松井愛莉「自分に自信がない」「満足しちゃったら終わり」…自然体さらけ出し“ハタチ”になる モデルプレスインタビュー
2016.12.26 08:00
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モデルで女優の松井愛莉が26日、20歳の誕生日を迎える。今回、モデルプレスでは誕生日を目前に控えた彼女にインタビューを実施。19歳の1年を振り返ってもらいながら、同日に発売する初のスタイルBOOK「ハタチ」の撮影秘話を語ってもらった。
初めて訪れた地・ニューヨークで行った撮影のテーマは“自活”。ひとりで街を歩き買い物をする姿や、ランジェリー姿で大人っぽい表情を浮かべる姿…。私服を取り入れたファッションはもちろん、少女から大人へ成長を遂げる彼女の様々な表情を見ることができる。
松井愛莉:すごく楽しかったです!結構撮影もバタバタしたんですけど、頑張ったおかげで1日オフができたので、コレクションを見に行ってお買い物もしました。
― 息抜きにもなったんですね。撮影はどうでしたか?
松井:今回、ニューヨークに1人で行って、1人で生活するっていう“自活”をテーマに撮影したんですけど、本当に1人で朝市に行って買い物したりしたんですよ。店員さんと英語で話して、なかなか伝わらなくて苦戦したり(笑)。それでお家に帰って来て料理したりとか。私服も持ち込んで衣装と合わせてスタイリングしたので、自分が好きなスタイルばかりですし、自然体な私が見られると思います。
松井:全然。日本でいつも撮って下さっているチームだったので、そこまで抵抗はなかったですね。ベッドに飛び込んでいるカットがお気に入りです。
松井:そうですね。『Ray』では甘めのガーリーなファッションを担当することが多いんですけど、私服はシンプルなスタイルが好きですね。
― きょうも私服だと伺いました。
松井:そうなんです。最近ハマっているレイヤードスタイルにしてみました。トップスはどっちも「G.V.G.V」で、パンツは「TOGA」です。最近、服の好みが変わってきて、元々シンプルが好きなんですけどモード系も好きになってきたので、私服に取り入れています。
松井:本当にそうなんです!やっぱり好きなものって似ちゃいますよね。なので、ちょっと柄のあるものを買ったりするんですけど、柄モノって1回着ると結構印象に残っちゃうから、あんまり頻繁に着られないじゃないですか。悩みが尽きない(笑)。
― わかります!「あの人、またあの服着てる」って思われたくないというか…。
松井:そう!それも嫌だし、でも可愛いし…。難しいですよね。だから最近は、シンプルだけど形が変わっているものとか、着てみて着心地がいいものを選ぶようになりました。やっぱりもうすぐ20歳になるし、洋服ももっと好きになってきたので、一着一着を大事にしたいなって。
松井:自分の感覚的にはそんなに変わらないんですけど、“20歳”って言葉だけでも10代とは全然印象が違うなと思うし、背筋が伸びる感じはあります。
― 19歳の1年を振り返って、一番思い出に残っていることはなんでしょうか?
松井:このスタイルブックの撮影でニューヨークに行けたことと、「東コレ(東京ファッション・ウィーク)」のショーに出られたことですね。モードなコレクションは初めてだったので不安もあったんですけど、すごく楽しかったです。
― では、20歳になったらしてみたいことはありますか?例えばお酒を飲んでみたいとか。
松井:そうだなぁ…。普通にお店でお酒を飲みながらご飯を食べるっていうのは、ちょっと憧れています。たまたま撮影でそういうシーンがあったんですけど、他の方はワイングラスを持っているのに、私だけストローが刺さったオレンジジュースだったんです。それがなんかすごい子供だなって思っていたので、やっと仲間入りができると思うと楽しみですね(笑)。
― 可愛いエピソードですね。お仕事面での目標はありますか?
松井:夢は大きく!今年「東コレ」に出られたので、今度は海外のコレンクションに出たいです。無理かな…とも思うんですけど、ひそかに頑張っていきたいです。
松井:かなり頑張らないと…!私、あんまり自分に自信が持てなくて。というか、何においても自信を持てることがまずないんです。撮影の後も、いつもマネージャーさんに「大丈夫だった?」って確認しちゃうくらい。怖すぎて聞けない時もありますけど(苦笑い)。
― そんな葛藤がありながら、目標を持ってお仕事を続けられているのはどうしてでしょうか?
