性の方です。グラビアに挑戦したことで男性のファンの方も少し増えました。これまでは若者にはアプローチできないと自分でも思っていたし、モデルさんではないからそれは仕方ないと思っていたのですが、いざ同世代の方や年上の世代の方から応援していただけるようになると、すごく嬉しいです。
等身大の悩みを抱えたファンの方が、日頃のモヤモヤする出来事や恋愛相談など、素直な気持ちでDMしてきてくれて、私に答えられるかはわからないし、昔からの友達には「咲楽が悩み相談に答えてるのって変な感じがする」と言われるのですが(笑)、私の意見を参考にしたいと思ってくれる人がいるのなら、そういうフォーマットになっていきたいなと思っています。
― Instagramストーリーズで、ファンの方の悩みや質問に積極的に回答しているのをよく拝見しております。
井上:恋愛経験がそんなにあるわけではないのに、なんで私が恋愛相談に答えているんだろうと自分でも笑ってしまう時があります(笑)。恋愛以外だと、注目しているコスメが知りたいというリクエストをいただいたりして、悪い意味ではないのですが、今までからかっていた子も私の雑誌を見て「同じマスカラを買いに行った」「同じアイシャドウを買った」と言ってくれたことがあって、すごく嬉しかったです。
― 井上さんは、まつ毛がとても長くてキレイですよね。フォトブックでも、目元のカットが印象的でした。
井上:ありがとうございます。眉毛を剃ってから、まつ毛に注目していただくことも増えました。今までは眉毛のインパクトが強かったので、顔の印象が眉毛しかなかったと思うのですが、眉毛を剃ってからいろいろな角度から写真を撮ってもらえるようになって、「まつ毛がすごいね」と言ってもらえるようになりました。
― 素晴らしいです!眉毛は今、自分でお手入れされているんですか?
井上:自分で手入れしたり、ワックスで抜いてもらったりしています。カットしたばかりの頃は結構細くしていたのですが、今はナチュラルめです。最初は視聴者の声が気になって検索して、太いと言われたら細くしたりしていたのですが、その感覚は人それぞれなので、今は自分の好きなように変化させています。今だと結構太いと言われる濃さなのですが、自分的にはこれくらいがちょうどいいのかなと思っています。
井上咲楽、グラビア撮影には慣れた?初の“美尻”披露
― グラビアや雑誌の撮影には慣れましたか?井上:先程の撮影で見ていただいた通りガチガチで、まだ慣れていません…(笑)
― 水着の撮影なども、スタッフの方がいる前で撮っていると思うのですが、そういう時も未だに緊張しますか?
井上:見られている緊張というより、どんなポーズをしていいのかわからず変な感じになります(笑)。いざ写真を撮るとなると「気をつけ!」みたいなポーズになるし、手を入れてみてと言われると、「手を入れる…どこに…?」って(笑)。それこそ、最初の『GINGER』の撮影では、使われた写真はいい感じに手を添えているように見えるのですが、初めにグーを握りしめてアゴに添えてしまって、「そうじゃなくて…」と言われたくらい、本当にいつもガチガチになってしまいます。
表情に関しても、自分が想像していた表情とは違って写っていたりするので、難しいなと思います。キメキメで撮ってもらっても「こんな目線のつもりじゃなかったのに」とか、「クールな顔をしたつもりが単に睨みつけている人みたい」とか思ったりして、研究のしがいがあります。
― 今回初めて“美尻”を出すという試みもありましたが、撮影していかがでしたか?
井上:「脱毛しておいてよかった~!」と1番最初に思いました(笑)。なるべく自然体で写りたくて、いつも美容雑誌でもレタッチをしないようにマネージャーさんが言っているみたいなのですが、今回のフォトブックもありのままの私が写っていると思います。よく見ると腕とかも蚊に刺された痕が写っています(笑)
井上咲楽、美容への興味は昔から「見る専用の美容アカウントがある」
― 井上さんは肌もすごくキレイですね。化粧水を自分で作っているとお聞きしました。井上:化粧水は3年くらい前から自分で作っています。スキンケアとか、ベースの美容には昔から興味があって、実はSNSも見る専用の美容アカウントがあるんです(笑)。美容業界に詳しい方々をフォローして、今流行っているコスメなどもずっとチェックしています。そこで「メイクや服も大事だけどまずは土台を作ること」という言葉を見てすごく納得しました。
― フォトブックではトレーニング方法も紹介していますが、食生活などを含め普段から気をつけていることはありますか?
