中尾明慶、妻・仲里依紗と密かに話しているYouTube計画を明かす チャンネルに込めた熱いメッセージ
2020.06.16 18:30
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4月にYouTubeチャンネルを開設した俳優の中尾明慶。チャレンジ企画や家族との日常が垣間見える動画で人気を集め、登録者数は13万人を突破(6月16日現在)。モデルプレスのインタビューでは、企画から編集までを手掛ける動画の制作秘話や、チャンネル名にもなっている“きつねさん”の名付け親(?)仲里依紗との夫婦コラボ計画、YouTubeに込めた熱いメッセージを語ってもらった。
中尾明慶、1年前から計画していたYouTube「人間性を知ってもらうことが大切」
― 今YouTubeを始めてからの反響や手応えは感じていらっしゃいますか?中尾:想像していた以上に早くチャンネル登録者が10万人を超えたので、素直に嬉しいですし、ちょっとホッとしているというのが正直な感想です。仲里依紗チャンネルはもっと勢いありますけどね(笑)。
もっと多くの方に見ていただきたいというのはもちろんなんですが、たくさんの人に見てもらうことが一番なのか、僕を普段から応援しくれている方たちへ僕という人間が伝わる方がいいのか。そこは難しいところですけど、すごく楽しめているので始めてよかったなと思っています。
― そもそもYouTubeを始めたきっかけは何だったんですか?
中尾:もともと1年くらい前からやりたいなという思いはありました。お芝居やバラエティーなどいろんなお仕事をさせていただくなかで、これからの時代、個の人間性を知ってもらうことが何においても大切なんじゃないかなと。
テレビだけではそれを伝えるのは難しい部分があって、例えば台本をいただいて、その枠の中で芝居をしたり、バラエティーの企画に出させて頂くということはあっても、企画自体を生みだすっていうのは、ほとんど経験がない。だからまず、自分の力で勝負したいっていう思いがあったんです。なので、YouTubeに関しては、友人にサポートしてもらいながらですが、自分自身の力でやっている、っていう感じです。
― 企画や撮影、編集も中尾さん自身でされているんですよね?
中尾:そうですね。撮影はほとんどiPhoneとGoProを使いながら、画質が荒いとかみんなにダメ出しされたりして(笑)。だからテレビのリモート収録とかでディレクターさんがカメラを持ってきてくれたりすると、こっそりカメラを見て研究してますよ(笑)。ゼロから勉強中なので、今YouTuberの友達がすごい欲しいです。
― 一番苦労されているのはどんな部分ですか?
中尾:編集ももちろん大変ですけど、それよりも「みんなは僕の何を見たいんだろう」ってことですね。客観的に自分を見なきゃいけないじゃないですか。…それって簡単なようでめっちゃ難しいですよね(笑)。
― 動画の中でもお話されていましたが、インスタグラムも、YouTubeも視聴者の約9割が女性なんですね?
中尾:そうなんですよ。でもその中の多くの方が、きっと奥さんのアカウントやチャンネルを見てくれていて、旦那さんもとりあえず見てみようって感じだと思うんですよ、リアルな話(笑)。そんな中で僕がいきなり男の趣味みたいなことを発信しても、きっと女性は見てくれないよな…と。
もちろん不安にはなるけど、10人に1人でもいいし、100人に1人でもいいので、そういった部分にも興味を持ってくれる方がいたらいいなっていうのは多少意識してますね、計算高い男なので(笑)。だからウケももちろんですけど、自分が楽しめることという軸はひとつ持っていたいと思っています。
夫婦コラボは実現する?密かに夫婦で話しているこれからのこと
―奥様も同じくらいのタイミングでYouTubeを始められましたが、ご家族の反応はいかがですか?中尾:多分ね、僕のYouTubeにうちの人全然興味ないです。
― 本当ですか(笑)
中尾:うちの息子も興味ないんです。うちの息子は、HIKAKINさんとかはじめしゃちょーさんとか、いわゆるトップYouTuberが大好きで。僕の家族はね、僕のYouTubeに誰も興味ないんです(笑)。
― (笑)。奥様とのコラボを待望んでいるファンの方も多いと思います。以前、仲さんにインタビューさせていただいた際に、夫婦コラボについて中尾さんは「ノリノリ」とおっしゃっていました(笑)。
中尾:読みましたよ!僕だけノリノリみたいになってて、どういうことですか(笑)!!だけどリアルなところで言うと、実は2人で話していることもあって、せっかくコラボするなら、色々見てくれる方が楽しんでもらえるようなコンテンツをやりたいなって思います(笑)。
― ぜひ実現してください!ほかにチャレンジしたい企画などありますか?
中尾:今までは完全に家の中でしか完結できることという制約がありましたが、段々、制限つきですけど外での撮影もできるようになってきたと思うので、普段なかなかできないことに挑戦していきたいと思っています。最初に料理企画に挑戦したのは、いつか息子にお弁当を作ってあげたいなってところからだったのでそういう自分に足りない部分を補完できるような企画には今後も挑戦していきたいですね。
中尾明慶“元気が出るチャンネル”に込めたメッセージ
― いろいろな企画を計画中なんですね。最終的にこんなチャンネルにしたいという目標みたいなものはありますか?中尾:YouTubeってすごく見てくださっている方の反応が近くで感じられるので、コメントをみたり、反応をみながら探っていきたいなっていうのは勿論ありますけど、真面目な話をすると、今までよりも、見てくれている方の身近な存在になりたいなと。僕はたまたまテレビに出るお仕事をさせてもらっていますけど、一人の人間でしかないので。“近所のお兄ちゃん”みたいな感覚がいいなと思っています。“近所のお兄ちゃんがたまにドラマとか映画に出て、ちゃんと真面目にお芝居をしてる”みたいな(笑)。漠然とですけど、そんなチャンネルにしたいなと思ってます。
それに、YouTubeが本当に楽しくて、思いっきり楽しんでいるんで、そういう姿を見て、誰かが何かを始めるきっかけになってくれたら嬉しいですね。僕もYouTubeなんてできると思ってなかったし、編集にしても、何にしても。でもやってみたら意外と何とかなるんですよ。何か勇気を出してやってみようっていうきっかけになったり、思いつめていることが吹き飛ぶような“元気が出るチャンネル”になってくれたらいいなと思っています。僕は元気がない時がまずないので。自分の中で決めてるんですけど、ネガティブなことは絶対言わない。それはテレビでもInstagramでもYouTubeでも。後ろ向きなことは絶対発信しないと決めているんで、そういう“スーパーポジティブな近所の兄ちゃん”と思って見てくれたら嬉しいです!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
中尾明慶(なかお・あきよし)
1988年6月30日生まれ、東京都出身。2001年『3年B組金八先生』(TBS)で注目を浴び、その後人気作に多数出演。近年の出演作に、主演したNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』、NHK連続テレビ小説『まんぷく』、連続ドラマ『監察医 朝顔』などがある。
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