“破壊的美貌”村瀬紗英、NMB48初の挑戦“ムラセンス”にかける思い…韓国でも「1人で考え込んでました」<モデルプレスインタビュー>
2018.11.08 18:07
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AKB48グループと韓国の人気オーディション番組「PRODUCE101」シリーズがタッグを組んだ「PRODUCE48」に出演し、その美しさから“破壊的美貌”と日韓で一躍注目を集めたNMB48・村瀬紗英(むらせ・さえ/21)。彼女はもともと、グループきってのファッション好きとして知られ、SNSにアップするその私服のセンスは「ムラセンス」とも称されてきた。そんな彼女が今秋、ファッションブランド「ANDGEEBEE(アンジービー)」のプロデューサーに就任。NMB48のメンバーの中でも初の道を切り開く村瀬に、プロデュース業の裏側、彼女ならではのセンスが生み出すファッションへの想いを尋ねた。<インタビュー前編>
「艶っぽくて健康的なおフェロをイメージしたリアルクローズ」をコンセプトに、トレンドを感じるデザインやスタイルアップができるシルエットにこだわりつつも、自由に毎日愛用できるワードローブを提案する「ANDGEEBEE」。ブランドプロデューサーとして新たに村瀬を迎え、10月には東京で展示会も開催。11月からはいよいよ、村瀬が手がけた商品の販売がスタートしている。
村瀬:“普段使いできるけど、アクセントが効いてる”がテーマで、デザインにこだわっています。それと普段から私服を選ぶとき、シルエットが綺麗に見えるようにコーディネートを組むことを意識しているので、このブランドでも形にこだわっています。
―「艶っぽくて健康的なおフェロをイメージしたリアルクローズ」というコンセプトには、どんな意味が込められているのでしょうか。
村瀬:余裕がある大人というか、やりすぎずにかっこいい女性像をイメージしました。そんな女性がすごく好きで、「そうなりたいな」という憧れもあります。
― ちなみに今日の、ニットとスカートを合わせたコーディネートのポイントは?
村瀬:これ、実はキュロットなんです!ミニだけど、安心感があってあまり抵抗なく着られるようにしています。チェックと無地を組み合わせたデザインにもこだわっていて、あとはトップスにインして穿くと、すごく足が長く綺麗に見えるのでお気に入りです。ミニ丈のプードルジャケットを合わせて、全体のシルエットも意識しました。
村瀬:まずデザインを自分で考えます。それをイラストに起こしてもらって、そこから「こうして欲しい、ああして欲しい」という変更を重ね、理想の形にして、自分で好きな生地を選んでいく、という形ですね。基本的に私は大阪に住んでいるので、東京の会社のスタッフさんとはメールやLINEでやり取りするのですが、かなりこだわりは聞いてもらっていて。写真やサンプルが送られてきても、思っていたのと違っていたら思い通りになるまで変更点を伝えるようにしています。本当に「かわいい!」って思えるものを商品にしています。
― ブランドプロデューサーに就任するにあたって、一番苦労したポイントはどこですか?
村瀬:ブランドをプロデュースするということになったのも、今年の夏頃なので結構最近なんです。どうやって服を作っていくのか、という知識がないまま始まっていることや、服を理想の形になかなかできない、というところで苦労しました。
― 夏頃というと、ちょうど「PRODUCE48」で韓国に行っていた時期ですよね?
村瀬:そうなんです。だから向こうでも、部屋に戻って夜中の2、 3時くらいまで溜まっていた連絡を返さなきゃいけなかったりとか。
― 2、 3時!大変だったんですね。
村瀬:そうですね…そのときはもう1人でめちゃくちゃ考え込んでました。ブランドプロデューサーをするのはNMB48の中で初めてだったので、想像ができないところがあったり、服作りが思い通りに進んで行かなかったり、時間がなかったり…。そういうことで悩んだ時期もあったけれど、この前の展示会のときに、思い描いていた服が形になって並んでいて、それを皆さんが着てくださっているのを見られたことが一番嬉しかったです。皆さんからの反響が「頑張ろう」と思える原動力だと思いましたね。
― メンバーの皆さんの反響はいかがですか?
