DISH//「今、本気で突っ走らないと」エンジン全開で駆け抜ける日々&夏の思い出 モデルプレスインタビュー
2015.11.04 08:00
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4人組ダンスロックバンド・DISH//がモデルプレスのインタビューに応じた。
2011年のメジャーデビュー以降、ダンス、バンド生演奏、寸劇などを取り入れたエンターテイメントにとんだライブが話題を呼び、今年1月1日には念願の単独日本武道館ライブを実現。また、来年の1月1・2日にも日本武道館公演を開催することが決定しており、その勢いを増し続けているDISH//。
今回のインタビューは、11月4日に発売される7枚目の新曲『俺たちルーキーズ』が、テレビ東京系連続ドラマ「釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」(毎週金曜よる8時)の主題歌に決定したドッキリ会見の翌日に実施。「(ドラマ主題歌を担当することは)夢のひとつだった」という興奮冷めやらぬ彼らの心境や、楽曲への思い、そしてこの夏の思い出などについて語ってもらった。
全員:いやー…落ち着きました!ようやく落ち着きましたね(笑)!
To-i:とりあえず家に帰って、母親に自慢して。
― お母様はなんと仰っていましたか?
To-i:「わぁすごい!私(釣りバカ日誌)大好きだもん!」って言ってました(笑)。
RYUJI:僕も1日経ってようやく状況が把握できてきた感じです。今日、ニュースを見たりして「あ、本当にすごいことが起きてたんだな」って改めて実感したという部分は大きいですね。
― 毎週テレビで流れるのが楽しみですね。『俺たちルーキーズ』は、昨年発売した5thシングル『変顔でバイバイ!!』ぶりに、氣志團さんに楽曲を提供していただいているんですね。
TAKUMI:そうなんです。初めて書いていただいた『変顔でバイバイ!!』という曲も、「きっと楽しく書いて下さったんだろうな」というのがすごく伝わってきたんですけど、今回の楽曲にも氣志團さんらしい思いが詰まっていて、僕達も楽しくレコーディングできました。アップテンポで宴会ソングっぽいところもあって、誰が聞いても楽しめる曲になっていると思います。
TAKUMI:レコーディングの時は、皆さんお忙しくて来ていただくことはできなかったので、9月に出演させていただいた「氣志團万博」でお会いした時に、皆で「楽曲提供、ありがとうございました!」と伝えました。
― 氣志團の皆さんはどんな反応を?
TAKUMI:「こちらこそ光栄です!」みたいなことを仰ってくれました(笑)。本当にお優しい方々なんです。
― 楽曲提供以来、交流はあるんですか?
MASAKI:以前、ライブを観に行かせていただいた時にご挨拶させていただきました。
To-i:でも、その時は緊張して何も喋れなかったです(苦笑)。毎回、「絶対に今回は喋ろうね!」って言ってるのに、「よろしくお願いします…」ぐらいしか言えないんです。緊張しちゃって…。
To-i:ありがとうございます!僕達は“ダンスロックバンド”という誰も歩んだことのない道を進んでいるんですけど、僕達のはるか先に氣志團さんがいるような感じもあるんです。
― たしかに!枠にとらわれないエンターテイメント性が強い点はよく似ていますね。
To-i:なので、氣志團さんがやっていることから刺激をいただくことは多いですし、ライブでの曲の魅せ方とかたくさん学ばせてもらってます。
TAKUMI:最後の「NANANA~♪」のところです。これは完全に氣志團さんというか、DJ OZMAさんの『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』から来ているので、それを僕らの曲に入れて下さったというのはすごく嬉しかったですね。「あ、氣志團さんとDISH//がコラボしてるな!」と改めて思いました。
MASAKI:振り付けも「NANANA~♪」のところは、手を広げて横に動かすんです。「氣志團万博」で初披露させていただいた時も、初披露だったにもかかわらず観客の皆さんも一緒にやってくれて僕らもすごく楽しかったです。
To-i:あれは嬉しかったね!初披露から盛り上がることって中々ないので。サビの「回せ回せ~♪」のところも、全員でタオルを回す振りになっていて、初めて見る方も盛り上がりやすいと思うので、この曲と一緒に各地を回って皆さんの反応を見るのが楽しみです。
TAKUMI:うーん…。今までたっくさん挑戦してきたので…(笑)。
To-i:逆に何に挑戦しようか…(笑)。
― たしかに常に新しいことに挑戦されていらっしゃるイメージがあります。
TAKUMI:今年の武道館公演ではピアノに挑戦したので、来年も楽器なのか。来年の武道館はタイトルが『4 MONKEY MAGIC』なので、イリュージョン系なのか。僕らの中でも色々と考えているところです。
― 武道館公演のイメージは固まってきているんでしょうか?
