NHK連続テレビ小説に出演中の「あさが来た」に小芝風花(C)NHK

“波瑠の娘役”小芝風花、朝ドラデビューで芽生えた決意 ヒロインオーディションでは「最終で落ちてしまって…」 モデルプレスインタビュー

2016.02.01 08:15

女優の小芝風花(18)がモデルプレスのインタビューに応じた。現在放送中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」(総合テレビにて月~土曜・あさ8時~ほか)に、ヒロイン・波瑠演じるあさの長女・白岡千代役でレギュラー出演中の小芝は、初となる朝ドラ出演への思いや、現場でのエピソードを明かした。

2012年7月にフジテレビ系連続ドラマ「息もできない夏」でデビューし、2014年3月には実写映画「魔女の宅急便」でキキ役に抜擢されたことで、大きな話題を呼んだ小芝。その後も天真爛漫で愛らしいキャラクターで人気を得ながら、順調にキャリアを積み、朝ドラデビューを果たした。

朝ドラ初出演に意気込み

― 連続テレビ小説「あさが来た」へのレギュラー出演が決まったとき、どのようなことを思いましたか?

小芝:すごく嬉しかったです。最初はヒロインのオーディションを受けていたんですが、最終で落ちてしまって、とても悔しかったのですが、波瑠さんがあさ役に決まったと聞いたとき「あぁ、あさにぴったりだな」と思って、「私もいつかは…」と思い、次頑張ろうと思ったときに千代役でお話をいただいたんです。本当に嬉しかったですし、この子を千代役にしてよかったと思って頂けるように全力で頑張りたいなと思いました

― 小芝さんが演じる千代はどのようなキャラクターでしょうか?

小芝:私は14歳になった千代から演じさせていただくのですが、最初はお母ちゃんにものすごく反発しています。もしかしたら観て下さっている皆さんは、「親の気持ちも分からんと…!」と思われるかもしれません(笑)。でも、ただ反発しているのではなく、小さい頃から、仕事に行くお母ちゃんの背中を見て育った千代の寂しさ、もっとお母ちゃんに私を見て欲しいと、お母ちゃんを求めているのに、素直になれなくて、お母ちゃんを見るとついつい反抗してしまう、女の子の思春期ならではの複雑な気持ちを表現出来るように頑張りたいと思っています。

― 初出演となる朝ドラですが、現場の雰囲気などはいかがですか?

小芝:毎日が楽しいです!最初は、途中から参加させていただくので不安もありましたし、今まで皆さんが作り上げてきた「あさが来た」の世界観や空気感にスッと入っていけるかな…?と少しドキドキしていたのですが、いざ撮影に入ってみると、監督や共演者の皆さんとお話できる時間が沢山あって、役について相談に乗っていただくなど、アドバイスをいただきながら撮影に臨むのがすごく楽しくて、毎日刺激を受けています。

小芝風花(C)NHK
小芝風花(C)NHK

波瑠&宮崎あおいとの共演エピソード

― とても充実しているようですね。母親役となる波瑠さんの印象やエピソードを教えてください。

小芝:あるスタッフさんから聞いたのですが、波瑠さんは、私が演じる千代が、お母ちゃんに反発している所から始まるので、距離をとった方がいいのか、役を気にせず話していいのか、悩まれていたらしいのですが、あるシーンで親子の距離がグッと縮まるところがありまして、そこのタイミングに合わせて波瑠さんがすごく歩み寄って下さったんです。そのときに「うわぁ、お母ちゃんだ!」と役と自分の気持ちがリンクしたところがあったんです。いろいろ考えて下さっているんだなと感じて、すごく嬉しかったです。

― ほかの共演者の方とはいかがですか?

小芝:はつ役の宮崎あおいさん(※「崎」は正式には「たつさき」)が、休憩中にいつも刺繍をなさっていて、その作品が本当に可愛いんです。私も刺繍がしたくなって相談すると、宮崎さんが刺繍で飾り付けた可愛い手提げ袋と、刺繍に必要な道具をプレゼントして下さったんです。それがすごく嬉しくて、私も宮崎さんと一緒に刺繍がしたくて、東京に戻ってからすぐに刺繍の本を買って今猛勉強中です。

小芝風花(C)NHK
小芝風花(C)NHK

小芝風花が語る夢を叶える秘訣

― 最後に、小芝さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。

小芝:昔、母に教えてもらった言葉があって「1.夢に向かって努力すること」「2.夢を諦めないこと」「3.成功した自分を想像すること」、この言葉が私の座右の銘です。言葉で言うのは簡単でも、努力や諦めない心って実行するのはなかなか大変だと思います。そういう行き詰まったときに、成功した自分を想像する。そうするとまた自然に頑張れるんです。あとは何と言っても、楽しむことが1番です。

― ありがとうございました。

同作のヒロインオーディションでは、惜しくも最終選考で落選してしまったという秘話を明かしてくれた小芝。しかし、主人公・あさの長女役という重要な役どころを射止め、朝ドラデビューを果たした。注目の朝ドラで、今後どのように小芝が存在感を放っていくのか、物語の展開とともに期待が高まる。(modelpress編集部)

小芝風花(C)NHK
小芝風花(C)NHK

小芝風花(こしば・ふうか)プロフィール

生年月日:1997年4月16日
出身地:大阪府
血液型:A型
身長:156cm
趣味:お菓子作り
特技:フィギュアスケート

2011年「ガールズオーディション」でグランプリを獲得。2012年7月にフジテレビ系連続ドラマ「息もできない夏」でデビュー。2014年3月公開の映画「魔女の宅急便」でスクリーンデビューにして初主演を果たし、一躍注目を浴びる。2015年2月には、第57回ブルーリボン賞新人賞を受賞。2015年10月にはDステ17th「夕陽伝」にて舞台初出演を果たす。2016年1月より、NHK連続テレビ小説「あさが来た」に主人公・あさの長女である白岡千代役で出演。
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