村瀬:「早く大阪でも売って~」とめちゃ言われます(笑)。白間美瑠ちゃんも展示会でめちゃくちゃ気に入ってくれて「毎日着る!」とか「他のやつも欲しい!」って言ってくれました。吉田朱里ちゃんとは、お互いにブランドを立ち上げるので2人で色々話しています。朱里ちゃんが「今どんな感じ?」って聞いてきてくれたりとか、お互いに情報交換を結構したりしています。
村瀬:派手な色とか、他にないデザインとか、そういう特別感。街を楽しんで歩けるような、自分のツボがあって。人と違う…なんて言ったらいいのかな…好きなジャンルって決まっていなくて、本当に自分の感覚です。トレンドをそのまま取り入れるというよりも、自分が着ているのを想像して「着たいな」「かっこいいな」と思えるものが好きですね。クールな感じ、モードな感じがしっくり来るけれど、でもかわいいのも好き。そのバランスはそのときの気分によるのですが、もっといろんな自分を知りたいな、見たいなと思って、チャレンジするようにしています。
― そもそも村瀬さんがファッションを好きになったキッカケは何だったのですか?
村瀬:昔から休みの日はお母さんとフリーマーケットとかに行って、自分の年齢よりちょっと大人な雰囲気の服を買ってもらって、オシャレすることが好きだったんです。お母さんが「こんなんどう?」って、いろいろ買って来てくれることもありました。近所の人とか友達のお母さんに「紗英ちゃんオシャレやなぁ」って言ってもらえるのが嬉しくって、小学4、 5年生くらいのときにファッション雑誌を読み始めてからは、モデルさんになりたいと思い始めました。
― ではお母さんの影響が強いのでしょうか。
村瀬:そうですね。今の自分のセンスも、お母さんの影響が大きいかもしれないです。
― SNSでも毎日コーディネートをアップされていますよね。
村瀬:そうなんです。そこでもテイストはあまり「これだけ」というのは決めていなくて。ただ自分が「いい」と思える感覚を共感してもらえるのが一番嬉しいので、万人受けするような服よりも自分の個性が無くならないように、毎日コーディネートを組んでいます。
― 今後チャレンジしてみたいファッションはありますか?
村瀬:ジャンルはあまり決めずに、なんでも挑戦したいですね。
― 新しいものでもどんどんチャレンジしてみるタイプですか?
村瀬:そうですね、例えばエナメル生地のコートに挑戦したいとずっと思っていて、この前買えたので今日も着て来ました(笑)。なんでもすぐチャンレンジしちゃいます(笑)。
村瀬:私は最初、夢がモデルだったので、もともとの頭の中では「雑誌の専属モデルになって、モデルとして頑張って、卒業した後にブランドを作りたい」と思い描いていたんです。でも先にブランドをやれることになって、今の段階でやらせていただけるのってすごくありがたいことだな、と思っています。今後はモデルの夢を追いかけつつ、このブランドも、大阪とか色んな所に店舗を出せたらいいな、と思います。頑張ります!
NMB48初のブランドプロデューサーとして、新たな道を歩き出した村瀬。大好きなファッションへの想いを生き生きと語ってくれた。後日配信する続編では、「PRODUCE48」参加中の裏話や、山本彩卒業後のNMB48をどうしていきたいか…など、さらに村瀬を徹底深掘り。韓国での活動後、反響の大きい“メイク事情”に迫ったインタビューも配信予定なのでお楽しみに!(modelpress編集部)
加入:NMB48 2期生
愛称:さえぴぃ
所属チーム:Team BⅡ
血液型:A
身長:159cm
趣味:ギター演奏、読書、映画鑑賞、ショッピング
特技:歌、韓国語、麻雀
「PRODUCE48」第4話のKARA「マンマミーア!」のパフォーマンス時に見せた美貌が、日韓のネット上で一時騒然となるほど話題に。日々のファッションコーディネートを紹介するSNSは同性からの支持も厚く、NMB48内では吉田朱里を中心に結成した女子力満載なユニット「Queentet」の一員としても活躍している。
村瀬紗英プロデュース「ANDGEEBEE」はどんなブランド?