MASAKI:また、チャレンジ企画をやろうかなと考えています。
TAKUMI:今回はちょっと自発的に僕達からやろうかなって。
― そうなんですね。普段はスタッフさんから提案されることも多いんですか?
TAKUMI:いや、考えていただいているというか…「やれ!」って(笑)。
全員:(笑)
MASAKI:ピアノの連弾も、本当にドッキリで知らされてやったんですよ。
To-i:そう!ライブ中に知らされたので、「いや、ちょっと…」とは言えないし…。「やります!」って言うしかないんですよ(笑)。だから、皆本当にたくさん練習して、本番では聞いたことのないような大きな歓声と拍手をいただきました。
TAKUMI:もう発表会だったもんね(笑)!
To-i:初めてピアノを弾く俺ら息子が、1万人の親の前で披露する発表会っていう感じです。緊張感もすごかったですね。
― 普段から様々なことに挑戦されている皆さんでも、初めてのことを披露するときは緊張するんですか?
全員:しますね!
To-i:ピアノは特に緊張したよね。
RYUJI:ちょっと間違えたらすぐわかるから。
To-i:しかも、本番までの練習の中で“すごく良かった”っていう回がなかったんですよ。だから、「もう勢いで行くしかないよね」って言っていた本番が一番良くて。あの時の気持ちよさはすごかったですね。
― それはすごいですね!じゃあ、今年もそういったミラクルを起こすために、スタッフさんが何かドッキリ企画を考えていらっしゃるかもしれませんね?
全員:いやー…(苦笑)。当分ドッキリは…。
To-i:でも、大きいライブでドッキリをたくさん仕掛けられてきたので、逆にないと「あっ、今日ないんだ」ってシュンとしてしまう部分もあります(笑)。
TAKUMI:わかる。ライブ中、終始どっかに「いつか来る、いつか来る」って思ってる(笑)。
RYUJI:MCが入る瞬間とかね。
To-i:いつかサイレンが鳴るんじゃないか…って。「ウウーン」って(笑)。
To-i:そのはずなんですけど、色んな方向から来るんですよ!色んな方向から攻めてくる!
MASAKI:本当に。今回(ドラマ主題歌決定)のは新しかったよね!
TAKUMI:まったく予想つかなかった。
To-i:部屋に入った時から「この感じはすげぇやつだな」って雰囲気で。僕達のメジャーデビューが決定した時の発表もドッキリだったので、その時の衝撃も忘れられないんですけど、今回のもひたすらすごかったです。
To-i:そうですね。
TAKUMI:あんなに驚いたのは、そうかもね。
RYUJI:ないよね。
TAKUMI:でも、武道館やるって発表されたときも結構驚いたよね。
To-i:なんだかんだ毎回ビビってる!
全員:ビビってる(笑)!
MASAKI:ドッキリに対して体制ついてるとか言いながら、ドッキリ仕掛けられたら絶対驚きます(笑)。
― 皆さん素直なんですね。
TAKUMI:そうですね。僕ら、仕掛け甲斐があるのかもしれない(笑)。
To-i:毎回言ってるもんね。「今回1番すごい」って。
― そうすると、仕掛ける側も「今回はどれくらい驚いてくれるだろう」と楽しくなっているのかもしれないですね。
To-i:いやー、もうひやひやしてますよ(笑)。
To-i:泊まってはいないんですけど、海には行きました。で、浅瀬に入ってエイを見ました(笑)!