松井:うーん。多分満足できることがないから。自分に満足しちゃったら終わりだなって思っているので、理想に近づけるように、地道に頑張っていきたいなと思っています。
― すごく素敵な考え方ですね。では、今回のスタイルブックの出来栄えには満足されていますか?
松井:そうですね。制作初期から関わらせていただいて、私服を取り入れたスタイリングとか、写真選びも一緒にさせてもらったり、自分の意見を取り入れた作品になったので、そういう面では前回の写真集(2015年3月に発売したファースト写真集)よりも満足行くものができたかなと思っています。ファッションだけじゃなく、メイクやヘアアレンジとか女の子に見てほしいページもたくさんありますし、今回、お母さんとの対談とかロングインタビューも収録されているんです。今まで、自分のことを話すのが恥ずかしかったり、言葉足らずなところがあって、語っているつもりでもきちんと語れていなかったなって。今回のスタイルブックを通じて、私の考えていることだったり好きなことだったり、いろんな素の部分が伝わればいいなと思っています。
― ありがとうございました。
大人びたルックスとは裏腹に、「自分に自信がない」と話す姿は控えめな19歳の“女の子”だった。しかし、「自分に満足しちゃったら終わり」と凛とした表情で語るその姿は、自分の仕事に誇りを持った“女性”へと変わっていた。
この1年、語彙を増やすために読書をし、コレクションのルックも欠かさずチェックしセンスを磨いていたそうだ。「最近、少しずつ自分の意見を言えるようになってきました。まだまだ足りないんですけど」とその成果をはにかみながら教えてくれた。
努力と経験を積み重ね、少しの自信を持って迎える20歳の1年は、さらなる飛躍の年になることだろう。(modelpress編集部)
初めてのニューヨークのこと
―初めてのニューヨークはいかがでしたか?
松井愛莉:すごく楽しかったです!結構撮影もバタバタしたんですけど、頑張ったおかげで1日オフができたので、コレクションを見に行ってお買い物もしました。
― 息抜きにもなったんですね。撮影はどうでしたか?
松井:今回、ニューヨークに1人で行って、1人で生活するっていう“自活”をテーマに撮影したんですけど、本当に1人で朝市に行って買い物したりしたんですよ。店員さんと英語で話して、なかなか伝わらなくて苦戦したり(笑)。それでお家に帰って来て料理したりとか。私服も持ち込んで衣装と合わせてスタイリングしたので、自分が好きなスタイルばかりですし、自然体な私が見られると思います。
― ランジェリーカットにも初挑戦されたと伺いました。抵抗はなかったですか?
松井:全然。日本でいつも撮って下さっているチームだったので、そこまで抵抗はなかったですね。ベッドに飛び込んでいるカットがお気に入りです。
ファッションのこと
― Instagramで公開されている私服コーディネートもオシャレと評判ですよね。『Ray』とはまた違った印象で素敵です。松井:そうですね。『Ray』では甘めのガーリーなファッションを担当することが多いんですけど、私服はシンプルなスタイルが好きですね。
― きょうも私服だと伺いました。
松井:そうなんです。最近ハマっているレイヤードスタイルにしてみました。トップスはどっちも「G.V.G.V」で、パンツは「TOGA」です。最近、服の好みが変わってきて、元々シンプルが好きなんですけどモード系も好きになってきたので、私服に取り入れています。
― シンプルなスタイルが好きだとつい同じようなものばっかり買っちゃいませんか?
松井:本当にそうなんです!やっぱり好きなものって似ちゃいますよね。なので、ちょっと柄のあるものを買ったりするんですけど、柄モノって1回着ると結構印象に残っちゃうから、あんまり頻繁に着られないじゃないですか。悩みが尽きない(笑)。
― わかります!「あの人、またあの服着てる」って思われたくないというか…。
松井:そう!それも嫌だし、でも可愛いし…。難しいですよね。だから最近は、シンプルだけど形が変わっているものとか、着てみて着心地がいいものを選ぶようになりました。やっぱりもうすぐ20歳になるし、洋服ももっと好きになってきたので、一着一着を大事にしたいなって。
20歳になること
― お話にも出ましたが、もうすぐ20歳のお誕生日ですね。今はどんなお気持ちですか?松井:自分の感覚的にはそんなに変わらないんですけど、“20歳”って言葉だけでも10代とは全然印象が違うなと思うし、背筋が伸びる感じはあります。
― 19歳の1年を振り返って、一番思い出に残っていることはなんでしょうか?