井上:今はハーブティーにハマっていて、4種類くらいのハーブティーを冷蔵庫に常備しています。水分をすごく摂るようになって、水も1日2~3リットルは飲んでいるのですが、そうするとニキビもそこまでできなくなりました。今までは、睡眠不足やストレスでニキビができていたのですが、ハーブティーや水を飲むようになって、肌荒れが減った気がします。
食べ物だと、冬の時期は芋を持ち歩いてお昼によく食べています。あとは家族が、発酵食品がすごく好きなので、料理を作る時は何か発酵食品を入れています。納豆やごまなど、いわゆる腸活です。
― 昆虫食も美容に良いとオススメしていましたね。
井上:昆虫食はもともと好きで、イナゴがメジャーだと思うのですが、おなかが空いたらおやつ感覚で食べています。タンパク質やミネラル、脂質も摂れてオススメです。見た目は結構衝撃かもしれませんが、皆さんが普段エビとかを見て食べているのと同じ感覚で、「セミ美味しそうだな~」と思ったりします(笑)
井上咲楽「いろいろな世界があるのがすごく楽しい」今後の目標を語る
― 井上さんは、田中みな実さんに憧れているというお話を以前されていましたが、美容系やファッション系など、今後はどんなことに挑戦したいですか?井上:これからも美容系のお仕事をできたら嬉しいです。今まではバラエティーのお仕事が中心だったのですが、雑誌の世界は全然違っていて、いろいろな世界があるのがすごく楽しいし、心の健康にも繋がると思うんです。そんなふうに、どんどん他のお仕事への幅が広がっていったらいいなと思っています。
― 今回は初のフォトブックの発売となりますが、今後出してみたい作品など、何かプランはありますか?
井上:今は、果たして私なんかの写真集が売れるのかな…ととても不安なのですが、今回は21歳の私を収めてもらったので、また機会があったら写真集のように何か作品が作れたらいいなと思います。私の中では今が最大の変化なのですが、これからも変化を続けていきたいので、形に残せたら嬉しいです。
それは美容系ではなく、昆虫食特集など別のジャンルでもいいなと思っています。今回のフォトブックには写真や普段の生活など暮らしのこと、ロングインタビューなどいろいろなことが載っているので、それを1個1個大きく取り上げたものをいつか出せたら嬉しいです。
― 今回のフォトブックの手ごたえはいかがですか?点数をつけるとしたら?
井上:点数をつけるとしたら、撮影期間までに向けては100点を出し切ったと自分では思っています。今までは写真に写ることが結構苦手だったのですが、少しは自信がついたのかなと思うし、今が楽しいことが顔にあらわれていると思うので、そういうところも見てほしいです。自分に自信がつくとメンタルも変わってきて、それが表にも出てくることを実感した一冊になりました。
井上咲楽の夢を叶える秘訣
― イメチェンを果たした井上さんが思う“夢を叶える秘訣”をお聞かせください。井上:私は一度思ったことは、何年越しでも絶対に叶えたいと思うタイプなんです。それこそ何年も前の手帳に「美容雑誌に出てみたい」「写真集を出したい」と書いていたら叶ったので、 “絶対に”という気持ちを強く持つことが大切だと思います。
学生時代は「芸能人なりたい」と口に出して馬鹿にされたこともあったのですが、口に出したから叶えられたんだという気持ちがあったので、強く願って行動すること。まずは決意を固めて、どこかに書き記しておくこと。
あとは、“やらない後悔”より“やった後悔“。やるかやらないかで迷ったら、やるほうが絶対に良いと思います。私が眉毛をカットしてイメチェンできたように、“今しかない”。それは、いつもそうなんです。“今しかない”と思ってやったら、きっと前に進めます。
― すごく説得力があります!素敵なお話をありがとうございました。
(modelpress編集部)
井上咲楽(いのうえ・さくら)プロフィール
1999年10月2日生まれ、栃木県出身。2015年、第40回ホリプロタレントスカウトキャラバンで特別賞を受賞し、芸能界入り。2017年10月から2019年3月まで『おはスタ』(テレビ東京)の日替わりアシスタント「おはガール」を務める(水曜日担当)。2020年4月から再び『おはスタ』で「水曜レギュラー」として出演。2021年5月放送の『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日)で女優デビューを果たした。
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