MASAKI:仕事で海に行くことがあって、スタッフさんと合流前メンバーだけ早く集まって皆で海に行って、パーッと遊びました。パーッと遊んで、エイを見ました(笑)。
― 1番の思い出は、エイを見たことなんですね(笑)。
To-i:あとはペットボトルを切ってバケツ代わりにして、磯に小さいカニがいるじゃないですか?あのカニを何匹捕まえられるかっていうのを、MASAKIと一緒にやってました。「いっぱい集まったねー、じゃあ逃がそっか」って(笑)。
MASAKI:そう。(小さなカニに向けて)ありがとう!って(笑)。
To-i:本当は違う日に泊まりで遊びに行く予定で、コテージの予約を取っていたんです。コテージか普通のホテルの部屋か悩んだりしてね。
MASAKI:「コテージだったら“俺ら4人だけの家”みたいじゃん!」とか言って。
TAKUMI:超ニヤニヤしながらね(笑)。
To-i:じゃあ「温泉付きの一番広い部屋にしようぜ!」ってなって、大盛り上がりだったんですけど、結局仕事で行けなくて。キャンセルして、家にキャンセル料の請求書が届くっていう…(苦笑)。
― そこまで手配したのに、キャンセルなんて残念でしたね。
TAKUMI:キャンセル料を割り勘するときの俺らの顔と言ったら…もう(笑)。
― 切ないですね。これからリベンジできそうなタイミングはないですか?
TAKUMI:武道館までは難しいかなぁ。まあ、来年の夏こそは…!
全員:これ毎年言ってるー(笑)!
TAKUMI:あ、冬?
RYUJI:冬、一番忙しいじゃん(笑)。
TAKUMI:春休み!?
To-i:そうそうそう!春とか。
TAKUMI:学校卒業するしね、俺ら。(MASAKIと顔を見合わせる)
MASAKI:あ、卒業旅行連れてってよ!
TAKUMI&MASAKI:イエーイ(拍手)!!
RYUJI:俺らしてもらってないのに(笑)?
TAKUMI:卒業はやっぱりおめでたいことだもんね。
To-i:わかった。じゃあ、皆で祝おう!
RYUJI:遅れたけど、俺らも卒業旅行ってこと(笑)?
To-i:あ!10代卒業だ、俺!
TAKUMI:だから20歳になったということで、年下を旅行に連れて行くと(笑)。
To-i:こいつら、俺に「20歳になるんだからお年玉ちょうだいよ」って言ってくるんですよ!
TAKUMI&MASAKI:1000円でいいから(笑)。
To-i: 図々しいやつらだな!
― では、TAKUMIさんとMASAKIさんはTo-iさんからぜひ卒業旅行をプレゼントしていただいて…(笑)。
TAKUMI:そうですね、してくれると思います。優しいから!
MASAKI:優しい大人の仲間入りなんで(笑)。
RYUJI:いきなりすごい出費だね。
To-i:仕事柄さ、休みの日とか他の人より特殊じゃん?だから…
TAKUMI:(話を遮り小さな声で)アメリカ?アメリカ?
RYUJI:なんで今の流れでアメリカなんだよ(笑)。よくわかんないよ。
To-i:俺、今、近場の富士急とか言おうとしたよ?
TAKUMI:ハワイだ!
― いいですね!皆さんで海外に行かれたことはあるんですか?
全員:仕事ではあります。
To-i:ロサンゼルスと台湾とタイに行きました。
― では、プライベートでハワイへ?
RYUJI:行きたいですね。
TAKUMI:To-iが連れてってくれたら行けるじゃん。
RYUJI:さすがっす(笑)!先輩!
TAKUMI&MASAKI:お兄さん!お兄さん!
― To-iさんに熱い視線が注がれていますが…(笑)。
To-i:二十歳祝いは、まずもらわなきゃ。
TAKUMI:ご飯は奢るよ。牛丼でいい?
To-i:牛丼かよ(笑)!いやー、でもハワイ行きたいね。来年行けるのか?
TAKUMI:いやー、行けないわ…。もっと頑張らなきゃ!
MASAKI:再来年あたり!
― では、再来年のハワイを目標に?
TAKUMI:みんなが20歳以上になったら、行けるかもしれないね。
To-i:僕達、横浜スタジアムでのライブをずっと目標にしてきているので、仕 事の目標は横浜スタジアム、プライベートの目標は4人でハワイ!