― さっそくですが、「ANDGEEBEE」はどんなブランドですか?村瀬:“普段使いできるけど、アクセントが効いてる”がテーマで、デザインにこだわっています。それと普段から私服を選ぶとき、シルエットが綺麗に見えるようにコーディネートを組むことを意識しているので、このブランドでも形にこだわっています。
―「艶っぽくて健康的なおフェロをイメージしたリアルクローズ」というコンセプトには、どんな意味が込められているのでしょうか。
村瀬:余裕がある大人というか、やりすぎずにかっこいい女性像をイメージしました。そんな女性がすごく好きで、「そうなりたいな」という憧れもあります。
― ちなみに今日の、ニットとスカートを合わせたコーディネートのポイントは?
村瀬:これ、実はキュロットなんです!ミニだけど、安心感があってあまり抵抗なく着られるようにしています。チェックと無地を組み合わせたデザインにもこだわっていて、あとはトップスにインして穿くと、すごく足が長く綺麗に見えるのでお気に入りです。ミニ丈のプードルジャケットを合わせて、全体のシルエットも意識しました。
NMB48初のブランドプロデューサー 深夜まで悩んだ時期も
― ブランドプロデューサーというと、具体的にはどんなことをされているのですか?村瀬:まずデザインを自分で考えます。それをイラストに起こしてもらって、そこから「こうして欲しい、ああして欲しい」という変更を重ね、理想の形にして、自分で好きな生地を選んでいく、という形ですね。基本的に私は大阪に住んでいるので、東京の会社のスタッフさんとはメールやLINEでやり取りするのですが、かなりこだわりは聞いてもらっていて。写真やサンプルが送られてきても、思っていたのと違っていたら思い通りになるまで変更点を伝えるようにしています。本当に「かわいい!」って思えるものを商品にしています。
― ブランドプロデューサーに就任するにあたって、一番苦労したポイントはどこですか?
村瀬:ブランドをプロデュースするということになったのも、今年の夏頃なので結構最近なんです。どうやって服を作っていくのか、という知識がないまま始まっていることや、服を理想の形になかなかできない、というところで苦労しました。
― 夏頃というと、ちょうど「PRODUCE48」で韓国に行っていた時期ですよね?
村瀬:そうなんです。だから向こうでも、部屋に戻って夜中の2、 3時くらいまで溜まっていた連絡を返さなきゃいけなかったりとか。
― 2、 3時!大変だったんですね。
村瀬:そうですね…そのときはもう1人でめちゃくちゃ考え込んでました。ブランドプロデューサーをするのはNMB48の中で初めてだったので、想像ができないところがあったり、服作りが思い通りに進んで行かなかったり、時間がなかったり…。そういうことで悩んだ時期もあったけれど、この前の展示会のときに、思い描いていた服が形になって並んでいて、それを皆さんが着てくださっているのを見られたことが一番嬉しかったです。皆さんからの反響が「頑張ろう」と思える原動力だと思いましたね。
― メンバーの皆さんの反響はいかがですか?
村瀬:「早く大阪でも売って~」とめちゃ言われます(笑)。白間美瑠ちゃんも展示会でめちゃくちゃ気に入ってくれて「毎日着る!」とか「他のやつも欲しい!」って言ってくれました。吉田朱里ちゃんとは、お互いにブランドを立ち上げるので2人で色々話しています。朱里ちゃんが「今どんな感じ?」って聞いてきてくれたりとか、お互いに情報交換を結構したりしています。
村瀬紗英、ファッションへの思い「ムラセンス」生まれたキッカケは?