松井:このスタイルブックの撮影でニューヨークに行けたことと、「東コレ(東京ファッション・ウィーク)」のショーに出られたことですね。モードなコレクションは初めてだったので不安もあったんですけど、すごく楽しかったです。
― では、20歳になったらしてみたいことはありますか?例えばお酒を飲んでみたいとか。
松井:そうだなぁ…。普通にお店でお酒を飲みながらご飯を食べるっていうのは、ちょっと憧れています。たまたま撮影でそういうシーンがあったんですけど、他の方はワイングラスを持っているのに、私だけストローが刺さったオレンジジュースだったんです。それがなんかすごい子供だなって思っていたので、やっと仲間入りができると思うと楽しみですね(笑)。
― 可愛いエピソードですね。お仕事面での目標はありますか?
松井:夢は大きく!今年「東コレ」に出られたので、今度は海外のコレンクションに出たいです。無理かな…とも思うんですけど、ひそかに頑張っていきたいです。
夢を追いかけること
― 海外のコレクションで歩く松井さん、ぜひ見てみたいです!松井:かなり頑張らないと…!私、あんまり自分に自信が持てなくて。というか、何においても自信を持てることがまずないんです。撮影の後も、いつもマネージャーさんに「大丈夫だった?」って確認しちゃうくらい。怖すぎて聞けない時もありますけど(苦笑い)。
― そんな葛藤がありながら、目標を持ってお仕事を続けられているのはどうしてでしょうか?
松井:うーん。多分満足できることがないから。自分に満足しちゃったら終わりだなって思っているので、理想に近づけるように、地道に頑張っていきたいなと思っています。
― すごく素敵な考え方ですね。では、今回のスタイルブックの出来栄えには満足されていますか?
松井:そうですね。制作初期から関わらせていただいて、私服を取り入れたスタイリングとか、写真選びも一緒にさせてもらったり、自分の意見を取り入れた作品になったので、そういう面では前回の写真集(2015年3月に発売したファースト写真集)よりも満足行くものができたかなと思っています。ファッションだけじゃなく、メイクやヘアアレンジとか女の子に見てほしいページもたくさんありますし、今回、お母さんとの対談とかロングインタビューも収録されているんです。今まで、自分のことを話すのが恥ずかしかったり、言葉足らずなところがあって、語っているつもりでもきちんと語れていなかったなって。今回のスタイルブックを通じて、私の考えていることだったり好きなことだったり、いろんな素の部分が伝わればいいなと思っています。
― ありがとうございました。
大人びたルックスとは裏腹に、「自分に自信がない」と話す姿は控えめな19歳の“女の子”だった。しかし、「自分に満足しちゃったら終わり」と凛とした表情で語るその姿は、自分の仕事に誇りを持った“女性”へと変わっていた。
この1年、語彙を増やすために読書をし、コレクションのルックも欠かさずチェックしセンスを磨いていたそうだ。「最近、少しずつ自分の意見を言えるようになってきました。まだまだ足りないんですけど」とその成果をはにかみながら教えてくれた。
努力と経験を積み重ね、少しの自信を持って迎える20歳の1年は、さらなる飛躍の年になることだろう。(modelpress編集部)
松井愛莉(まつい・あいり)プロフィール
1996年12月26日生まれ。2009年に新潮社『ニコラ』のモデルオーディションでグランプリを獲得し、専属モデルとしてデビュー。2010年4月には、小中学生で結成された女性アイドルグループ「さくら学院」の第1期生に抜てきされ、2012年3月までメンバーとして活躍。2013年、結婚情報誌『ゼクシィ』の6代目CMガールを務め、注目を集める。同年、「第92回全国高等学校サッカー選手権大会」の応援マネージャーにも起用され、ドラマ『山田くんと7人の魔女』で女優デビュー。2014年10月号から主婦の友社『Ray』の専属モデルを務め、現在はモデル・女優としてマルチに活動中。
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