全員:いいねー!
To-i:それを仕事とプライベートの目標にしよう。
TAKUMI:目標は高く!
To-i:ハワイ行くために頑張ろう!
― スケールも一気に大きくなりましたね。
To-i:そうですね。コテージから富士急に、富士急からハワイに(笑)。
RYUJI:いいね!頑張ろう!
To-i:行こう!3泊4日で。
― 結構、弾丸なんですね(笑)。
To-i:キツキツで(笑)。
MASAKI:結成当時から武道館は夢の場所だったので、今年初めてやらせていただいた時はすごく感動したんです。もちろん緊張もあったし、涙を流すメンバーもいたりしたんですけど、すごく楽しいライブでした。なので、来年の武道館は、もっともっと楽しめる要素を入れて、笑顔の溢れる、おもちゃ箱をひっくり返したようなライブにしたいなと思います。
To-i:ドラマの主題歌になって、色んな方に注目していただけると思うので、主題歌から僕達の存在を知った方にも、今までスラッシャーでいた方にも、楽しんでもらえるようなライブを作ろうと思っています。「どうなるんだろう?」という不安はいりません。“期待”と“騒ぐ”という気持ちだけを持って来てもらえれば、必ず最高のものをお見せします!
To-i:ひたすら口に出す。友達にも、独り言でも、色んなところで言っちゃうくらいの勢いで口に出し続けるというのは大事だなと思います。
TAKUMI:夢って、1人でも追うことはできるだろうし、もしかしたら叶うかもしれないけど、やっぱ周りの力ってすごく大事ですよね。一緒に頑張ってくれるメンバーと、それを支えてくれるスタッフさんや家族とか、周りの力も借りながら自分の力を信じていけば、きっと夢を掴めるんじゃないかな。
MASAKI:夢を大きく持って、その夢に対して自信を持つこと。「大きい夢だから、これは叶えられないんじゃないかな?」とか、そういう消極的な気持ちが夢を掴むチャンスを遠ざけていると思うので、大きくても、小さくても、その夢に対して自信を持つことが大事だなと思います。
RYUJI:MASAKIと似ているんですけど、ネガティブな気持ちにはならないことかな。いつでも前を向いて、絶対に叶えてやるんだという強い気持ちで努力していけば絶対に叶うものだと思うので、強く願うことですかね。
― ありがとうございました。
早朝からの取材だったにもかかわらず、常に笑顔が耐えない4人。わちゃわちゃとハイテンションで夏の思い出を語ったかと思えば、真剣な表情で今後の夢を語る。「僕らは誰も歩んだことのない道を進んでいる」。そうTo-iが話したように、“ダンスロックバンド”という新たな道をともに歩む4人の絆は強固なものだろう。「今、本気で突っ走らないでいつ突っ走るんだ」。またひとつ夢を叶えた彼らの勢いはまだまだ止まらない。(modelpress編集部)
今回のインタビューは、11月4日に発売される7枚目の新曲『俺たちルーキーズ』が、テレビ東京系連続ドラマ「釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」(毎週金曜よる8時)の主題歌に決定したドッキリ会見の翌日に実施。「(ドラマ主題歌を担当することは)夢のひとつだった」という興奮冷めやらぬ彼らの心境や、楽曲への思い、そしてこの夏の思い出などについて語ってもらった。
初のドラマ主題歌、氣志團が楽曲提供
― まずは初のドラマ主題歌決定、おめでとうございます!発表から一夜明けて、心境はいかがですか?落ち着きましたか?全員:いやー…落ち着きました!ようやく落ち着きましたね(笑)!
To-i:とりあえず家に帰って、母親に自慢して。
― お母様はなんと仰っていましたか?