― 村瀬さんのセンスは「ムラセンス」とも言われていますよね。“村瀬さんらしさ”とはどんなものですか?村瀬:派手な色とか、他にないデザインとか、そういう特別感。街を楽しんで歩けるような、自分のツボがあって。人と違う…なんて言ったらいいのかな…好きなジャンルって決まっていなくて、本当に自分の感覚です。トレンドをそのまま取り入れるというよりも、自分が着ているのを想像して「着たいな」「かっこいいな」と思えるものが好きですね。クールな感じ、モードな感じがしっくり来るけれど、でもかわいいのも好き。そのバランスはそのときの気分によるのですが、もっといろんな自分を知りたいな、見たいなと思って、チャレンジするようにしています。
― そもそも村瀬さんがファッションを好きになったキッカケは何だったのですか?
村瀬:昔から休みの日はお母さんとフリーマーケットとかに行って、自分の年齢よりちょっと大人な雰囲気の服を買ってもらって、オシャレすることが好きだったんです。お母さんが「こんなんどう?」って、いろいろ買って来てくれることもありました。近所の人とか友達のお母さんに「紗英ちゃんオシャレやなぁ」って言ってもらえるのが嬉しくって、小学4、 5年生くらいのときにファッション雑誌を読み始めてからは、モデルさんになりたいと思い始めました。
― ではお母さんの影響が強いのでしょうか。
村瀬:そうですね。今の自分のセンスも、お母さんの影響が大きいかもしれないです。
― SNSでも毎日コーディネートをアップされていますよね。
村瀬:そうなんです。そこでもテイストはあまり「これだけ」というのは決めていなくて。ただ自分が「いい」と思える感覚を共感してもらえるのが一番嬉しいので、万人受けするような服よりも自分の個性が無くならないように、毎日コーディネートを組んでいます。
― 今後チャレンジしてみたいファッションはありますか?
村瀬:ジャンルはあまり決めずに、なんでも挑戦したいですね。
― 新しいものでもどんどんチャレンジしてみるタイプですか?
村瀬:そうですね、例えばエナメル生地のコートに挑戦したいとずっと思っていて、この前買えたので今日も着て来ました(笑)。なんでもすぐチャンレンジしちゃいます(笑)。
村瀬紗英、今後の目標は?
― 今回、自分でブランドを手がけるという一つの夢を叶えられましたが、今後の目標は?村瀬:私は最初、夢がモデルだったので、もともとの頭の中では「雑誌の専属モデルになって、モデルとして頑張って、卒業した後にブランドを作りたい」と思い描いていたんです。でも先にブランドをやれることになって、今の段階でやらせていただけるのってすごくありがたいことだな、と思っています。今後はモデルの夢を追いかけつつ、このブランドも、大阪とか色んな所に店舗を出せたらいいな、と思います。頑張ります!
NMB48初のブランドプロデューサーとして、新たな道を歩き出した村瀬。大好きなファッションへの想いを生き生きと語ってくれた。後日配信する続編では、「PRODUCE48」参加中の裏話や、山本彩卒業後のNMB48をどうしていきたいか…など、さらに村瀬を徹底深掘り。韓国での活動後、反響の大きい“メイク事情”に迫ったインタビューも配信予定なのでお楽しみに!(modelpress編集部)
村瀬紗英(むらせ・さえ/21)プロフィール
生年月日:1997年3月30日加入:NMB48 2期生
愛称:さえぴぃ
所属チーム:Team BⅡ
血液型:A
身長:159cm
趣味:ギター演奏、読書、映画鑑賞、ショッピング
特技:歌、韓国語、麻雀
「PRODUCE48」第4話のKARA「マンマミーア!」のパフォーマンス時に見せた美貌が、日韓のネット上で一時騒然となるほど話題に。日々のファッションコーディネートを紹介するSNSは同性からの支持も厚く、NMB48内では吉田朱里を中心に結成した女子力満載なユニット「Queentet」の一員としても活躍している。
「ANDGEEBEE」情報
「ANDGEEBEE」では11月8日より公式通販にて村瀬プロデュース商品の販売をスタート。11月23日~2019年1月27日まで期間限定で渋谷109にポップアップショップをオープンする。
【Not Sponsored 記事】
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