To-i:「わぁすごい!私(釣りバカ日誌)大好きだもん!」って言ってました(笑)。
RYUJI:僕も1日経ってようやく状況が把握できてきた感じです。今日、ニュースを見たりして「あ、本当にすごいことが起きてたんだな」って改めて実感したという部分は大きいですね。
― 毎週テレビで流れるのが楽しみですね。『俺たちルーキーズ』は、昨年発売した5thシングル『変顔でバイバイ!!』ぶりに、氣志團さんに楽曲を提供していただいているんですね。
TAKUMI:そうなんです。初めて書いていただいた『変顔でバイバイ!!』という曲も、「きっと楽しく書いて下さったんだろうな」というのがすごく伝わってきたんですけど、今回の楽曲にも氣志團さんらしい思いが詰まっていて、僕達も楽しくレコーディングできました。アップテンポで宴会ソングっぽいところもあって、誰が聞いても楽しめる曲になっていると思います。
「僕達のはるか先に氣志團がいる」
― ちなみに、レコーディングの時に綾小路翔さんや氣志團メンバーの皆さんからアドバイスをいただいたりは?
TAKUMI:レコーディングの時は、皆さんお忙しくて来ていただくことはできなかったので、9月に出演させていただいた「氣志團万博」でお会いした時に、皆で「楽曲提供、ありがとうございました!」と伝えました。
― 氣志團の皆さんはどんな反応を?
TAKUMI:「こちらこそ光栄です!」みたいなことを仰ってくれました(笑)。本当にお優しい方々なんです。
― 楽曲提供以来、交流はあるんですか?
MASAKI:以前、ライブを観に行かせていただいた時にご挨拶させていただきました。
To-i:でも、その時は緊張して何も喋れなかったです(苦笑)。毎回、「絶対に今回は喋ろうね!」って言ってるのに、「よろしくお願いします…」ぐらいしか言えないんです。緊張しちゃって…。
― 次こそは、ですね(笑)。『俺たちルーキーズ』は、DISH//の皆さんの明るいイメージとすごくマッチした、聞くだけで元気が出るような曲ですね。
To-i:ありがとうございます!僕達は“ダンスロックバンド”という誰も歩んだことのない道を進んでいるんですけど、僕達のはるか先に氣志團さんがいるような感じもあるんです。
― たしかに!枠にとらわれないエンターテイメント性が強い点はよく似ていますね。
To-i:なので、氣志團さんがやっていることから刺激をいただくことは多いですし、ライブでの曲の魅せ方とかたくさん学ばせてもらってます。
盛り上がりポイントを紹介
― 今回の楽曲の中で、お気に入りの歌詞はありますか?
TAKUMI:最後の「NANANA~♪」のところです。これは完全に氣志團さんというか、DJ OZMAさんの『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』から来ているので、それを僕らの曲に入れて下さったというのはすごく嬉しかったですね。「あ、氣志團さんとDISH//がコラボしてるな!」と改めて思いました。
MASAKI:振り付けも「NANANA~♪」のところは、手を広げて横に動かすんです。「氣志團万博」で初披露させていただいた時も、初披露だったにもかかわらず観客の皆さんも一緒にやってくれて僕らもすごく楽しかったです。
To-i:あれは嬉しかったね!初披露から盛り上がることって中々ないので。サビの「回せ回せ~♪」のところも、全員でタオルを回す振りになっていて、初めて見る方も盛り上がりやすいと思うので、この曲と一緒に各地を回って皆さんの反応を見るのが楽しみです。
恒例化?ドッキリの裏側「毎回ビビってる!」
― DISH//の皆さんも、デビューして間もない“ルーキー”だと思うんですが、タイトルの『俺たちルーキーズ』にちなんで、今だから挑戦したいことは何かありますか?TAKUMI:うーん…。今までたっくさん挑戦してきたので…(笑)。
To-i:逆に何に挑戦しようか…(笑)。
― たしかに常に新しいことに挑戦されていらっしゃるイメージがあります。
TAKUMI:今年の武道館公演ではピアノに挑戦したので、来年も楽器なのか。来年の武道館はタイトルが『4 MONKEY MAGIC』なので、イリュージョン系なのか。僕らの中でも色々と考えているところです。
― 武道館公演のイメージは固まってきているんでしょうか?
MASAKI:また、チャレンジ企画をやろうかなと考えています。
TAKUMI:今回はちょっと自発的に僕達からやろうかなって。
― そうなんですね。普段はスタッフさんから提案されることも多いんですか?
TAKUMI:いや、考えていただいているというか…「やれ!」って(笑)。
全員:(笑)
MASAKI:ピアノの連弾も、本当にドッキリで知らされてやったんですよ。
To-i:そう!ライブ中に知らされたので、「いや、ちょっと…」とは言えないし…。「やります!」って言うしかないんですよ(笑)。だから、皆本当にたくさん練習して、本番では聞いたことのないような大きな歓声と拍手をいただきました。
TAKUMI:もう発表会だったもんね(笑)!
― 発表会?
To-i:初めてピアノを弾く俺ら息子が、1万人の親の前で披露する発表会っていう感じです。緊張感もすごかったですね。
― 普段から様々なことに挑戦されている皆さんでも、初めてのことを披露するときは緊張するんですか?
全員:しますね!
To-i:ピアノは特に緊張したよね。
RYUJI:ちょっと間違えたらすぐわかるから。
To-i:しかも、本番までの練習の中で“すごく良かった”っていう回がなかったんですよ。だから、「もう勢いで行くしかないよね」って言っていた本番が一番良くて。あの時の気持ちよさはすごかったですね。
― それはすごいですね!じゃあ、今年もそういったミラクルを起こすために、スタッフさんが何かドッキリ企画を考えていらっしゃるかもしれませんね?
全員:いやー…(苦笑)。当分ドッキリは…。
To-i:でも、大きいライブでドッキリをたくさん仕掛けられてきたので、逆にないと「あっ、今日ないんだ」ってシュンとしてしまう部分もあります(笑)。
TAKUMI:わかる。ライブ中、終始どっかに「いつか来る、いつか来る」って思ってる(笑)。
RYUJI:MCが入る瞬間とかね。
To-i:いつかサイレンが鳴るんじゃないか…って。「ウウーン」って(笑)。
― ドッキリに対して身構える体制が身についているんですね(笑)。
To-i:そのはずなんですけど、色んな方向から来るんですよ!色んな方向から攻めてくる!
MASAKI:本当に。今回(ドラマ主題歌決定)のは新しかったよね!
TAKUMI:まったく予想つかなかった。
To-i:部屋に入った時から「この感じはすげぇやつだな」って雰囲気で。僕達のメジャーデビューが決定した時の発表もドッキリだったので、その時の衝撃も忘れられないんですけど、今回のもひたすらすごかったです。
― じゃあ今回のはメジャーデビュー決定以来の驚き?
To-i:そうですね。
TAKUMI:あんなに驚いたのは、そうかもね。
RYUJI:ないよね。
TAKUMI:でも、武道館やるって発表されたときも結構驚いたよね。
To-i:なんだかんだ毎回ビビってる!
全員:ビビってる(笑)!
MASAKI:ドッキリに対して体制ついてるとか言いながら、ドッキリ仕掛けられたら絶対驚きます(笑)。
― 皆さん素直なんですね。
TAKUMI:そうですね。僕ら、仕掛け甲斐があるのかもしれない(笑)。
To-i:毎回言ってるもんね。「今回1番すごい」って。
― そうすると、仕掛ける側も「今回はどれくらい驚いてくれるだろう」と楽しくなっているのかもしれないですね。
To-i:いやー、もうひやひやしてますよ(笑)。
夏の思い出&仲良しプライベートトーク
― では、プライベートなお話も聞いていきたいと思います。以前のインタビューの時には、この夏皆さんで旅行に行きたいと仰っていましたが、実現できましたか?To-i:泊まってはいないんですけど、海には行きました。で、浅瀬に入ってエイを見ました(笑)!
MASAKI:仕事で海に行くことがあって、スタッフさんと合流前メンバーだけ早く集まって皆で海に行って、パーッと遊びました。パーッと遊んで、エイを見ました(笑)。
― 1番の思い出は、エイを見たことなんですね(笑)。
To-i:あとはペットボトルを切ってバケツ代わりにして、磯に小さいカニがいるじゃないですか?あのカニを何匹捕まえられるかっていうのを、MASAKIと一緒にやってました。「いっぱい集まったねー、じゃあ逃がそっか」って(笑)。
MASAKI:そう。(小さなカニに向けて)ありがとう!って(笑)。
To-i:本当は違う日に泊まりで遊びに行く予定で、コテージの予約を取っていたんです。コテージか普通のホテルの部屋か悩んだりしてね。
MASAKI:「コテージだったら“俺ら4人だけの家”みたいじゃん!」とか言って。
TAKUMI:超ニヤニヤしながらね(笑)。
To-i:じゃあ「温泉付きの一番広い部屋にしようぜ!」ってなって、大盛り上がりだったんですけど、結局仕事で行けなくて。キャンセルして、家にキャンセル料の請求書が届くっていう…(苦笑)。
― そこまで手配したのに、キャンセルなんて残念でしたね。
TAKUMI:キャンセル料を割り勘するときの俺らの顔と言ったら…もう(笑)。
― 切ないですね。これからリベンジできそうなタイミングはないですか?
TAKUMI:武道館までは難しいかなぁ。まあ、来年の夏こそは…!
全員:これ毎年言ってるー(笑)!
プライベート旅行計画からまさかの展開に?
To-i:逆にさ、夏に行くっていう考えをやめればいいんじゃないの?TAKUMI:あ、冬?
RYUJI:冬、一番忙しいじゃん(笑)。
TAKUMI:春休み!?
To-i:そうそうそう!春とか。
TAKUMI:学校卒業するしね、俺ら。(MASAKIと顔を見合わせる)
MASAKI:あ、卒業旅行連れてってよ!
TAKUMI&MASAKI:イエーイ(拍手)!!
RYUJI:俺らしてもらってないのに(笑)?
TAKUMI:卒業はやっぱりおめでたいことだもんね。
To-i:わかった。じゃあ、皆で祝おう!
RYUJI:遅れたけど、俺らも卒業旅行ってこと(笑)?
To-i:あ!10代卒業だ、俺!
TAKUMI:だから20歳になったということで、年下を旅行に連れて行くと(笑)。
To-i:こいつら、俺に「20歳になるんだからお年玉ちょうだいよ」って言ってくるんですよ!
TAKUMI&MASAKI:1000円でいいから(笑)。
To-i: 図々しいやつらだな!
― では、TAKUMIさんとMASAKIさんはTo-iさんからぜひ卒業旅行をプレゼントしていただいて…(笑)。
TAKUMI:そうですね、してくれると思います。優しいから!
MASAKI:優しい大人の仲間入りなんで(笑)。
RYUJI:いきなりすごい出費だね。
To-i:仕事柄さ、休みの日とか他の人より特殊じゃん?だから…
TAKUMI:(話を遮り小さな声で)アメリカ?アメリカ?
RYUJI:なんで今の流れでアメリカなんだよ(笑)。よくわかんないよ。
To-i:俺、今、近場の富士急とか言おうとしたよ?
TAKUMI:ハワイだ!
― いいですね!皆さんで海外に行かれたことはあるんですか?
全員:仕事ではあります。
To-i:ロサンゼルスと台湾とタイに行きました。
― では、プライベートでハワイへ?
RYUJI:行きたいですね。
TAKUMI:To-iが連れてってくれたら行けるじゃん。
RYUJI:さすがっす(笑)!先輩!
TAKUMI&MASAKI:お兄さん!お兄さん!
― To-iさんに熱い視線が注がれていますが…(笑)。
To-i:二十歳祝いは、まずもらわなきゃ。
TAKUMI:ご飯は奢るよ。牛丼でいい?
To-i:牛丼かよ(笑)!いやー、でもハワイ行きたいね。来年行けるのか?
TAKUMI:いやー、行けないわ…。もっと頑張らなきゃ!
MASAKI:再来年あたり!
― では、再来年のハワイを目標に?
TAKUMI:みんなが20歳以上になったら、行けるかもしれないね。
To-i:僕達、横浜スタジアムでのライブをずっと目標にしてきているので、仕 事の目標は横浜スタジアム、プライベートの目標は4人でハワイ!
全員:いいねー!
To-i:それを仕事とプライベートの目標にしよう。
TAKUMI:目標は高く!
To-i:ハワイ行くために頑張ろう!
― スケールも一気に大きくなりましたね。
To-i:そうですね。コテージから富士急に、富士急からハワイに(笑)。
RYUJI:いいね!頑張ろう!
To-i:行こう!3泊4日で。
― 結構、弾丸なんですね(笑)。
To-i:キツキツで(笑)。
武道館公演までエンジン全開「今、本気で突っ走らないでいつ突っ走るんだ」
― では、先ほどからお話にも出ている年明けの武道館ライブへの意気込みを聞かせて下さい。TAKUMI:本当に、“今、本気で突っ走らないでいつ突っ走るんだ”っていう位のチャンスをいただいているので、全力で突っ走っていきます。だから僕達を応援してくれているスラッシャーの方々も、頑張ってついてきてほしいなと思います。
MASAKI:結成当時から武道館は夢の場所だったので、今年初めてやらせていただいた時はすごく感動したんです。もちろん緊張もあったし、涙を流すメンバーもいたりしたんですけど、すごく楽しいライブでした。なので、来年の武道館は、もっともっと楽しめる要素を入れて、笑顔の溢れる、おもちゃ箱をひっくり返したようなライブにしたいなと思います。
RYUJI:今年のお正月の武道館ライブから1年経った僕達が、どれだけ成長しているのかというところを、ちゃんとずっとついてきてくれているスラッシャーに見せたいです。そうすることで、やっぱりスラッシャーも、「あ、良かった。またついていこう」と思っていただけると思うので、この1年間の成長ぶりを全部発揮できるようにしっかり準備して、いいライブにしたいなと思っています。
To-i:ドラマの主題歌になって、色んな方に注目していただけると思うので、主題歌から僕達の存在を知った方にも、今までスラッシャーでいた方にも、楽しんでもらえるようなライブを作ろうと思っています。「どうなるんだろう?」という不安はいりません。“期待”と“騒ぐ”という気持ちだけを持って来てもらえれば、必ず最高のものをお見せします!
次々夢を叶えるDISH//、その秘訣とは
― 頼もしいですね。では最後に、またひとつ夢を叶えた皆さんから、夢を叶える秘訣を教えていただけますか?To-i:ひたすら口に出す。友達にも、独り言でも、色んなところで言っちゃうくらいの勢いで口に出し続けるというのは大事だなと思います。
TAKUMI:夢って、1人でも追うことはできるだろうし、もしかしたら叶うかもしれないけど、やっぱ周りの力ってすごく大事ですよね。一緒に頑張ってくれるメンバーと、それを支えてくれるスタッフさんや家族とか、周りの力も借りながら自分の力を信じていけば、きっと夢を掴めるんじゃないかな。
MASAKI:夢を大きく持って、その夢に対して自信を持つこと。「大きい夢だから、これは叶えられないんじゃないかな?」とか、そういう消極的な気持ちが夢を掴むチャンスを遠ざけていると思うので、大きくても、小さくても、その夢に対して自信を持つことが大事だなと思います。
RYUJI:MASAKIと似ているんですけど、ネガティブな気持ちにはならないことかな。いつでも前を向いて、絶対に叶えてやるんだという強い気持ちで努力していけば絶対に叶うものだと思うので、強く願うことですかね。
― ありがとうございました。
早朝からの取材だったにもかかわらず、常に笑顔が耐えない4人。わちゃわちゃとハイテンションで夏の思い出を語ったかと思えば、真剣な表情で今後の夢を語る。「僕らは誰も歩んだことのない道を進んでいる」。そうTo-iが話したように、“ダンスロックバンド”という新たな道をともに歩む4人の絆は強固なものだろう。「今、本気で突っ走らないでいつ突っ走るんだ」。またひとつ夢を叶えた彼らの勢いはまだまだ止まらない。(modelpress編集部)
DISH//(ディッシュ)プロフィール
TAKUMI、MASAKI、RYUJI、To-iの4人からなる平均年齢18歳のダンスロックバンド。2011年、アーティスト集団「恵比寿学園男子部(EBiDAN)」からの選抜メンバーで結成されデビュー。ギター、ベース、DJを武器に独自のエンターテイメントを繰り広げる圧巻ステージで注目を集め、2012年6月10日に「It’s alright!」でインディーズデビュー。グループ名の“ディッシュ=お皿”から連想されたライブ中の皿投げサービスは安定の盛り上がりをみせる。2013年6月、「I Can Hear」でメジャーデビュー。2015年元日には念願の武道館ライブを開催。2016年1月1・2日にも2度目の武道館ライブを開催することが決定している。
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